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8月短編集  作者: 天雲 律
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空と海が繋がる場所に

南半球にある国はサーフボードに乗ってサンタさんがやってくるらしい、俺がいる場所は日本の8月半年早くサンタさんがやって来た。


「メリークリスマス、魁人くんキミにプレゼントだ」


「要らないです、まだ8月ですし僕はもう20歳です、プレゼントを貰う歳ではありません」


大洗の荒い波に乗りサンタは登場した、サンタは白い髭を撫で思案する表情をする。


「ならば共に海と友になろう」


首を振り帰宅の準備をするとサンタは俺を掴み上げ、サーフィンを始めた。


始めてのサーフィンは波にバランスを崩され、何回も落ちそうになる、だがサンタさんが体を掴んでくれて、バランスを取れるようになってきた。


「なんで俺を連れ出したんですか」


「歳食ったからって、子供が大人にはならんじゃろうて」


サンタさんに連れられ、空と海が繋がる場所に来た、ただ蒼に包まれていた。

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