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七人の神様
給食は嫌いだ、だって特に理由も無く集められた約30人で、食卓を囲まなくてはならない。
「「「「いただきます」」」」
4人班のテーブルをくっつけ飯を食らう、何故くっつける必要があるのか、何故気に食わない物を食さないといけないのか、そして──
「各班から一人人をよこすんだぞー、今日はご飯が残ってるぞ」
先生と言う絶対的存在には抗えない事そして、顎で俺を指図するクラスのお調子者と指示役、だから給食は嫌なんだ。
しぶしぶ先生から白米を貰いに行く。
「今日も苫米地か、大っきくなるんだぞ」
白米だけを増やされて大っきくなるものか。
「白米だけで人は大っきくなるのですか」
「あぁなる米には七人の神様が宿っているからな、水 風 虫 太陽 雲 作り手、この七つが揃わないと米は作れんからな、米だけでも噛み続けると甘くて美味いぞ」
立派な御高説を聞き席に戻る、すでに主菜は完食済み副菜は残り僅かだが米を食らう、甘った米を汁物に、入れようとしたがクリームシチューだから、仕方なくシチューを飲み干し、先生の言った通り米を口に含み何度も咀嚼する。
「甘くなったな」
米は口の中に形を残していなかったが、確かな満足感を得られていた、意外と悪くないのかもしれない。
「ごちそうさまでした」




