ロドロゼからの脱出
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独立6日目 朝 ロドロゼ
「・・・さま!!!」「・・・くん!!!」
俺はハッとして顔を上げる。飯を食ってる途中で墜ちたらしかった。
エリンが泣きながら俺の背中に顔をおしつける。
「えーん、えーん、死んじゃったかとおもったよぉ・・ぐす・・・」
かわいい
「ご、ご主人様!よ、よかった!」
ジンはホッとした顔をする。
「エリンのご飯がうますぎで死にそうだった」
「ひっく、ひっく、ただの保存食だよぉ・・・ひっく、ひっく」
かわいい
エリン、ジン、水と食料を約50人分用意して荷馬車に積むぞ
「はい!」「うん!」
俺は寝落ちにより口から落ちて床におちていた、干し肉を再び口にいれ飲み込む。
水を一気の飲み。干し肉を口に詰めるだけ詰め込み。
外に出る。もぐもぐ
3人と食事の手伝いをさせてる子供奴隷をつかって急いで馬車に食料を積む。
「エリン引き続きここを頼む、どんどん交代で休憩させろ。エリンもちゃんと休憩しろよ。愛してる」
そう言ってエリンにキスして、ジンと馬車に乗り、捕虜収容所へ
「(やばい、今日で三日で非常にヤバイ、ぶっちゃけエサやり忘れてた)」
捕虜収容所(旧奴隷の館)
ジンにリカとケンジの分の食事を渡し、ケンジと交代して起きてるはずのリカと交代するように言う。
俺は、捕虜収容所の扉の鍵をあける。
ギイィィィ
凄まじい臭いが漏れる
「(非常にまずい・・・)」
持てるだけの食料をもってかつて奴隷の収容されていた部屋へ・・・
糞尿はたれ流しで、全員衰弱しきっていた。
すぐに手に持つ水と食料を檻の中にいれ、馬車にもどる。
馬車にはリカがいた。
「ご主人様っ!あのー、大変かと思いますがあと少しですよっ!」
リカはたぶん状況がよくわかってない。
だが、俺の煤汚れと血でカピカピなった服装と臭いを結び付けて元気づけてくれたんだろう。そうであってほしい。
リカにを収容所に入れることはできない。
俺はリカに先に東門へ戻るように指示を出す。
捕虜収容所は、6人いた乳児が全滅した。ひとまず、残る17人の子供を馬車に乗せ、エリンの元へ。
エリンに殺さないように言って、エサをあげるように指示。
水を馬車に積み、捕虜収容所へ戻る。飯を食う捕虜を移動させ、檻を掃除する。
掃除後捕虜を檻に戻し、残った食事をわけて。鍵を閉めてあとにする。
「(つかれた・・・)」
俺がドッと疲労感を感じ心の中でつぶやいた。
独立6日目 昼 ロドロゼ
俺は西門へ向かう。
「(こっち側がマジで地獄絵図だな・・・)」
焼死体の上に首を切られた死体が転がる。
門の入り口は焼死体が山のようにある。
俺は一人西門の破壊工作に入る。銛は歯車とバネ式だったので、ガス式のソイツのようにパーッとはいかない。
独立6日目 夕方 ロドロゼ
ふっ飛ばせなかったので、こつこつ土魔法で、地盤をゆるめ、歪みを作るだけにした。
地味に修理が大変だろう。そうであってほしい。あと適当に小さい歯車抜いたりした。
パッとみ壊れてなくてしばらく使ったら壊れる。程度で合ってほしい。
点検がずさんであればあるほど効果の出る破壊工作だ。
元落下傘整備員で、後輩の指導のための嫌がらせで培った技だ、気づかれにくく細工をする。
俺もさんざんやられたもんだ。
そんなことをしみじみと思い出しながら、いろいろやった。
武器を集めれるだけ集めて持てるだけもって、対岸に飛ばして左側へ。
捕虜収容所へ行き、動かなくなった個体を捨てる。
いったんエリンの元へ戻りエサを再度おいてきた。
脱出準備をする。食料を中心に積み込む。書物はあきらめた。
荷馬車は26台、保存食と水で15台分 武器が9台分 人員車2台分
保存食以外は盛大に食う。
その後俺は死んだように眠った。
独立7日目 朝 ロドロゼ
「寝坊助のご主人様っ!朝ですよっ!」
また顔が近い。
「ん・・ありがとう・・・」
「ちっ(ぼそっ)奥様がたくさんご飯作ってくれてますよっ!、あとジン達が先に仕掛けにいってますっ!」
「(だから、なんで舌打ちするんだよwww、俺の寝起きか??そうなのか??)」
「おう、ありがとう、俺もチェックがてらいくわ」
独立7日目 昼 ロドロゼ
西側が盛大に燃える中、俺たちはロドロゼの北の森もめざして進む。
「(今日あたり、東側から攻めてくると思ったが来なくてよかった・・・)」
独立7日目 夜 モズクワ王国 森
見張りは俺とエリンとジン。
ジンはハードだけど頑張ってもらいたい。
この時間に奴隷だった長命種に文字とこれからの方針を教育。気長にやるしかない。
しばらくはエルフのように森で生きていくことになる。
この森をさらに北に進むと平野になっており、さらに北へ進むとピトロテウス川にでる。
独立8日目 昼 モズクワ王国 森
捕虜と奴隷を除いて。これからの方針を伝達する。
ここで問題が生じる。
方針の一つに「所帯を持つ」があるのだが、リカが相手を選ばない。
「奴隷はいやですっ!」
元奴隷のくせに・・・
元奴隷とか言っちゃだめだうん。
好きで奴隷になったわけじゃないんだから。反省。
ひとまず、食料を節約しつつ、採取狩猟生活をして情報収集だ。
まぁ次の作戦はもうできてるんだけどな。その準備をこの森でするのだ。
次は一気に首都ケミナルビを落とし、モズクワ王の首を獲る予定。
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