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たかだかお風呂でてんやわんや

湯舟に浸かりながら瞳を閉じる明日香。

『今日は楽しかったけど、、、少し疲れたかな』



蓮香と出会い何故か告白?のような事をされて、なし崩しで桜も伴い出かける事になった。


そして一番驚いたのは自分の感情だった。

私は、蓮香と桜が好きなのだ。

しかもこれは異性に対する好きに近い物だ。

愛しく感じるのだ。



今までこれほど自分の心を乱す者は一人も居なかったというのに。

たった1日一緒に居ただけで、こんな気持ちにさせられるなんて、、、。

「誰かを好きになるって、時間は関係無いのかもね、、、」



長湯し過ぎると桜と蓮香が遅くなってしまう。

そろそろ上がって2人にお風呂を使って貰わなくては。

そう思い直ぐにバスルームを出て、手早くバスタオルで身体を拭く。



他人が家に居ると、裸の状態でいる時間がとても怖い明日香。

理由は言うまでも無く、女装がバレたら不味いからだ。

普通にしていれば恐らくバレる事は無いだろう。


しかし念には念をだ。

サッサとショーツを穿いてブラを着ける。

そしてパットを入れる。

パットがズレない様に全てのブラには細工してあるので、これで問題無し。



蓮香に買って貰った白いパジャマ用のワンピースと、セットのショートパンツを身に着ける。

洗面台の鏡で自分を見ると、裾先は緩やかに広がっていて腰から上は結構タイトだ。

Aラインシルエットで、スタイルが良く見える、、、と言うか少しエロいぞ、、これ。

『桜と蓮香め、、ワザとタイトなのを選んだな、、、』



しかも裾がギリギリお尻が隠れる感じなので、めちゃめちゃミニである。

故にショートパンツがセットなのだ。

スラリと細くて長い脚が強調されて、まるで明日香の為に有るような代物であった。



とりあえず髪の毛をドライヤーで乾かして、直ぐにリビングへ向かう。

すると桜と蓮香が服を脱いで下着姿になっていた。

『うぉ~い、、、何やってるんだ、この娘達は、、、』

と、明日香の声にならないツッコミが入る。



明日香に気付いた桜が、

「あ~おかえり~」

「今ね買った下着合うか試そうかと思ってたんだ~」



桜の巨乳が揺れる。

その上、腰はくびれていてお尻も大き過ぎず綺麗な形をしている。

まるでグラビアアイドルのような桜のスタイル。


これは目の毒だと思い咄嗟に明日香は桜から視線を逸らした。

出来るだけ自然に、そして何気なく言葉を交わす。

「お店でちゃんと試着しなかったの?」



桜は嬉しそうに買ったブラジャーを手に取って、

「したよ~」

「私が言ってるのは見て貰って似合うか感想聞きたかったの~」



明日香が視線を逸らした先には、蓮香の下着姿があった。

うお、っと声を上げそうになるが明日香は堪えた。


引き締まった蓮香の身体。

何かスポーツでもしていたのだろうか?

さらに桜程では無いが胸が大きい。

そして高そうな黒色の下着を身に着けていて、なんだか凄く扇情的である。



明日香は冷静さを装い、溜息をついた。

「さっさとお風呂行ってらっしゃい」

「洗濯物は籠に入れててくれれば、私がちゃんと仕分けして洗っておくから」



蓮香は申し訳なさそうに下着とパジャマを胸に抱える。

「お洗濯をお姉様にさせてしまうなんて、、」

「申し訳ないです、、、」



蓮香の頭に優しく手を置いて撫でる明日香。

「いいのよ」

「それより申し訳なく思うなら早くお風呂済ませてね」

「でないと洗濯する私も遅くなっちゃうから」


すると蓮香は嬉しそうに撫でられながら笑顔を見せた。

「分かりました」


一見して少し気の強そうな雰囲気の蓮香。

その彼女が見せる笑顔はギャップがあってとても可愛い。

『私は蓮香のこんな笑顔に惹かれたのかもしれないな、、、』



油断してると明日香の背中に桜が抱き着いて来た。

下着姿なので刺激が強すぎる。

「隙あり~!」

と意味不明な言葉を発する桜。



今度は演出では無く、明日香は本当に溜息が漏れた。

「桜さん、、、」

「ふざけてないで早くお風呂行っておいで」



ほんの少しだけ抱き着いたままの桜だったが、直ぐに離れた。

そして何故か「フフフ」と笑う。



それを見た蓮香が少し感心したように、

「あ~~なるほど、、そうやって嗅いでるんですね!」


そう桜は明日香に何気なく抱き着くことが有る。

その時に桜は明日香の匂いを嗅いでいたのだ。



『してやられた~』

『と言うか、、蓮香さんもそこ感心するところじゃないから、、、』

明日香は諦めた様子でぼやくしかなかった。



そして桜と蓮香は、明日香に怒られる前に脱衣所へと向かってしまう。



まあ明日香を慕っているからこその行動なのだろうけど。

度が過ぎると明日香が困ってしまう。



この先どれだけ困らされて、そしてドキドキさせられるのか、心配であり楽しみでもある明日香であった。




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