激突!バタダ王国
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バタダ王国というよりもバタダ王への対策はかなり昔から考えていた。
しかし、そのための準備には莫大な金と時間がかかる。
俺はヒノデが堕ちかけてきたあたりから、ピトロテウス川に巨大な橋をつくった。
そしてすぐに二つの砦を建設した。
これはバタダ王がモズクワに攻めてこないようにするためだ。
二つあるのは、バタダ王国領とモズクワ王国領に作ったからだ。
この巨大な橋が通過されると
モズクワの都市スレンジまであっという間に来られてしまうからだ。
その後はバリスタを分解式に改良し、素早く展開し、射撃する訓練をモズクワ兵に課した。
ヒノデと名目上、同盟を結んだ時からは、スレンジにヒノデ軍を駐留させた。
そして、彼らには大砲を素早く展開、射撃する訓練を課した。
あとはバタダ王が砦に攻めてくるのを待つだけであった。
ヒノデ王国と同盟をして4年後
俺は145歳になった。バタダ王軍が砦方面に進撃中との報告がはいる。
俺はいそぎ、スレンジに向かうのだった。
報告から2日目、馬より早く、そして眠らない俺はスレンジについた。
急ぎ、バリスタ隊と大砲隊を集める。
目指すは橋を越えた砦だ。
砦と言ってもほとんど、ただの壁で駐屯する兵達には時間を稼げ。
としか指示していなかった。
スレンジを出発して2日目。俺は一人でさきにバタダ側の砦に入る。
砦はすでに攻撃されていた。相変わらず門がギャンギャン殴られていた。
俺たちが攻撃しなかったので、門をたたく武器がないのか、岩でぶん殴っていた。
そして夕暮れになると引き上げていった。
その日の深夜。
俺は一人、砦をでて、バタダ軍が野営している位置へこっそりと近づく。
俺の見た目は真っ黒なローブの下に青銀のカツラである。
「(見張りが1000オーバーなら退避だ)」
わざわざ深夜に出てきたのは、遠征軍の見張り体系が、年長者からつくことを知っているからだ。
まぁ、変わっていなければだが・・・
俺は焚き火を確認すると火魔法を発動し、見張りに火を浴びせる!!
「おうわわっ!!!」
そして一気に加速魔法で肉薄しつつ、刀身を黒く塗り、さらに毒を塗ったナイフを投擲する。
「おっとっ!!」
見張りの長命種は体に火が付きながらもナイフを避ける。
彼は600歳オーバーの長命種でもちろん顔なじみだった。
俺は彼が躱すことは予測済みで、彼がかわしたところに立ちナイフで切り付けた。
一太刀浴びせると俺は破片手りゅう弾を投げつけ、砦に一気にもどる。
ズカーン!
背後で爆発音がするが、振り向くことをせず一気に砦へと帰還した。
「(あと49人、しかし、長年一緒に訓練してきた人を殺るのはキツイな・・・慣れないと・・・)」
そう心の中でつぶやくしかできなかった。
切り付けたナイフにももちろん毒が塗ってあり
破片手りゅう弾で仕留めれずとも致命傷は免れない、加えて毒だ。
彼はもうだめだろう。
余談だが、マサが最初につかった火魔法は、種火となる火が必要だった。
何もない所から火を生み出すものではない。
種火を動かしたり、大きくしたり火を消したりすることができる魔法だった。
翌朝
遠征軍が再び砦を攻めてくる。
俺は外壁の物見から彼らをこっそりのぞくだけだ。
「おい!!同胞よ!!我らは味方だ!!お前はもう奴隷じゃない!!」
バタダ女王がそう叫ぶと、丸太と岩をつかって門をたたき始めた。
しかし、人数は一人足りなかった。
「(発言と行動があってないような気がするなぁ・・・)」
俺は、時折門に手をかけ、土魔法で門を修理しつつ夜を待つ。
深夜
昨日とまったく同じやり方で長命種を一人攻撃する。
翌朝
昨日とまったく同じ様子で門を攻撃しに来る。
しかし人数がさらに一人減っていた。
「(なぜ、同じ戦法をとりつづけるのか・・・)」
そんなやりとりが4日続く。
砦にバリスタと大砲隊が到着する。
俺は彼らに叫ぶ。
「お前ら!!明日は決戦だ!!しっかり休め!!凄まじい戦闘になるぞ!!英雄になるチャンスだ!!お前たちでバタダ王を打ち取るんだ!!」
「「うおーー!!!」」
俺は勝つ気しかなかった。
「(陛下、明日、あなたの首をとります)」
俺は、敵の野営地方面に向かって内心でつぶやいた。
作戦はこうだ、今夜中に門を劣化させる。
翌日、バタダ王国が門を攻撃してくる。ひらく。
なだれ込んでくる。
砦内には落とし穴がたくさん仕掛けられている。
即座にバリスタを射撃。時間差で大砲を射撃。
俺がバタダ女王に突っ込む。
味方には俺ごとでいいから、バリスタ二射目と大砲二射目。
あとはひたすらこれを繰り返す。
よってバリスタや大砲は、外を向いているのではなく、砦内を向いているのだった。
砦の半円状の外壁上にバリスタと大砲が、砦中央を狙って並ぶ。
俺は正々堂々と戦うつもりなんて1ミリもなかった。
だが、誰かが陛下を止めないと、バリスタや大砲の嵐でも突破される心配があった。
それくらいバタダ女王は強いのだ。
しかし、この作戦もダメダメな作戦で1000歳オーバーも陛下クラスなため、簡単に崩れるかもしれない、ダメダメな作戦だった。
翌日
連日と同じように4人減って46人になったバトルジャンキー達が迫る。
ギャンギャンギャンギャン ドギャーン
「あーっはっはっは!!!開いたぞ!!!つっこめぇー!!!殺せええええ!!!」
「あはははははー」「うふふふ~」「ヒャッハー!!」
「(仲間がやられててもやっぱ平常運転なんだな・・・)」
俺は機械のような彼らの態度をみて、すこし安堵したのだった。
「(さて、陛下、胸を借りますよ!!)」
とうとう俺はバタダ女王2000歳オーバー
かつての大陸覇者、気まぐれでこの戦国時代を作り出した、最強の敵と対峙する。
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