古今和歌集から(1)
日本最初の勅撰和歌集「古今和歌集」は、成立以降、日本文学における基本をなすものとして、枕草子、源氏物語他、多大な影響を与え続けて来た。
その古今和歌集の中から、様々な歌を選び、味わってみたい。
尚、順序は秋に始めることから、古今和歌集の順序には依らず、選びます。
また、様々な解説本にて、解釈が分かれている歌も多く、その場合は筆者の解釈とします。
※カクヨムにも掲載しています。
その古今和歌集の中から、様々な歌を選び、味わってみたい。
尚、順序は秋に始めることから、古今和歌集の順序には依らず、選びます。
また、様々な解説本にて、解釈が分かれている歌も多く、その場合は筆者の解釈とします。
※カクヨムにも掲載しています。
こりずまに またもなき名は 立ちぬべし
2020/12/10 09:00
人知れぬ 我がかよひぢの 関守は
2020/12/11 09:00
しのぶれど 恋しき時は あしひきの
2020/12/12 09:00
秋の夜も 名のみなりけり あふと言へば
2020/12/13 09:00
長しとも 思ひぞはてぬ 昔より
2020/12/14 09:00
しののめの ほがらほがらに 明けゆけば
2020/12/15 09:00
しののめの 別れを惜しみ 我ぞまづ
2020/12/16 09:00
ほととぎす 夢かうつつか あさつゆの
2020/12/17 09:00
あひ見ずば 恋しきことも なからまし
2020/12/18 09:00
君と言へば 見まれ見ずまれ 富士の嶺の
2020/12/19 09:00
夢とだに 見ゆとは見えじ 朝な朝な
2020/12/20 09:00
伊勢の海人の 朝な夕なに かづくてふ
2020/12/21 09:00
あひ見ねば 恋こそまされ みなせ川
2020/12/22 09:00
我が袖に まだき時雨の 降りぬるは
2020/12/23 09:00
山の井の 浅き心も 思はぬに
2020/12/24 09:00
忘れ草 種とらましを あふことの
2020/12/25 09:00
恋ふれども あふ夜のなきは 忘れ草
2020/12/26 09:00
夢にだに あふことかたく なりゆくは
2020/12/27 09:00
今はこじと 思ふものから 忘れつつ
2020/12/28 09:00
月夜には 来ぬ人待たる かきくもり
2020/12/29 09:00
久しくも なりにけるかな 住の江の
2020/12/30 09:00
三輪の山 いかに待ち見む 年経ふとも
2020/12/31 09:00
我が君は 千代に八千代に さざれ石の(国家元歌)
2021/01/01 09:00
天雲の よそにも人の なりゆくか
2021/01/02 09:00
行きかへり 空のみにして ふることは
2021/01/03 09:00
時すぎて 枯れゆく小野の あさぢには
2021/01/04 09:00
冬枯れの 野辺を我が身と 思ひせば
2021/01/05 09:00
水の泡の 消えでうき身と 言ひながら
2021/01/06 09:00
みなせ川 ありて行く水 なくはこそ
2021/01/07 09:00
世の中の 人の心は 花染めの
2021/01/08 09:00
色見えで うつろふものは 世の中の
2021/01/09 09:00
今はとて 君がかれなば 我が宿の
2021/01/10 09:00
あはれとも 憂しとも物を 思ふ時
2021/01/11 09:00
身を憂しと 思ふに消えぬ ものなれば
2021/01/12 09:00
先立たぬ 悔いの八千度 かなしきは
2021/01/13 09:00
明日知らぬ 我が身と思へど 暮れぬ間の
2021/01/14 09:00
時しもあれ 秋やは人の わかるべき
2021/01/15 09:00
神奈月 時雨に濡るる もみぢ葉は
2021/01/16 09:00
藤衣 はつるる糸は わび人の
2021/01/17 09:00
竜田川 錦おりかく 神奈月
2021/01/18 09:00
山里は 冬ぞさびしさ まさりける
2021/01/19 09:00
大空の 月の光し 清ければ
2021/01/20 09:00
夕されば 衣手寒し み吉野の
2021/01/21 09:00
この川に もみぢ葉流る 奥山の
2021/01/22 09:00
わがやどは 雪ふりしきて 道もなし
2021/01/23 09:00
雪ふれば 冬ごもりせる 草も木も
2021/01/24 09:00
白雪の ところもわかず ふりしけば
2021/01/25 09:00
みよしのの 山の白雪 つもるらし
2021/01/26 09:00
浦近く ふりくる雪は 白波の
2021/02/19 07:31
み吉野の 山の白雪 ふみわけて
2021/01/28 09:00
白雪の ふりてつもれる 山ざとは
2021/01/29 09:00
(改)
ゆきふりて 人もかよはぬ みちなれや
2021/01/30 09:00
冬ながら そらより花の ちりくるは
2021/01/31 09:00
ふゆごもり 思ひかけぬを このまより
2021/02/01 09:00
あさぼらけ ありあけの月と 見るまでに
2021/02/02 09:00
けぬがうへに 又もふりしけ 春霞
2021/02/03 09:00
梅の花 それとも見えず 久方の
2021/02/04 09:00
花の色は 雪にまじりて 見えずとも
2021/02/05 09:00
梅のかの ふりおける雪に まがひせば
2021/02/06 09:00
わがまたぬ 年はきぬれど 冬草の
2021/02/07 09:00
あらたまの 年のをはりに なるごとに
2021/02/08 09:00
雪ふりて 年のくれぬる 時にこそ
2021/02/09 09:00
きのうといひ けふとくらして あすかがわ
2021/02/10 09:00
ゆく年の をしくもあるかな ますかがみ
2021/02/11 09:00
春霞 たてるやいづこ みよしのの
2021/02/12 09:00
雪の内に 春はきにけり うぐひすの
2021/02/13 08:00
(改)
梅が枝に 来ゐる鶯 春かけて
2021/02/14 09:00
春立てば 花と見ゆらむ 白雪の
2021/02/15 09:00
霞たち このめもはるの 雪ふれば
2021/02/16 09:00
春きぬと 人はいへども うぐひすの
2021/02/17 09:00
谷風に とくる氷の ひまごとに
2021/02/18 09:00
花の香を 風のたよりに たぐへてぞ
2021/02/19 09:00
うぐひすの 谷よりいづる こゑなくば
2021/02/20 09:00
野辺ちかく いへゐしせれば うぐひすの
2021/02/21 09:00
かすがのは けふはなやきそ わか草の
2021/02/22 09:00
かすがのの とぶひののもり いでて見よ
2021/02/23 09:00
みやまには 松の雪だに きえなくに
2021/02/24 09:00
君がため 春の野に いでてわかなつむ
2021/02/25 09:00
かすがのの わかなつみにや 白妙の
2021/02/26 09:00
ときはなる 松のみどりも 春くれば
2021/02/27 09:00
わがせこが 衣はるさめ ふるごとに
2021/02/28 09:00
あをやぎの いとよりかくる 春しもぞ
2021/03/01 09:00
あさみどり いとよりかけて しらつゆを
2021/03/02 09:00
ももちどり さへずる春は 物ごとに
2021/03/03 09:00
をちこちの たづきもしらぬ 山なかに
2021/03/04 09:00
春くれば かりかへるなり 白雲の
2021/03/05 09:00
はるがすみ たつを見捨てて ゆくかりは
2021/03/06 09:00
折りつれば 袖こそにほへ 梅の花
2021/03/07 09:00
色よりも かこそあはれと おもほゆれ
2021/03/08 09:00
君ならで 誰にか見せむ 梅の花
2021/03/09 09:00
梅の花 にほふ春べは くらぶ山
2021/03/10 09:00
月夜には それとも見えず 梅の花
2021/03/11 09:00
春の夜の やみはあやなし 梅の花
2021/03/12 09:00
人はいさ 心もしらず ふるさとは
2021/03/13 09:00
春ごとに ながるる河を 花と見て
2021/03/14 09:00
梅がかを 袖にうつして とどめてば
2021/03/15 09:00
ちりぬとも かをだにのこせ 梅の花
2021/03/16 09:00
ことしより 春しりそむる さくら花
2021/03/17 09:00
山たかみ 人もすさめぬ さくら花
2021/03/18 09:00
やまざくら わが見にくれば 春霞
2021/03/19 09:00