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【新章開始】社畜辞めました! 忍者始めました! 努力が報われるダンジョンを攻略して充実スローライフを目指します!~ダンジョンのある新しい生活!~  作者: 3104
五章 本業は公儀隠密で!

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選ぼう! 水忍法!

 俺たちは草原ダンジョンに移動した。

 リンは【食品収納】を経由して持ち込んだトカゲ肉を調理中だ。


 俺とトウコは風呂の準備をしているところ。

 トウコがポリタンクの水をタンクに流し込みながら文句を言う。


「この作業、いい加減メンドイっスねー」

「仕方ないだろ。

 雨が降るわけじゃないしな」


 快適すぎて忘れがちだが、ここはダンジョンだ。

 水道の蛇口をひねったら水が出るわけもなし。


 水は外で汲んでから運んでくる。

 それをタンクに足しておけば、風呂場まで水が流れていくのだ。


 風呂に溜まっている水はリンが【食材無毒化】で浄化してリサイクルしている。

 とはいえ、流し場で体を洗ったりして使った分の水は減る。


 だから、こうした地道な補給が必要になるわけだ。

 スローライフってやつは、けっこう大変なんだよね。



店長(てんちょー)、店長!」


 トウコが期待の目で俺を見る。


「なんだよ?」

「店長は水忍法使いっス!

 だったら、水を出しちゃえばいいんスよ!」


 これは名案、という顔でトウコがうなずく。


「もう何度も言っただろ?

 水噴射で出した水は残らないんだ」


 生活に便利な術じゃなくて、攻撃用なんだろうな。

 トウコがなおも言う。


「じゃあそういう術を取ればいいんスよ!」

「ふむ。

 前に見たとき、そんな術はなかったが……。

 水忍法もかなり使い込んだし、出てきたかもしれないな」


「再チェックしてみるといいっスよ!」

「ま、見てみるか……」


 ステータスを開いて習得可能なスキルを確認する。


 【上級忍術】の【水忍法】の下に分類されるスキルだ。


「まず、持っているのはこれだ。

 【操水】【水刃】【水噴射】」

「いつものヤツっスね!」


「要らないのがこれ。

 【水壁】【水浄化】」


「水壁はさっきやってたっス!」

「あれは【操水】でできる。

 だから要らないんだ」


 トウコが納得顔でうなずく。


「なる!

 水浄化はリン姉に任せるから要らないんスねー」

「そうそう。

 で、判断がつかないのがこれだ。

 【水探知】【水潜み】【水中呼吸】【水中行動】」


「水(ひそ)みは楽しそうっスね!」

「説明によれば、水の中に潜めるらしいが……。

 まあ、今のところ使う機会がない。

 後回しだな」


 水中戦の機会があれば役に立ちそうだけど……。


「前から気になっていたのは【濃霧(のうむ)】【水圧】だ」

「なんか地味そうっス」


「当時は水噴射と濃霧のどっちにするかを悩んだんだよ。

 でもまあ、水噴射を選んでよかったかな」

「派手でいいっスよね!

 店長のスキルにしてはっスけど!」


 水量の多さもあって、十分に派手だ。

 それでも火や銃よりは地味かもな。


 だが、かなり活躍してくれている。

 もはや俺の主力スキルと言えよう!


 選んでよかった【水噴射】君!


「二十一階層なら【防水】も役に立ちそうだな」

「アツアツの水がヤバいっス!

 激アツっス!」


 そりゃ物理的にアツいだろうよ。

 ゴブリンの熱水晶やトカゲの爆発だけでなく、水にも気をつけなきゃいけない。

 熱水を防げれば安心できる。

 普通に防水はアリだよな。


「そういえば、火傷は大丈夫なのか?

 ちゃんと丸薬飲んだか?」

「おかげでバッチリ治ったっス!

 ほらほら、スベスベツヤツヤっスよ!

 触って確かめてみてもいいっスよ?」


 トウコが片足を掲げるようにして足を見せてくる。


 火傷の跡はなく、きれいなものだ。

 ふくらはぎあたりのぷにぷに具合が……。


「いや、確かめねーよ!

 あとは……おお! 増えてるぞ!」


 リストを辿っていくと、目当ての術が目に入った。


 あるじゃないか!

 まさに希望通りの術が!


 --------------------

 【水生成】

 水を生成する。

 --------------------



 トウコが興味しんしんと言った様子で俺の顔をのぞき込んでくる。


「なにが増えてたんスか?」

水生成(みずせいせい)だよ!

 そのものズバリ、水を生成する術だ!」


「おおーっ!

 ウワサをすれば水っスね!」

「そんな言葉はない!

 だけど、その通りだな」


 前に見たときにこの術は見当たらなかった。


 やはり状況に応じて現れるのか?

 【水噴射】を使いこんだからかもしれないな。


「こうなると優先度が高いのは【水生成】と【防水】か?

 うーん。

 でも【防水】は【操水】でカバーできるかもな」


 トウコが嬉し気に言う。


「てことは【水生成】っスよ!

 水出し放題! お風呂の水汲みも終わりっス!」


 トウコが嬉し気にポリタンクを放り投げた。


「おいっ!

 サボりたいだけじゃねーか!」


 トウコがへらりと笑う。


「いいじゃないっスかー!

 ダンジョンでも便利!

 生活にも便利!

 あたしはラクチン!

 ウィンウィンっス!」


 悪気ない笑みに、俺は毒気を抜かれる。


「ま、そうだな。

 じゃあ、さっそく取得しよう。

 まずは一段階で試してみるぞ!」


 俺は指を軽やかに動かしてスキルを習得する。

 ポチっとな!


 さあ、これで水を出し放題だぜ!



 ステータスとスキルはこうなった。

 悪性ダンジョンでのステルスレベルアップもあって、スキルポイントは多少余裕があるね。



 --------------------

 名前 : クロウ ゼンジ

 レベル: 35

 筋力 : C

 体力 : B+

 敏捷 : B+

 知力 : C

 魔力 : C

 生命力: C


 職業 : 忍者、中級忍者、上級忍者

 スキル:

  【忍術】2

   【壁走りの術】3

   【分身の術】5

   【薬術】3

   【忍具作成】4

   【忍具】3

   【忍具収納】4

   【体術】3

   【毒術】2

   【吸着(きゅうちゃく)の術】3

   【反発(はんぱつ)の術】3


  【中級忍術】

   【判断分身の術】2

   【入れ替えの術】3

   【引き寄せの術】2

   【中級忍具作成】2

   【空中歩行の術】2

   【中級薬術】1

   【金縛りの術】2


  【上級忍術】

   【自律分身の術】2

    【意識共有】2

   【水忍法】

    【操水】2

    【水刃】1

    【水噴射】2

    【水生成】1(NEW)


  【隠密】

   【隠術】3

   【消音】3

   【消臭】2

   【致命の一撃】3


  【暗殺】3

  【投擲】3

  【歩法】3

  【身体強化・敏捷力】2

  【身体強化・筋力】2

  【身体強化・体力】2

  【精神耐性】2

  【暗視】3

  【回避】3

  【受け身】3

  【危険察知】3

  【跳躍】3

  【軽業】3

  【瞑想】2

  【木材加工】2

  【登攀(とうはん)】1

  【魔石収納】3


  【打撃武器】

   【打撃武器・威力強化】2

   【フルスイング】3

   【インパクトストライク】3


  【片手剣】

   【片手剣・威力強化】2

   【ファストスラッシュ】3

   【ピアススラスト】2


  【検証者】3:

   【勤勉】1

   【風忍法】1

   (空き)


 --------------------

 (残ポイント:21)

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― 新着の感想 ―
中々勤勉のスキルレベルがあがんないっすね(;´∀`) そもそも検証者だと熟練度上がらないのか?ボーナススキルだから熟練度がかなり高めに設定されてるのかな?
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