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【新章開始】社畜辞めました! 忍者始めました! 努力が報われるダンジョンを攻略して充実スローライフを目指します!~ダンジョンのある新しい生活!~  作者: 3104
五章 本業は公儀隠密で!

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水と刀の両立!

 熱水晶の手榴弾、槍についての検証が済んだ。

 近くの物体を熱するのが、その効果だ。


「さて、次は本命、新装備の検証だ!」

「あたしの背中は冷え冷えっス!」


 着物の背中に仕込んだ氷水はまだ溶けきっていないようだ。

 一時間くらいは持ちそうだな。


「水が温くなったら濃霧で冷やすから、言ってくれ。

 俺の装備を検証するぞ!」

「店長の装備って、さっきのヘンテコ手袋っスか?」

「それもそうだが、こっちだよ!

 圧力感知式の放水グローブだ!」


 俺は手袋をはめた手をトウコに見せる。


「おおっ!

 なんだかビームでも出そうな感じっス!」

「当然、出るのは水だけどな!」


 ぴゅっと水を飛ばしてみせる。


 自律分身が前方を指差す。


「おい、ちょうどいいところにゴブリンが来たぞ!」


 ちょうどいい被検体が来た。

 ゴブリンの一団に左手を向ける。


「んじゃ、さっそく!

 ――【操水】プラス【水刃】!」


 管に水圧をかけ、水鉄砲の要領で水が射出される。

 【水刃】で固めた水が飛ぶ。


 これぞ、水の矢(ウォーターボルト)だ!


「アギッ!?」


 水の矢がゴブリンの喉元に突き刺さる。

 ゴブリンが倒れ、塵に変わる。


「おおっ!

 一発っス!」

「おお、これは威力十分だな!」と自律分身。


 そう言いながら自律は放水銃のノズルを絞る。

 足元に水を撒きながら後退していく。


 そこへ赤ゴブリンが走り込んでくる。

 水の上にさしかかったところですかさず水を操って足を掴む。


 ゴブリンがつんのめり、顔面から地面に叩き付けられる。


「ベギャッ!」

「ていっ!」


 後頭部に刀を叩きこみ、塵へ変える。

 ゴブリンの一匹が手榴弾を投げようと振りかぶる。


「うらっ!」

「ギッ!?」


 トウコが放った弾丸がゴブリンの手元、握り込んだ手榴弾を打ち抜く。

 手榴弾が赤熱し、爆発。


「ナイスだトウコ!」


 赤ゴブリンが炎上し、倒れ込む。

 そしてそのまま塵に変わる。


 至近距離で爆発すれば十分な火力がある。

 熱が集中したのだ。


 俺は走り込み、次のゴブリンを斬り捨てる。


「ウギッ!」


 ゴブリンが槍を投擲。

 空を裂いて飛んでくるそれに向け、左手を向ける。


「水盾!」


 左手から飛び出した水が盾を形成。

 作り出した盾を槍が貫通する。


 だがこれは意図したもの。

 あえて水を柔らかく固めて、熱水晶が起爆しないように受け止めたのだ。


「ファストスラッシュ!」

「……ギッ!」


 逆手に握った右の刀を一閃。

 ゴブリンが倒れ伏し、塵に変わった。

 それと同時に盾に突き立っていた槍も塵化して消える。


「おお、いい感じっスね!」

「これなら水と刀の使い分けはばっちりだな!」


 使い勝手は良好だ!

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― 新着の感想 ―
ぴゅっと… 「ヘアッ!」み゛〜! 水の矢… ゴブリン「アベシ!」 足を掴む… 某マド○ンド(笑) ズベッ…ビタン!勢いよくぶっこけた! 効果抜群だ!
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