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ダンジョンに行こう ~1層~

みなさんお久しぶりです。\(^o^)/

久しぶりの投稿になります。

そして、設定を忘れてしまう私です。

俺達はじいさんから場所を聞いた後、置いてきた分裂体を連れて教えてもらったダンジョンに向かった。


向かうこと数十分、その場所に着いた。

そこは洞窟だった。

しかし、その中から魔素が漏れだしていた。

ついでに、魔素とは魔力の素でもある。


「この中に居るダンジョンマスターを倒して、ダンジョン・コアを持って帰ればいい。そう言ってましたね。」

それと、ケンタウロスのスケルトンもな。

そう、じいさんはダンジョン・コアを持ってこいと言っていたのだ。


なぜ?と聞いたが、報酬に含まれているらしく、壊さずに帰ってこいとのこと。

壊してもいいらしいが、そうすると報酬が1つ減るのでアルテミスと分裂体には壊さないように注意しといた。


さてと、ここにいても始まらないので行きまか。

「はい。」

分裂体に先に行かせることにした。

もちろん特に考えてもなく約2000匹をダンジョンにぶちこんだ。


溶解&吸収は空気中の魔素を魔力に変換《へんかん》できるので後は勝手に増える。

まさに人海戦術だ。

まぁ、実際にはダンジョンの通路に隙間なくスライムで埋《う》めて移動するだけだけどね。

もしものために、前に1000匹と後ろに1000匹、真ん中に俺とアルテミスを配置した。


通路がいっぱいあれば片っ端から潰して行くつもりだ。

後、魔物が居れば弱らせてからアルテミスに止めを指してもらう。

俺より彼女の方を強くする。

レベルも俺の方が上がりやすいしね。


中は薄暗く魔素で魔力感知がちゃんと機能してない、ただ、俺と分裂体は振動感知と熱感知があるので問題ない。


ん?この先に左に道があり、真っ直ぐにも道がある。

とりあえず、左から行こう。

左に曲がると熱感知に反応があった。

全部で11体、全員で呑み込め!

「ギャバ、ギャババァ!」

「ギャバウウィ!」


奇声とともに何かが逃げていく。

まぁ、普通は逃げるだろうな。こんな蠢《うごめ》く壁が迫ってきたら。


逃げていく獲物を追っている内に少し広い場合にでた。

さっき確認ができなかったので、俺は少し前にでて確認をする。


こ、こいつら!!

醜い容姿に子供っぽい背丈、またゴブリンかよ!

何度目だ、俺はゴブリンと戦うのは!?

しかも森の方と違ってギャバギャバうるさいしよ。


「このゴブリン達、色が青いですね。武器や防具もしっかりしてますし。」

なに?こいつら肌が青いのか?

俺がゴブリンに集中して見ると、たしかに青色だった。

だめだ、ダンジョンの中が魔素で多いせいか機能してないぞ。

先生ヘルプミー!

『全魔力感知を視覚化に回します。』


先生が言うと、視界が鮮明になってきた。

おぉ、さすが先生!頼りになる。

俺が感動している間にゴブリン達は分裂体によって弱らせられていた。

ただ、溶けていた。グロいな。


俺は見るのが嫌だったがゴブリン達を鑑定した。

森のゴブリンと大差はほとんどない。

あるとしたら、ダンジョンゴブリンという種族と言葉がまったく理解できないことだ。


アルテミスにも聞いたが、理解できなかったらしい。どういうことだ?

そもそも、ゴブリンはなんで人の言葉が話せた?

それ自体謎だ。

『ゴブリンは人間界では亜人として扱われます。亜人とは魔物であるが人間と会話ができ、その代わりに魔物と会話ができない者を指します。』

え~っと、すまん、意味が解らない。

魔物と会話が出来ず、人とは会話ができる?

なぞすぎる。

『スキルを使用せずに、人語を話す魔物程度と覚えてもらえればよろしいかと思います。』


なんかスッキリしないが仕方がない。

アルテミス止めを。

「承知しました。」

アルテミスがお辞儀をしてから、ゴブリンの頭を足で踏み潰す。


ちょっと待てアルテミス。

「なんでしょうか?」

いつそんなバカ丁寧な作法を習った。

「主様《マスター》の記憶から独学で学びました。」

あれ?俺そんな記憶はないのだが?

まぁ、いいか。どうでもいい。


これで人間と接触《せっしょく》しても大丈夫だろう、たぶん。

俺は深く考えることをやめた。


片付け終えた俺達は道を引き返し、真っ直ぐの道を進む。

そして、大きな部屋に着き中に入ろうとした時、突然前から無数の火の玉が飛んできた。

「!?」

スライムの壁に着弾と同時に爆発した。


な、なんだ!?ひ、引けぇ!一旦引けぇ!!

分裂体と共に来た道を戻る。

どうやら追ってはこないようだ。

た、助かった。でも、結構な数を殺られた。

なんだったんだアレは。


俺が分裂体の間をすり抜け、確認できそうな所まで行く、もちろん、死にたくないので慎重に移動して鑑定をする。

火の玉の正体はゴブリンだった。

ダンジョンゴブリンメイジ、ただやっぱり森に居たゴブリンと違い装備が立派なのでゴブリンだけを倒すか。


あっ!こんなことならさっきのゴブリンの装備を剥《は》ぎ取っておけばよかったな。

次からは気をつけよう。

さて、どうしたもんか。

何体いるかしらないし、熱感知は物陰などで判らなくなる、振動感知も広いと伝わりにくくなる。

どうしよう?


俺が悩んでいるとアルテミスが分裂体をかき分けていく。

どうしたアルテミス?なんかいい方法でもあるのか?

「いい方法ではありませんが、ここは私にお任せを。」

なんかしらんが無茶だけはするなよ。

彼女が分裂体の前に出る。


「嗚呼、城の奥で悲しき女王は叫ぶ。」

彼女が言葉を発する。

これは歌?いや、違う。これは、詠唱だ。

「女王は一人静に泣き叫ぶ。哀れな犠牲者の骸《むくろ》の上で、ただただ女王は泣き叫ぶ。」

アルテミスが両腕を挙げ、自分の前にかざす。


すると、目の前に黒い球体が出現した。

「その声は破滅をもたらす死の叫び声。」

黒い球体は部屋の中へと飛んでいった。

その部屋の中心へと。

ゴブリンメイジは全員がそれを見る、ただ理解はできない。彼らは火魔法が使えるだけで魔法の知識が無かったから滅びる。

たとえ、あったとしても、聖魔法でしか防げないだろう。


「デス・スクリーム!!!」

彼女が叫ぶのと同時に黒い球体が横に割け、口の様になる。

「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ァァァ!!!!」

黒い球体が震え叫ぶ。

全てを破壊せねばと、叫ぶ続ける。


分裂体が壁になっていても聞こえてくる。

めっちゃうるさい!!

なんなんだこれは!?


叫び声が止むまで数分後がたった。

アルテミスが分裂体をかき分けて戻ってきた。

なんなんだ今のは?

「私の星魔法の1つです。でも、あまり使いたくはないですね。うるさいし、魔力が相当減りますし。」

だったら、俺にも言ってくれ。

「すみません。」

アルテミスがしゅんのなる。

べつに、怒ってはいないよ。ただ、俺にも言ってくれると助かる。

俺が人間だったら鼓膜が破れる。

「はい、今度から気をつけます。」

ところで、アルテミスは大丈夫なのか?鼓膜は破れていないか?

「術者には効きませんから、御安心を。」


そうか、安心しよ。

連中はどうなった?

「対処の方法と聖魔法が使えれば無事だと思いますが、無理でしょうね。ゴブリンですし。」

ゴブリンも哀れだな。そんなこと言ったら俺はスライムだけどね。

「主様は主様です。ただのスライムではありません!」


お、おう。判ったから俺を持ち上げないで降ろしてくれ。

「あっ!す、すみません。」

アルテミスが俺を降ろす。

やれやれだぜ。

ダンジョンゴブリンはダンジョンに居るゴブリンで、普通のゴブリンと差ほど変わりません

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