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世界樹のはやぶさ  作者: 相良義人
第四章
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第四十二話 休戦

こんにちは、吉良義人です。

今回は少し長くなっていますが、ご了承下さい。

それでは『第四十二話 休戦』どうぞよろしくお願いします。

「……あんた……イオリア……?」

 茫然といった風体で、ハヤトが言葉を発する。

 それに対してイオリアは、猿轡を噛まされた状態でありながらも言葉を話そうとして、くぐもった声を漏らしている。

「――ッ、―――ッ! ―――ッ」

「待って。今それを解くから……」

 始めに猿轡を外すと、イオリアは新鮮な空気を求めて荒く息を吐く。かなり息苦しかったのだろう。

 ハヤトは黙々と、イオリアの腕を拘束する縄を解こうとしているが、イオリアの言葉に作業の手を止める。

「あの娘が……っ、ルイスが……」

「ルイス? ルイスがどうしたんだ!?」

 前に会った時とは違って弱々しいイオリアの様子に、ハヤトはただならぬものを感じる。釣られて、ハヤトの心にも暗雲が立ち込めてくる。

「裏切られた……。奴ら、始めからルイスが狙いだったんだ……!」

「奴ら? 奴らって? 始めからルイスが狙いだったって、どういうこと?」

 こういう時こそ、落ち着かなくてはいけない。

 ハヤトは軽く深呼吸をして、イオリアの両肩をガッチリと掴む。焦点の合っていなかったイオリアの瞳が、徐々に知性の光を取り戻す。

「落ち着いて、そして僕に説明して欲しい」

「………悪かった、取り乱したな」

 完全に落ち着きを取り戻したのだろう。イオリアがバツが悪そうにうつむき、小声で謝罪の意を示す。それに無言で頷いてみせて、ハヤトは再び、依然としてイオリアの腕を拘束している縄を相手に格闘を始める。

「奴ら――仮面を付けていたあいつらは、私と、いわば契約しているような間柄だった」

「……契約?」

「あぁ。奴らの出してきた条件は、神殿区の教皇のみが閲覧出来ると言われている書物を読み解くこと。それを果たすことを約束すれば、絶大な力を与えると……」

 ――絶大な、力。

 イオリアの口から出てきたその言葉に、ハヤトは思わず彼女の顔を見つめる。「絶大な力」と一言で言い表しても、その実態は実に様々だ。その力を野望を抱く者が行使すれば、それは世界を破滅させかねない危険なものへとなり、また逆に誰かを守ろうとした者が行使すれば、それは世界を救済するだけのものへと変貌を遂げる。

 ――彼女の場合は、どっちだったのだろう?

 ふとした疑問がハヤトの脳裏によぎるが、すぐにそれは霧散する。そんなもの、イオリアの目を見れば余程心が死んでいない限りは誰にでも分かる。

「……ルイスのために、ということ?」

「そう、だな。今になって考えてみれば、あれは関わってはいけないものだ。一見して正しそうな契約でも、裏には必ず奴らが突き込める場所がある。隙あらばこちらが払った代償だけを喰って消えてしまう、そんな性質の悪い悪魔だ」

 自嘲するように、イオリアは頬を軽く持ち上げた。それを黙って見つめていたハヤトだが、唐突に部屋の外から聞こえてきた足音に顔を上げ、傍の剣に手をかける。

「構える必要はないさ。多分、私の部下だ。……信用出来る方の、な」

 イオリアの言葉を裏付けるように、階段を下りてきたのは銀甲冑で全身を覆った騎士が二人――神殿区に所属する、戦士たちだった。

「案ずるな。こいつは私の仲間だ」

 イオリアは騎士たちに声をかける。これで大丈夫か、と少しだけ安堵の息を吐いたハヤトは剣から手を放そうとし――固く握りしめた。

「……どうやら、信用されていないみたいなんだけど?」

「お前ら、どういうつもりだっ! 私は言ったはずだ。こいつは私の仲間だと――」

 焦った風で声を荒げるイオリアだが、騎士たちは何の声を発さずに己の剣を振り上げ、そして足を踏み出す。

「させるかッ!」

 始めに一歩を踏み出した騎士の胴に目掛けて剣を突き出す。切先が鎧の中央に凄まじい音を立てて突き刺さり、ビシッと大きなヒビが入る。

 思いがけない衝撃に騎士はよろめくが、ハヤトは予想しなかった手応えに目を丸くする。

「……なあイオリア。ここの騎士って、中身が空っぽだったりは――」

「はぁ? 何を言っているんだお前は。中身が無いのに動く訳が――ってまさか、奴らが?」

「うん、明らかに手応えが違った」

 軽く首肯を返しながらも、ハヤトは騎士の繰り出す斬撃を避け、空いた脇に斬撃を叩き込む。鋭い攻撃で騎士の着ていた銀甲冑が砕け、何も映さない虚空だけの中身があらわになる。

「まさかこいつら……」

「仮面の連中の同類、だろうね」

 二人目の振り下ろした斬撃を正面から弾き飛ばし、がら空きになった胸部へ立て続けに攻撃を直撃させる。木端微塵に砕けた鎧は、そのままガシャンと音を立てて崩れる。

「……あんまり強くないな」

 仮面を被っていた連中と比べると、あまりに呆気ない。どういうことだろう。

 思わず考え込もうとするハヤトだったが、イオリアの言葉に我を取り戻す。

「……一人だけ、絶対に信用出来る奴がいる。まずはそいつと合流しよう」

「その後は?」

「ルイスを助けに行く……と言いたい所だが、私はそうもいかないな」

 仮面たちの力を借りたとはいえ、今やイオリアは一端の神官などではなく、神殿区の未来を担う教皇候補者の一人だ。そんな者が軽々と外を出歩ける訳がない。

「……分かった。ルイスは僕たちに任せてくれ」

「………あぁ。その代わりと言っては何だが、お前の罪も含めて、どうにか隠蔽してやる。少しでも動きやすい方が良いだろ?」

 渋々といった様子でルイスのことを任せてくれたイオリアだが、次に彼女が出した条件にハヤトは思わず顔をしかめる。己の罪を隠蔽するということに、反射的に拒否反応が出たのだろう。

 思いがけず義理堅いハヤトに思わず苦笑いしながら、イオリアは言葉を付け加える。

「元々、私はあまり、世界樹という正体不明のものを保護するために規則を作る神殿区には、賛成していないんだ。お前の罪を無くすのは、その第一歩だとでも思え。どうせすぐにそんな規則は消えるんだ」

「………」

 思わず「じゃあなんで神殿区で神官やってるんだよッ!?」と突っ込みそうになったが、ハヤトはその衝動をどうにか自制する。が、どうやらイオリアは読心術の心得でもあるのか、ハヤトの考えていたことを悟ってしまったらしい。少しの間逡巡する素振りを見せてから、イオリアは語り始めた。

「ルイスのことをお前に任せるんだ。お前を信用して話そうと思うんだが……。元々、ルイスは私の家族が拾った子供だ。話では、裏通りに捨てられていた彼女を私の両親が拾ったらしい」

「………捨てられていたのか」

「一昔前では、それも仕方ないことさ。あまりに多くの人間が世界樹に登って、そして果てた。結果として、地上に残される人間たちは段々弱っていったのさ」

 地上に残される者たちにとってかけがえのない存在が、自分の知らない場所で次々に消えていく。その恐怖は、計り知れないものだろう。

「まぁそんな中では、私の父は臆病な人間だったらしい。世界樹で戦うことを恐れて、地上に残って細々と商売をしていたよ」

 少しの間、過去を慈しむように目を細めていたイオリアだが、すぐに顔を引き締めて話を続ける。

「少しの間だったけれど、私たちは実の家族のように過ごしたよ。始めは私たちを警戒していたルイスも、すぐに打ち解けた。……そんな時だ。神殿区の連中が、妙な占いをした」

 どんどん貧困になり、痩せ細っていく人間を見て危機感を覚えた神殿区の人間は、その現状を打破するため、神からの導きをどうにかして聞こうと躍起になったと聞いたことがある。その時期、占いによって世界樹に生贄として捧げられた子供が何人も現れたということも。

「ルイスが、世界に大きな災いをもたらすというものだ。奴らは、ルイスを神殿区の中に連れて行って、そのまま外の世界とは触れ合わさずに収容し続けた。奴らは――」

「……もう、良い。後は大体分かった」

 そのまま話し続けようとしていたイオリアの悲痛な面持ちを見て、思わずハヤトはイオリアの言葉を遮る。

 ピタリと口を閉ざしたイオリアは、黙したまま天井を見つめ、そして疲れたように息を吐いた。

「……無駄話が過ぎたな。早く行こう」

「……あぁ」

 前に立って部屋から出ていくイオリアの背中を見送りながら、ハヤトは軽く頭をかく。

 ルイスに、そんな過去があろうなどとは一度も考えたことは無かった。確かに、神殿区の奥部に収容されていただけ、何か訳ありなのだろうとは思っていたが……。

 ますます沈んでいく気持ちを鼓舞するように軽く頬を叩き、頭を振る。

 とりあえず今は、現状を打破することの方が先だ。ハヤトはイオリアの背中を追って、降りてきた螺旋階段を登り始めた。



     ×××××


「ハヤトさんは無事でしょうか……」

 仲間の安否を憂い、こちらの気など知らずに陽気な光を放ち続ける太陽と青い空をアリアは見上げた。

 近くではまだ、神殿区一角での爆発を誰が起こしたのか、調査が続けられているらしい。慌ただしく走り回る騎士たちの甲冑がガチャガチャと音を立てている。時折、狼狽えた様子の神官の声も聞こえてくる。

 汗が滲み出てきた手の平を軽く拭い、アリアは潜んでいた建物の影から軽く顔を覗かせる。既に大分休息は取れた。できることならこのままずっと隠れていたかったが、それでは陽動としての意味が無くなってしまう。

「行きますか……」

 今もどこかで同じく走り続けているだろう友人の顔を脳裏に浮かべ、アリアは軽く息を吐く。もう一度肺に新鮮な空気を入れてから、アリアは酷使して熱を持ち始めた脚に無理を言い、強く足を踏み出して走り出す。早くもアリアの姿に気が付いた騎士たちが、威勢の良い掛け声と共にアリア目掛けて走り寄ってくる。

「まったく、いい加減しつこいですねッ!」

 叫びながら数本、矢を騎士たちの足元に放つ。当てるつもりなど無い、牽制程度の攻撃だが、それでも騎士たちは立ち止まってそれを避けてくれる。

 もつれそうになる足をどうにか前へ動かし、アリアはひたすら走る。いつまで逃げていればいいのかなどは皆目見当も付かなかったが、それでもハヤトを信じて走り続ける他は無い。

 不意に、アリアは後ろから追ってきているはずの騎士たちの足音が全くしなくなったことに気が付く。諦めたのか? しかし彼らは、実力こそ冒険者に及ばなくても任務を遂行する執念に関しては随一のものだと思っていたのだが。

 荒く息を吐き、アリアは震えそうな脚を休ませる。そろそろ本格的に休息を取らなくては、後の方に響いてくるかもしれない。元々アリアは冒険者とはいえ後方支援に特化した戦いを得意としているため、長時間走り続けるなどの持久力や速く走るといった瞬発力では、前衛のハヤトとテナに劣る。それでもこれまで逃げきれてたのは、一重に彼女の冷静な状況判断能力だけが成せた技だろう。

 木の幹に背を預け、ズルズルと座り込む。パンパンに膨れた脚を揉み解しながら、アリアは周囲の状況を素早く確認し始める。

 ――神殿区の裏庭、のような場所だろうか? 幾本か樹木が乱立して、それぞれが濃い緑色の葉を茂らせている。地面はやや湿った土で覆われ、陽光は木の葉に遮られてまともに差し込んでこない。

「逃げるにも隠れるにもやりやすい、でしょうか……」

 とはいえ、いつまでも同じ場所にいては見つかるのも時間の問題だ。

 周囲の地形把握のためも兼ねて、少しだけ歩いてみることにするアリアだが、数歩を刻んだところでその足がピタリと停止する。

「あれは……」

 ――黒い外套に、獣を模した仮面。

 それを確認した刹那、アリアは近くの木陰に身体を滑り込ませる。

「よりにもよってここに来ますか……」

 仮面たちは全員で五人。全員で何かをしているらしく、円状に固まっている。

 何をやっているのかは明瞭では無いが、念のために始末しておこうかと弓を引きかけたアリア。だがさすがに五人相手は厳しいと考え直したのだろう。その手を名残惜しそうに下ろす。

「何をやっているのか……。見えませんね……」

 必死に目を凝らして仮面たちの様子を探ろうとするアリアだが、彼らも周囲を気にしているのか、なかなか見通すことができない。

 ……ためしに少し、脅かしてみようか?

 邪推めいた思考がアリアの脳裏をよぎった。そしてその瞬間、アリアはそれを行動に移していた。

 可能な限り気配を薄く保って、木の上に身体を安定させる。その状態で軽く弓を引き、天上目掛けてそれを軽く放つ。微かな音を立てながら射られた矢は蒼穹の中で緩やかな弧を描き、仮面たちの傍にあった木の枝に突き刺さり、ガサッと音を立てさせながら枝を揺らした。

「―――ッ!?」

 思わず木の上を仰ぎ見た仮面たち。その瞬間だけ、彼らの取り囲んでいるものの姿が見えた。

「……ルイス、さん……?」

 銀色の髪を揺らすルイスはどうやら意識を失っているようで、目を閉じたまま動かない。呼吸に伴って身体が上下しているから、ただ眠っているだけだろう。

 思いがけない光景に動揺するアリア。だから彼女は、気付くことができなかった。――最大にして最恐の脅威たる仮面たちの首領が、すぐ近くまで来ていることに。そして更に悪いことに、どうやらアリアの姿に気付いたらしいことに。

 アリアがやっと気が付く頃には、既に仮面の男は相当近くまで距離を詰めていた。

「―――ッ!」

「悪いが、逃がす訳にはいかないのでな。覚悟しろ」

 咄嗟にアリアが放った迎撃の矢を苦無で弾き、更に返す手で懐に忍ばせていた小石を凄まじい回転と共に放つ。必要最低限の動作で放たれた小石は、だがしかし常軌を逸した速度で空を斬り裂き、即座に身体を捻ったアリアの頬を掠めて木の枝を穿つ。

 一連のやり取りでアリアの存在に気が付いた仮面たちは、ルイスを仮面の男からも隠すように陣を組み、そそくさとその場を後にしていく。

「……ッ! 待てっ、その娘は連れていかせは――」

「貴様の相手は私だ。余所見はしないで貰いたい」

 低い声と共に、仮面の男は一度の跳躍でアリアの潜む枝近くまで飛び乗ってくる。それから逃れるようにアリアは木から転がるように下り、矢を仮面の男が通過するであろう場所に向けて射る。

 学生時代を主席同然の成績で通過したアリアの、常日頃からたゆまぬ努力を続けてきたからこそ成せる技に、仮面の男は驚愕の気配を見せるが、空で身体を捻って矢を避ける。

「避けますか、さすがですね……」

 感心したように声を上げるアリアだが、言葉とは裏腹にその顔には余裕の色は浮かんでいない。間近まで迫っていた死神の気配に背筋を凍らせ、冷や汗で背中がぐっしょりと濡れてしまっている。

「――死ねッ」

 短く声を放った刹那、仮面の男の姿がその場から霧散する。それとほぼ同時にアリアは、勘に頼って身体を横へ転がす。数瞬前までアリアの首があった位置を、黒い苦無が貫いた。

 必死に距離を保とうと後ろに下がるアリアだが、それを嘲笑うように、仮面の男は物凄い速度でアリアの矢を避け、距離を詰めていく。

「くぅ――ッ」

 思わず声を漏らすアリアに、仮面の男は容赦なく苦無を突きたてようとするが、直前になって身体を横へ転がす。アリアの直上を掠めるように薙ぎ払われた剣の残像と共に、友の声がアリアにかけられた。

「アリア、大丈夫っ!?」

「……テナ……!」

 剣を振り抜いた形のテナが、仮面の男を睨んでいる。

 アリアも慌てて体勢を立て直し、弓を思い切り引く。標準に定めたのは、仮面の男の額。人間を射ることに抵抗がないといえば嘘になるが、今は場合が場合だ。ある程度の覚悟は、陽動作戦の前に決めてきた。

 テナ、アリアと仮面の男の間に、緊迫した空気が流れる。何かのアクションが起こればそれだけで場面が崩壊してしまうような、そんな危うさを持っていた。

「来るよアリアっ!」

「―――ッ!!」

 テナの注意の声とほぼ同時に、仮面の男がその姿を歪ませる。否、歪んだように残像だけが残される。

 初見ではまず避けられない攻撃だが、一度も見れば大まかな斬擊の軌道は推測できる。それを避けるように身体を左右に飛ばしたテナとアリアは、仮面の男が停止したのを確認した瞬間に、反撃の一手を打ち込もうとする。

 しかし仮面の男もそれが狙いだったのか、始めにテナの胸部目掛けて苦無を突き出す。

 ――同士討ち狙いかっ!?

 慌てて矢を放つ構えをするアリアだが、すぐ脇を物凄い速度で駆け抜けた男の姿に弓を下ろした。

 男はそのままテナと仮面の男の中へ割り込むように、手中の剣を閃かせ――


「――ストォォォップッッッ!!」


「「―――ッ!?」」

 突然割り込んできた乱入者に驚き、反射的に身体を引かせる両者。テナは間近まで迫っていた濃密な死の気配に背筋を凍らせると共に、命拾いしたことに安堵の息を吐く。対して仮面の男は、一度ならず二度までも乱入を許してしまったことに苛立ったように、大きな舌打ちを打ったが、乱入者の姿を確認して気配を明らかに変化させる。

「……貴様……ッ」

「ストップストップ。戦いに来た訳じゃないんだって」

「ならば何故貴様がここに――」

 敵意を剥き出しにして、噛み付くように言葉を発する仮面の男だが、ハヤトの来た方から歩み寄ってきた女性の姿を認めて、口を噤んだ。

「そいつの言う通りだ。私とこいつは、手を組むことにした」

「……イオリア様……」

 釈然としない、といった様体の仮面の男だが、主君の命令には従うらしい。油断なく構えていた苦無を懐に仕舞い、相変わらずハヤトのことを睨めつけながらも、とりあえず休戦することを受け入れたらしい。

「さ、テナとアリアも。武器を下ろして」

 こちらはあまりの急展開に茫然としていたテナとアリア。ハッと気が付いたような素振りで、ずっと構えていた武器を下ろした。

「え、えっとハヤトさん。これはいったい……」

 その場で争っていた三人全員が感じていた疑問を、アリアが代表して尋ねる。

 それに対してハヤトは、まあ当然だよな、と頭をかきながら、早口で状況の説明をしていくのだった。

今回の話は如何だったでしょうか。

もう少し丁寧に書いても良かったかなと個人的に思ったりもしたのですが、読者の皆様はどう感じられたでしょうか?

まあそんなことよりも重要なことが一つあります。

実は私、先週の土曜日くらいにPCが壊れてしまいまして、執筆時間の大幅な短縮を強いられた状態にあります。

ちょうど今話でストックも尽き、結構なピンチになっています。

そのため、これから更新が遅れるなどということがあるかもしれませんが、ご了承頂ければ幸いです。

さて、それでは今回はこのくらいで。

これからも『世界樹のはやぶさ』をどうぞよろしくお願いします。

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