4話 異端者ってなんだ?
会話文が多くなってしまいました。読みずらければすみません。
どうしてこなったかなー?
白いローブ姿の人のに付いて行くと庭から少し離れた部屋に着く。扉の前に止まると
「お入りください」
と言いながら横にずれる。
「あの、僕1人で入るんですか?」
てっきり目の前にいる人が話すのだと思っておいたツカサは、疑問に思い質問する。
「はい。私は中へ入ることは許可されていないので、本人からお話します」
と無表情のままたんたんと機械のように答える。
ツカサは言われた通りに扉を開けて中に入る。中には玉座の上に王冠を被った大柄な人とその周りには騎士らしき人が気おつけの体制で止まっていた。
「待っておったぞ」
すると玉座の上に座っていた大柄な男は頬ずえをつきながら呟いた。
「私はブレイブ王国の王、マルクス・ブレイブだ。取り敢えずそこに座れや」
と王マルクスが前にある椅子を指しながら軽い感じで言ってくる。取り敢えずツカサは言われた通りに椅子に座り呼ばれた理由をきく。
「あの、王様お話とはいったいなんですか?」
ツカサお得意の面接モードになる。なぜ中3なのに得意なのかと聞かれるとツカサは中1の頃から色々なバイトをしているからだが、ここでは細かい話は省く。
「話ってのはお前さんのジョブの話だ。お前、錬金術士ってのを持っているだろう」
「はい、それがなにか?」
王の問いに動じずに答えるツカサ。
「それが問題なんだよ。話ってのはその事だ、この国じゃな100年ぐらい前にな錬金術士持ちの集団が国内で大虐殺をして以来錬金術士を持っている奴は誰だろうと異端者として入れなくなったんだ、ここでお前に関わってくる。もしもこの国の勇者の仲間に錬金術士が居ると不味いんだ、だからお前さんにはこの国から出てって貰いたいんだが」
「は?ち、ちょっと待てよなんでこんな所に呼び出されたと思ったらすぐに追い出されなきゃならないんだよ!連れてきたのはそっちだろ!」
と今まで黙って聞いていたツカサは我慢ならないと席を立って怒りをあらわにする。すると即座に待機していた騎士達がツカサを拘束する。
「おい待て待て人の話は最後まで聞けって」
そうツカサを宥めると話の続きをしだす。
「出ていってもらいたいんだが、それは平民や貴族の奴らにバレたらって話だ。要はバレてなきゃいいんだよ」
ここまで聞いていたツカサ王がそれでいいのかよ、と思っていたりするが何も口に出していないので関係はない。
「バレないためにお前さんいやツカサにはお仲間さんとは別れて貰わなきゃならない。勇者の近くだと目立つからな、この条件が飲めるなら、別に出てってもらわなくてもいいんだ。どうする?今ここで決めてくれ」
とさっきまで軽い感じだった王が真剣な表情で聞いてくる。
《今断ったら野垂れ死ぬだけだよなー》
「分かりました、そこら辺はお任せします」
「よしきた!今日は戻ってもいいぞ、あ、いや待て。おーいちょつと外で待っているの呼んでこい」
「ハ!呼んでまいります」
と騎士が呼んできたのはツカサを連れてきた白いローブ姿の女の人のだった。
「お前は名はなんと言う」
「王族の護衛用メイドのシアです」
「よし、シアは護衛対象を王族からツカサに変更、ツカサのメイド兼教官とする、今日からツカサ専属のメイドだ」
「了解しました」
「訓練場所は室内の闘技場を使うように、ツカサにはなんかあったらこいつ経由で伝えるわ以上だ」
どんどん勝手に決まっていくのを止めることすら出来ず。その勢いのまま終了、王は周りの騎士さん達とどこかえサッサと行ってしまった。
「ご主人様、今日からよろしくお願いします」
ペコりとお辞儀をする。だがとうの本人は急過ぎて処理に追いつかず放心状態になっていた。
「ご主人様?大丈夫でしょうか?」
シアは返事がないので心配して声をかける。
「・・・ハ!?あの王は厄介だ、ん?」
「先程ツカサ様の専属メイドになりましたシアです。よろしくお願いします」
自分の声が聞こえていなかったのを理解した。シアはもう一度言い直す。
「あ、ああよろしくシアさん」
「ご主人様、さん呼びは必要ありませんシアとお呼びください」
「分かった分かった、その代わりにご主人様呼びはやめて貰えるかな」
「では何とお呼びすればいいですか?」
「普通に名前で呼んで欲しいな」
「ではツカサ様とお呼びします」
「様は取れないのね・・・」
カーンカーン何処からかお昼を告げる鐘の音が聞こえてくる。こうしてツカサの異世界生活の2日目の朝が終わる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あれからしばらくしてお昼を食べる為に食堂にいるのだが
「ツカサくんその人はどちら様?」
「えぇっと今日から僕のメイド兼教官?になったシアさん、なんだけどどうして凛南さんは怒ってらっしゃるのかな?」
シアと一緒のところに食堂で鉢合せたツカサと凛南。
「ツカサ様のメイドになりましたシアです。よろしくお願いします」
凛南さんに迫られている主人をおいて自己紹介する。
「よ、よろしくねシアさん」
「よろしく、シアちゃんって呼ぶことにするよ、いやかな?」
「いえ、シアちゃんで構いません」
ツカサと凛南を置いて話し合い始める3人。
「離れてください、動けません」
「むーしょうがないなー」
「はぁ、ん?ところで山口はどこいるんだ?」
ツカサの方はいやっと抱きついてくる凛南から解放され一息つくと、何時もなら存在感の濃い山口が居ないことに気づき辺りを見渡す。
「ここにいるっすよー」
そう返事をした、本人はいくつかの出来たてらしき料理を手に持ってやって来た。
「みなんが遅かったせいで時間過ぎてて料理頼めなかったんで調理場借りてつくってきたんっすよ、凛南さんはドリア。子鈴さんはミートスパ。坂田はマカロニグラタン。師匠は麻婆豆腐。でシアさんはピザでいいですかね」
愚痴を言いながらもテキパキとそれぞれの前に料理を並べる山口、 まるで出来る飲食店の店員である。
「スゲーな美味そう」
「パスター!わぁーこれ美味しいー」
「なあ食っていいか山口」
「あら、良くシアちゃんの分も作れたわね」
「いやあ皆が欲しければピザ分けようと思って作っただけですよ、どうぞ食べていいですよシアさん」
料理が並べ終わると自分の分を食べ始める皆さん。1人テンションがおかしくなっているが子鈴さんはミートスパを食べる時だけああなってしまうが毎度の事なので皆さんスルー。
「ツカサ様、食べてもよろしいのでしょうか?」
進められたのはいいがメイドが一緒になって食事をしてもいいのか分からず、質問するシアちゃん。
「いいぞ、てかこれからも同じ席で食べろよ」
許可が出ると着ていたローブを脱ぎ席に座って食べ始める。この時食事に夢中なツカサと坂田は気づいていないが、山口はローブを脱いだシアを見て俯いたままになっていた。
静かだった食堂に華やかな話し声が響いていく。
「なあ、山口思ったんだがこの世界にこの料理の材料なんてあったのか?」
皆さんスッカリ忘れていたがここは異世界のしかも中世のヨーロッパのような所。その事に気ずくと食べていた手を止める。
「それは、取り敢えずここにある物と足りないものはアイテムボックスの中にあった神の情けの中に入ってたやつで作ったすよ」
自慢げに胸を張りながら説明する山口。
「ただ神の情けは取り出すものじゃなかったらしくアイテムボックスの中にグチャーて出てきてビビったっす」
アイテ厶が沢山入るポーチを想像していた山口はとてもガッカリした様子で話してくれた。そのあとは皆異世界で元と同じ食事が出来たことに安堵しながらゆっくりと昼食をすませた。
感想等よろしくお願いします。




