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夢の温泉
いつものアコギの音と、水が流れる音で意識を獲得する、またプールだろうか。
目を開けると……何処かの銭湯だろうかお風呂の中に居た、けれど少しだけ硫黄の香りもする。
「硫黄の香り的に……別府温泉だな」
「蒼は匂いは感じにくいでしょ……まぁ、私も硫黄の香りは全然しないけど」
今までのセオリーで行くと、咲は温泉に来たことが無いのだろう
「じゃあ夢の中だけど入ろうぜ」
「………変態」
指を鳴らし以前プールの夢で使った水着を咲に着せる。
「……変態」
「なんでだよ」
「突然女の子を、水着にするのは変態の所業」
ぶつくさ文句を言いながらも温泉に足をつける、熱さには強いのか、しばらく温泉に浸かっていると、視界が虹色に包まれた。
午前11時に目を覚ます、夢での温泉の熱さに引っ張られたのか、寝汗が酷かった為、数分ぶりに風呂に入った、体からは硫黄の香りがまだしている気がした。




