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【新章開始】社畜辞めました! 忍者始めました! 努力が報われるダンジョンを攻略して充実スローライフを目指します!~ダンジョンのある新しい生活!~  作者: 3104
六章 章タイトルはおいおいで!

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春が来た!

時間ジャンプ!

 季節が変わり、春が来た。


 リンは大学三年生になり、モデル活動を本格化した。

 動画配信がバズって、一気に本業の仕事が増えた形だ。

 本人は活動を減らしたいと言っている。


 もっと俺と一緒に過ごしたいそうだ。

 それは嬉しい。


 だけど俺は活動を勧めた。

 リンは渋々、俺がそう言うなら……と続けている状態だ。


 俺のほうにリンを遠ざける気持ちは一切ない。

 わざわざダンジョン外での活動を勧めたことには、ちゃんと意味がある。


 それは、外部との接触だ。

 引っ込み思案のリンには普通の人々と関わる普通の生活をしてもらいたいのだ。

 ダンジョンにばかり潜っていると、感覚がおかしくなってしまう。


 ブラック労働に慣れて、普通の生活が分からなくなった俺のようには、なってほしくない。

 危険なダンジョン攻略しかできない大人になったら困るからな。


 とはいえ、モデルや配信者としての生活で普通の感覚が養われるかは微妙なところだ。

 まあ、攻略漬けよりマシだろう。



 トウコはからくも進級した。

 出席日数はギリギリで、成績もボチボチという結果。

 留年しなかっただけ儲けものだ。


 生活態度も悪いと定評がある。

 相変わらず友達を作れていない。

 いじめられてこそいないが、避けられている。

 トウコから歩み寄る気はなく、それでいいと思っているそうだ。


 三者面談を実の両親が辞退したので、代わりに俺が身分を偽って出席した。

 教師によればトウコとクラスメートはお互いを無視しあう状態らしい。

 そう言って教師は深刻そうに頭を抱えていた。

 トウコが親戚を装っている俺のことを店長と呼んで、俺も頭を抱えた。

 ごまかすのが大変だったっての!


 さすがトウコ。

 世を忍べないタイプである。


 それでも俺は通学を促す。

 理由はリンと同じだが、トウコの場合はもっと必要性が高い。

 楽しくなくとも学校に通って普通の高校生活を送らせたい。


 本当に嫌なら無理やり行かせるつもりはないが……。

 まあ、トウコの様子を見るに許容範囲内だろう。


 と思っていたのだが、トウコの学校も新学期からオンライン授業に切り替わるという。

 世界的なパンデミックの影響は収まるどころか拡大している。


 トウコは大喜びだったが……。

 普通の高校生活とは言えなくなってしまったか。



 さて、俺はというと特級忍者二年生に進級した。

 というのは冗談だ。

 忍者に学年なんてない。


 【分身の術:分身数増加】で自律分身を増やし、三人体制で攻略と検証に励んだ。


 二人の自律分身をペア運用している。

 それぞれ違うスキルを付与すると高いシナジー効果を発揮する。

 片方に【壁走りの術】をつけ、もう一方に攻撃スキルをつけたりして助け合うのだ。


 相手によってはボスも二人で撃破できる。

 宝箱の確保などの日課を安心して任せられる。


 クラフト系スキルも使えるとわかったので、修理や薬の補充も任せられる。

 高度な付与が必要な場合だけ自分でやればいい。


 ダンジョン攻略が進んだかというと……。

 これはあまり進んでいない。


 というのも、外での仕事が忙しかったからだ。

 仕事と言っても表のやつじゃあない。

 公儀隠密の任務である!

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