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夏雪は見ていた

作者:美黒
 死にたいけれど、死ねないなんて思う事はないだろうか。俺は毎日そう思っている。
退屈な日々の中、俺を取り巻く環境は一風変わっている。
 心を壊した俺、俺を束縛して手中に収める千夏、幽霊しか愛せない毅、死んでしまった美咲。幼馴染である俺たち四人は、何処かで狂っていると知りながらもそれをやめることは出来ない。俺自身も、死んでしまった心を生き返らせる事は考えられなかったはずだった。
 しかしその考えは覆されることになる。
 七月の夏真っ盛りなある日、この町にだけ、雪が降った。燦々と太陽が輝く中、雪は平気な顔をして降り積もったのだ。
 そして同時に、夏雪は奈緒という女性を連れてくる。無邪気で天真爛漫で破天荒。楽しい事しか考えていないような彼女は、だけど俺の死んでしまった心を蘇らせた。ありていに言えば、俺は奈緒に惚れたのだ。
 彼女に惚れた俺は、何とか振り向かせようと行動を試みるけれど、奈緒はそんなの気にも止めない。やがて夏雪が俺の町を侵食し始めて、それどころではなくなる。
 雪に侵された町、神出鬼没の奈緒。その正体とは――。
1 夏雪
2018/03/12 21:12
2 約束
2018/03/17 18:29
3 恋人
2018/03/18 20:52
4 合戦
2018/03/22 20:21
5 色彩
2018/03/27 15:29
6 邂逅
2018/04/14 20:56
7 拒絶
2018/04/16 19:45
8 変化
2018/04/19 14:12
9 解答
2018/04/24 22:02
10 放心
2018/04/26 16:15
11 理由
2018/04/27 22:12
12 断絶
2018/04/29 20:40
13 逃避
2018/04/30 21:06
14 過去
2018/05/01 14:13
15 計画
2018/05/03 20:25
16 後悔
2018/05/04 20:29
17 愛憎
2018/05/05 20:48
18 告白
2018/05/07 21:44
19 透明
2018/05/08 20:54
20 昔々
2018/05/10 21:04
21 帰宅
2018/05/12 19:01
22 夏雪
2018/05/14 21:08
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