古今和歌集から(1)
日本最初の勅撰和歌集「古今和歌集」は、成立以降、日本文学における基本をなすものとして、枕草子、源氏物語他、多大な影響を与え続けて来た。
その古今和歌集の中から、様々な歌を選び、味わってみたい。
尚、順序は秋に始めることから、古今和歌集の順序には依らず、選びます。
また、様々な解説本にて、解釈が分かれている歌も多く、その場合は筆者の解釈とします。
※カクヨムにも掲載しています。
その古今和歌集の中から、様々な歌を選び、味わってみたい。
尚、順序は秋に始めることから、古今和歌集の順序には依らず、選びます。
また、様々な解説本にて、解釈が分かれている歌も多く、その場合は筆者の解釈とします。
※カクヨムにも掲載しています。
世の中に たえてさくらの なかりせば
2021/03/20 09:00
(改)
みわたせば 柳桜を こきまぜて
2021/03/21 09:00
いろもかも おなじむかしに さくらめど
2021/03/26 09:00
たれしかも とめてをりつる 春霞
2021/03/27 09:00
桜花 さきにけらしな あしびきの
2021/03/28 09:00
あだなりと なにこそたてれ 桜花
2021/03/29 09:00
けふこずは あすは雪とぞ ふりなまし
2021/03/30 09:00
さくらいろに 衣はふかく そめてきむ
2021/03/31 09:00
わがやどの 花見がてらに くる人は
2021/04/01 09:00
見る人も なき山ざとの さくら花
2021/04/02 08:00
春霞 たなびく山の さくら花
2021/04/03 09:00
まてといふに ちらでしとまる 物ならば
2021/04/04 09:00
のこりなく ちるぞめでたき 桜花
2021/04/05 09:00
この里に たびねしぬべし さくら花
2021/04/06 09:00
空蝉の 世にもにたるか 花ざくら
2021/04/07 09:00
さくら花 ちらばちらなむ ちらずとて
2021/04/08 09:00
花散らす 風のやどりは 誰か知る
2021/04/09 09:00
いざさくら 我もちりなむ ひとさかり
2021/04/10 12:00
ひとめ見し 君もやくると 桜花
2021/04/11 09:00
春霞 なにかくすらむ 桜花
2021/04/12 09:00
たれこめて 春のゆくへも しらぬまに
2021/04/13 09:00
ごとならば さかずやあらぬ さくら花
2021/04/14 09:00
さくら花 とくちりぬとも おもほえず
2021/04/15 09:00
久方の ひかりのどけき 春の日に
2021/04/16 09:00
春風は 花のあたりを よぎてふけ
2021/04/17 09:00
山たかみ みつつわがこし さくら花
2021/04/18 09:00
春雨の ふるは涙か さくら花
2021/04/20 09:00
さくら花 ちりぬる風の なごりには
2021/04/21 09:00
ふるさとと なりにしならの みやこにも
2021/04/22 09:00
花の色は かすみにこめて 見せずとも
2021/04/23 09:00
春の色の いたりいたらぬ さとはあらじ
2021/04/24 09:00
みわ山を しかもかくすか 春霞
2021/04/25 09:00
春ごとに 花のさかりは ありなめど
2021/04/26 09:00
花のごと 世のつねならば すぐしてし
2021/04/27 09:00
春霞 色のちくさに 見えつるは
2021/04/28 09:00
霞立つ 春の山べは とほけれど
2021/04/29 09:00
鶯の なくのべごとに きて見れば
2021/04/30 09:00
花の色は うつりにけりな いたづらに
2021/05/01 09:00
春ののに わかなつまむと こし物を
2021/05/02 09:00
やどりして 春の山辺に ねたる夜は
2021/05/03 09:00
吹く風と 谷の水とし なかりせば
2021/05/04 09:00
よそに見て かへらむ人に ふぢの花
2021/05/05 09:00
今もかも さきにほふらむ 橘の
2021/05/06 09:00
春雨に にほへる色も あかなくに
2021/05/07 09:00
おもふどち 春の山辺に うちむれて
2021/05/08 09:00
なきとむる 花しなければ うぐひすも
2021/05/09 09:00
花ちれる 水のまにまに とめくれば
2021/05/10 09:00
ぬれつつぞ しひてをりつる 年の内に
2021/05/11 09:00
けふのみと 春をおもはぬ 時だにも
2021/05/12 09:00
わがやどの 池の藤波 さきにけり
2021/05/13 09:00
あはれてふ 事をあまたに やらじとや
2021/05/14 09:00
(改)
さ月まつ 山ほととぎす うちはぶき
2021/05/15 09:00
さつきまつ 花橘の かをかげば
2021/05/16 09:00
ほととぎす なくやさ月の あやめぐさ
2021/05/17 09:00
いつのまに 五月来ぬらむ あしひきの
2021/05/18 09:00
おとは山 けさこえくれば ほととぎす
2021/05/19 09:00
いその神 ふるき宮この ほととぎす
2021/05/20 12:00
夏山に なくほととぎす 心あらば
2021/05/21 09:00
ほととぎす ながなくさとの あまたあれば
2021/05/22 09:00
五月雨に 物思ひをれば ほととぎす
2021/05/23 09:00
忍ぶれば 苦しきものを 人しれず
2021/05/24 09:00
こむ世にも もはやなりなむ 目の前に
2021/05/25 09:00
(改)
ゆく水に かずかくよりも はかなきは
2021/05/26 09:00
人を思ふ 心は我に あらねばや
2021/05/27 09:00
夢のうちに あひ見むことを たのみつつ
2021/05/28 09:00
こひしねと するわざならし むばたまの
2021/05/29 09:00
なみだがわ 枕ながるる うきねには
2021/05/30 09:00
恋すれば わが身は影と なりにけり
2021/05/31 09:00
夏の夜の ふすかとすれば ほととぎす
2021/06/20 09:00
心がへ するものにもが かたこひは
2021/06/21 09:00
はちすはの にごりにしまぬ 心もて
2021/06/22 09:00
あけたてば 蝉のをりはへ なきくらし
2021/06/23 09:00
夜ひのまも はかなく見ゆる 夏虫に
2021/06/24 09:00
ゆふされば 蛍よりけに もゆれども
2021/06/25 09:00
しぬるいのち いきもやすると 心のみ
2021/06/26 09:00
わびぬれば しひてわすれむと 思へども
2021/06/27 09:00
わりなくも ねてもさめても こひしきか
2021/06/29 09:00
恋しきに わびてたましひ 迷ひなば
2021/06/30 09:00
君こふる 涙しなくば 唐衣
2021/07/01 09:00
はかなくて 夢にも人を 見つる夜は
2021/07/02 09:00
いつはりの 涙なりせば 唐衣
2021/07/03 09:00
風吹けば 峰にわかるる 白雲の
2021/07/04 09:00
いのちだに 心にかなふ 物ならば
2021/07/05 09:00
人やりの 道ならなくに おほかたは
2021/07/06 09:00
したはれて きにし心の 身にしあれば
2021/07/07 09:00
わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと
2021/07/08 09:00
都いでて 今日みかの原 いづみ河
2021/07/09 09:00
ほのぼのと あかしの浦の 朝霧に
2021/07/10 08:00
唐衣 きつつなれにし つましあれば
2021/07/11 09:00
(改)