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公爵夫人、地獄でワインを飲む  作者: 七七街


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8/9

8話

 王都で最も美しい断罪は、怒号の中では起きない。


 拍手と沈黙のあいだで起きる。


 八日後、王宮の冬季慈善晩餐会が開かれた。


 名目は貧民街の施療院と孤児院への支援。だが実際には、王都の有力貴族たちが一堂に会し、その年の立場と力関係をさりげなく確かめ合う場でもある。寄付という柔らかな言葉で包まれてはいても、そこに集まる視線は慈善より残酷だった。誰が盛り返したか。誰が沈み始めたか。誰がまだ笑顔を保てるか。そういうものを測る夜だ。


 ヴィオレッタは、その招待状を三日前に受け取った時点で、これが終着点になるとわかっていた。


 ここで決める。


 家の中ではない。

 夜会の片隅でもない。

 王都全体が見ている場所で。


 そう決めてからの三日は、短く、そして異様に静かだった。


 ヘレンの証言は正式な文書としてまとめられた。震える手で記した署名の横に、王宮法務局の確認印が押される。ラウルは最後まで執事長へ縋ったが、ベネットが帳場の印章処理について口を割ると、ついに“火鉢を運んだのは自分だ”と認めた。ヴェルナーはなおも「屋敷の混乱を収めるため」と繰り返したが、その言葉はヘレンへの口封じとトビアスの失踪が表へ出た時点で、もう保身の言い換えにしか聞こえなかった。


 トビアスも見つかった。


 王都を出る手前の宿で捕まり、最初は知らぬ存ぜぬを通していたが、彼の懐から慈善院経由の支払控えが出た。表向きは衣服代と薬代。だが同時期の慈善院の出金記録と照らすと、同じ日付、同じ額が何度も妙な形で分割されている。カシアンはそれを机へ並べて言った。


 「隠す時、人は嘘を足します。うまく消す者は少ない」


 その言葉どおり、嘘は足されすぎていた。

 慈善院、帳場、リディア、ヘレン、トビアス、ヴェルナー、ユリウスの借財。

 もともと別々に転がっていたはずのものが、いまは一本の縄のように捩れている。


 残る問題は一つだった。


 アーヴィンをどこまで引きずり出すか。


 彼は最後まで「すべてを計画した当人」ではないかもしれない。だが、少なくとも都合のいい方向へ流れるよう放置した。妻を疑い、隔て、記録の鍵が変わるのを認め、騒ぎが大きく見えることを止めなかった。その罪は、刃を握った者の罪とは少し違う。だからこそ厄介で、だからこそこの話の中心に置くべきだった。


 ヴィオレッタは、鏡の前で首元へ指を触れた。


 今夜のドレスは深い葡萄酒の色だった。血のような赤ではない。熟したワインのように、暗く、重く、静かに光を吸う色。飾りは控えめだが、首元にだけ白い石を一つ。喪の黒でも、復活の白でもない。終わらせる女の色だ。


 背後でエルマが髪を整えている。


「少し下げましょうか」


「いいえ。このままで」


 ヴィオレッタは鏡越しに自分を見た。


 以前の完璧な公爵夫人なら、もっと柔らかく微笑んでいたはずだ。今の顔はそれよりずっと冷えている。だが嫌いではなかった。少なくとも、誰かの都合を映す鏡ではない。


「奥様」


 エルマが静かに言う。


「今夜で、本当に」


「ええ」


 ヴィオレッタは答えた。


「もう戻らないところまで行くわ」


「はい」


 エルマはそれ以上何も言わなかった。その沈黙に、長年仕えた女の覚悟があった。


 王宮の大広間は、いつ見ても人を小さくする。


 高い天井、黄金の燭台、遠い楽団の音、磨き込まれた床。そこに立つ人間ひとりひとりを、あくまで“代わりの利く駒”に見せるだけの壮麗さがあった。貴族たちはそれを誇りと呼ぶが、ヴィオレッタには昔から少しだけ処刑台に似て見えていた。


 今夜、その印象は間違っていないのだろうと思う。


 会場へ入った瞬間、視線が流れた。


 もう以前のような、ただ美しい公爵夫人へ向ける視線ではない。

 知っている。

 待っている。

 何かが起きると、皆どこかでわかっている。


 ヴィオレッタは足を止めず、中央から少し外れた位置で立った。自分から注目を奪いにいくのではなく、誰もが自分を見ずにいられない場所へ。そういう立ち方は、長年の社交で体に染み込んでいる。


 少し遅れて、アーヴィンと義母が現れた。


 アーヴィンは相変わらず美しい。仕立ての良い黒の礼装、整った金髪、表情の作り方も間違ってはいない。だが今のヴィオレッタには、そこにひどく薄いものが混ざって見えた。かつては自信に見えていたものが、今ではただの塗りにしか見えない。


 義母もまた、いつもの完璧な女主人の顔をしていた。だが彼女の扇を持つ指は、以前より少しだけ強く骨ばって見える。家のために息子を切るかもしれない女の手だった。


 二人はヴィオレッタを見つけた瞬間だけ、呼吸の合わぬ沈黙を共有した。ほんの一瞬。けれどそのわずかな遅れが、もう以前のように盤石ではないと示していた。


「ごきげんよう」


 アーヴィンが先に言う。


「君も来ていたんだな」


「お招きいただきましたもの」


 ヴィオレッタは微笑んだ。


「寄付の話なら、わたくしにも関わりがありますでしょう?」


 その言葉に、義母の扇がわずかに止まる。


 寄付。慈善院。

 この場に相応しい言葉でありながら、彼らにだけは棘になる言葉だった。


「ええ、もちろん」


 義母が整えるように言う。


「公爵家としても、今夜は誠実に務めを果たさねばなりませんもの」


「ええ。本当に」


 ヴィオレッタはその言葉へ頷いた。


 会話はそれだけだった。だが周囲には充分だった。

 何かが張っている。

 何かがいまにも切れる。

 それを誰もが肌で感じる。


 その時、司会役の侍従が会場中央で声を張った。


「今宵の寄付先である南区施療院と聖ラウラ慈善院の運営報告がございます」


 聖ラウラ慈善院。


 会場の空気が、ほんのわずかにだけ動いた。


 ヴィオレッタは視線を上げる。王宮側の席に、カシアンが立っていた。黒衣のまま、手元には数枚の文書。彼はこの夜会の主役ではない顔をしている。だが、主役でない者ほど本当に場を変えることがある。


 報告は形式的に始まった。


 施療院の患者数、今年の冬の感染症、寄付金の用途、寝具と薬草の不足。続いて慈善院の運営。孤児の受け入れ、修繕費、食糧費――聞き慣れた言葉が並ぶ。貴族たちは頷き、扇を揺らし、興味のあるふりをする。


 だがヴィオレッタは知っている。

 今夜はそこで終わらない。


 運営報告の終盤、侍従が予定にはない一文を読み上げた。


「なお、会計監査の過程で数件の不自然な出納が認められたため、王宮法務局より補足報告がございます」


 会場が一度静まり返る。


 義母の扇が止まる。

 アーヴィンの顎がほんの僅かに強張る。

 そしてヴィオレッタは、ゆっくりと呼吸を整えた。


 カシアンが前へ出る。


「聖ラウラ慈善院の出納記録について、王宮法務局で確認を行いました」


 声はいつも通り低く平坦だ。感情を煽らない。だからこそ、ひとつひとつの言葉が硬く落ちる。


「その結果、ローゼンベルク公爵家関連の支援金の一部に、用途不明の分割出金、および帳場処理と一致しない移動が複数見つかりました」


 ざわめきが起きる。


 アーヴィンが一歩出かけるが、義母が袖を掴んで止めた。ここで動けば、それだけで自分から傷口へ手を入れることになるとわかっているのだろう。


 カシアンは続ける。


「また、その時期と重なる形で、ローゼンベルク家の帳場記録に不自然な貸付処理、焼却未遂、記録の隠匿が認められました。現在、関係者の供述照合を進めております」


 言葉はあくまで事務的だった。だが会場の耳は、もはや一語も逃していない。


 ヴィオレッタはここで動いた。


 ゆっくりと一歩、中央へ出る。


 視線が、彼女へ集まる。


「僭越ながら、ひとつ申し上げてもよろしいでしょうか」


 その声は大きくない。けれど大広間というものは、不思議なことに、最も聞きたい声音だけを遠くまで運ぶ。


 侍従が戸惑い、王宮側の年長貴族が一瞬迷った。だが誰かが止めるより先に、周囲が静まり返ってしまった。


 もう止められない。


 ヴィオレッタは会場を見渡した。婦人たち、老伯爵、王宮官僚、商会の後援者、若い子爵たち。皆が待っている。この瞬間を。


「わたくしは、ローゼンベルク公爵家の公爵夫人ヴィオレッタ・ローゼンベルク」


 短い沈黙。


「そして少し前まで、嫉妬に狂い、哀れな客人を害そうとした女として、静かに姿を消す予定の者でもありました」


 ざわ、と空気が動く。


 アーヴィンが「ヴィオレッタ」と低く制した。だがその声はもう、この場ではただの雑音だった。


「ですが、幸いにも計画は少し粗雑でしたの」


 ヴィオレッタは微笑む。


「帳場の記録は燃える前に押さえられ、使われた侍女は生きて見つかり、金の流れも、鍵の動きも、すべて綺麗に残っておりました」


 言いながら、彼女はアーヴィンへ視線を向けた。


「ですから、今夜ははっきり申し上げます。わたくしは毒など盛っておりません」


 会場のあちこちで、息を呑む音がする。


「代わりに、夫と家と使用人たちの都合のよい沈黙に、しばらく殺されかけておりました」


 義母が顔色を失う。

 アーヴィンが一歩踏み出す。


「やめろ!」


 その声は大きかった。だが大きすぎたせいで、逆に場の品位からはみ出した。何人かの貴族が眉をひそめる。貴族社会では、感情を剥き出しにした時点で負けることがある。


 ヴィオレッタは彼を見た。


「何をやめるのですか、アーヴィン」


「ここで家を潰す気か!」


「潰したのは、わたくしではなくてよ」


 静かに、しかしはっきりと返す。


「帳場を空にし、義弟の借財を隠し、慈善院を財布のように使い、被害者を仕立て、妻を隔離したのは誰かしら」


 アーヴィンが言葉を失う。


 義母がすぐに前へ出た。


「皆さま」


 彼女の声はさすがに整っていた。


「家内での不手際が、このような場へ漏れたことは心よりお詫びいたします。ですが、まだすべてが確定したわけでは」


「確定したこともございます」


 カシアンが被せた。


 そして文書を一枚掲げる。


「侍女ヘレンの署名入り供述。執事長ヴェルナーによる薬物混入の指示と、帳場記録焼却準備について。加えて、慈善院経由の出金証憑。さらに、義弟ユリウス殿への貸付処理記録。以上、少なくとも“公爵夫人の個人的嫉妬”では説明不能です」


 義母の顔から、ようやく本当の色が落ちた。


 周囲の視線が変わる。


 もうこれは夫婦の不和でも、屋敷内の揉め事でもない。

 家の金と慈善を歪めた話だ。

 つまり貴族としての資格に触れる話になった。


 ヴィオレッタは最後の一歩を踏み出す。


「お義母様」


 ゆっくりと呼ぶ。


「あなたはいつも、家のためと仰いましたね」


 義母が答えない。


「わたくしも、ずっとそう思っておりました。家を守るためなら、多少飲み込むことも、見えないところで整えることも、妻の務めだと」


 声は不思議と震えなかった。


「けれど違いましたわ。わたくしは家を守っていたのではなく、家が崩れないよう、自分を燃やしていただけでしたの」


 会場のどこかで、扇を握る音がした。


「そして夫は、それを当然と思い、義弟はそれに甘え、執事はそれを隠れ蓑にし、気づいた時にはわたくし一人が都合のよい悪役になるところでした」


 そこでヴィオレッタは、アーヴィンを真正面から見た。


「あなたはわたくしを止めたかっただけなのでしょうね。少しだけ静かになってくれれば、少しだけ大人しくしてくれれば、そのうち全部を曖昧に戻せると」


 アーヴィンの顔が歪む。怒りではない。羞恥と恐怖と、まだどこかで許されると期待していた男の顔だ。


「違う」


 かすれた声で、彼は言う。


「私はただ……」


「ただ?」


 ヴィオレッタは訊いた。


「ただ、何ですの」


 長い沈黙。


 大広間の空気が、まるで彼ひとりの喉へ集まっているようだった。何を言うのか。何を言い訳にするのか。皆が待っている。


 そしてアーヴィンは、最も醜い答えを選んだ。


「……あの時は、そうするしかなかった」


 ヴィオレッタは、一瞬だけ目を閉じた。


 ああ。

 そうなのだ。

 この男は最後まで、自分が“仕方なく”やっただけだと信じたい。

 愛していたのではない。

 信じていたのでもない。

 ただ、便利だった妻が都合の悪い時に邪魔になったから、脇へ置いただけなのだ。


 目を開ける。


「それで充分ですわ」


 ヴィオレッタは言った。


「今の一言で」


 その瞬間、彼女の中で本当に何かが終わった。


 怒りではない。

 悲しみでもない。

 もっと静かな終わりだ。


 王宮側の年長貴族が立ち上がり、淡々と告げた。


「ローゼンベルク公爵家の会計と慈善運営については、王宮預かりとする。公爵閣下、義弟ユリウス殿、執事長ヴェルナーについては後日正式な聴取を行う。公爵夫人ヴィオレッタ殿の件は、少なくとも現時点で悪意ある加害者として扱う合理性を失った」


 それは断罪ではない。

 だがこの場においては、それ以上のものだった。


 家が、公の前で切り離されたのだ。


 義母は立ったまま動かない。扇も、言葉も止まっている。家名を守るために嫁を切った女が、結局は家名ごと断ち切られる場面を、ただ見ているしかない。


 アーヴィンはまだ何か言おうとした。だが周囲の視線がそれを許さなかった。彼が何を口にしても、もう言い訳にしかならないと、この場全体が知ってしまっている。


 リディアは来ていなかった。被害者の顔を整えて出すには、今夜は危険すぎたのだろう。だがそれもまた、よかった。彼女を最後の見世物にする必要はない。


 ヴィオレッタはもう一度だけ、大広間を見渡した。


 誰も拍手などしない。

 そんな下品な場ではない。

 けれど沈黙の質が変わっていた。

 さっきまで好奇心だったものが、いまは確認へ変わっている。

 公爵夫人は落ちない。落ちるのは別の方だ。

 その認識が、会場全体へ静かに広がっていく。


 それで充分だった。


 後ろへ下がろうとした時、アーヴィンが低く彼女を呼んだ。


「ヴィオレッタ」


 声に縋りが混ざっていた。


 彼女は立ち止まる。振り返りはしない。


「……戻ってくれ」


 その一言に、何人かが息を止めたのがわかった。


 なんて愚かな男だろう、とヴィオレッタは思った。


 すべてが崩れた今になって、なお、自分が戻る前提で物を言う。これほど自分の罪を理解していない言葉はない。


 ヴィオレッタはゆっくりと振り向いた。


「あなたはずっと」


 声は静かだった。


「わたくしが戻る前提で、壊してきたのですね」


 アーヴィンの顔から、最後の色が消えた。


「違う、私は」


「違いませんわ」


 ヴィオレッタは微笑んだ。


「そして、もう戻りません」


 それで終わりだった。


 それ以上の言葉は要らない。

 許しも、断罪の叫びも、涙も。


 全部終わったのだ。


 夜会が終わり、馬車へ向かう回廊は静かだった。王宮の石壁は夜になると冷たく、足音をよく返す。エルマは少し離れたところで待っていたが、ヴィオレッタが手で制すると、そのまま先へ下がった。


 背後から足音が一つ。


 カシアンだった。


「きれいに終わりましたね」


 彼が言う。


 ヴィオレッタは少しだけ笑った。


「終わった、という感じではないわ」


「では」


「切れた感じ」


 カシアンは短く頷く。


「その方が正確でしょう」


 二人は並んで歩いた。近すぎず、遠すぎず。今夜の大広間で交わされたどの会話より、この沈黙の方がよほどましだった。


「リディアは」


 ヴィオレッタが言う。


「しばらく表へは出せないでしょうね」


「ええ」


「義母は息子を切るかしら」


「切るでしょう。ただし家のためです」


「そう」


「その点では、最後までぶれない人です」


 その物言いに、ヴィオレッタは少しだけ笑った。


「ひどい評価」


「事実です」


 それからしばらく黙って歩く。


 王宮の外へ出る手前で、ヴィオレッタは立ち止まった。夜気が冷たい。肺へ入る空気がひどく澄んで感じられる。


「ねえ、カシアン」


「はい」


「今夜のわたくし、ちゃんと勝って見えたかしら」


 問いは思ったより小さな声で出た。


 カシアンはすぐには答えなかった。少しだけ考えるように彼女を見て、それから言った。


「勝った、というより」


「ええ」


「誰にも書き換えられない形へ戻った、という方が近い」


 ヴィオレッタは目を伏せた。


 その言葉は、拍手よりもずっと深く残る。


「そう」


「ええ」


 それ以上、彼は飾らない。


 だからこそ、その言葉は信用できた。


 馬車へ乗り込む前、ヴィオレッタは一度だけ王宮を振り返った。高い窓の灯りはまだ消えていない。今夜ここで起きたことは、明日の朝には整った報告書になり、昼には噂になり、夜には新しい秩序の話へ変わっているだろう。


 だがそれでいい。


 もう、自分だけが消される物語ではない。


 馬車が動き出し、王宮の石段が遠ざかる。


 膝の上へ置いた手を見つめながら、ヴィオレッタは思った。

 復讐は果たした。

 けれど心は晴れない。

 勝ったからといって、失った時間も、愛していた頃の自分も戻らない。


 それでも――終わったのだ。

 少なくとも、あの家の妻としての自分は。


 窓の外の夜は静かだった。

 まるで何も起きなかったように、王都は美しい。

 その美しさの下で、今日いくつの人生が形を変えたのか、街は何ひとつ知らない顔をしている。


 ヴィオレッタはその無関心さに、少しだけ救われた。


 すべてが終わったことを、世界まで理解する必要はない。

 自分が知っていればいい。

 自分は、戻らなかった。

 それでいい。


 そして馬車の揺れの中で、ほんの一瞬だけ、彼女は思った。


 この先を、誰の妻でもなく歩いていく時、自分はどんな顔で笑うのだろう、と。

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