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ロドロゼの攻防1

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独立3日目 夕方 ロドロゼ


「(魔力はあと3割か?ギリいくか・・・やるしかない)」

俺は加速魔法を発動し、急ぎジンの元へ。


「はぁはぁ・・・ジ、ジン!」

「ご主人様!きます!」


モズクワ軍に気づきさらに、見張りがいないことから、案の定西側で作業していた短命種が反乱をおこしたのだった。

「(一応間に合ったがな)」

「よし、ジンやるぞ、お前は右だ、俺は左だ。戦いはするなよ。放火と逃げに徹しろ!いくぞ!」

「はい!」


俺たちは走り出す。

この時のためにこの2日ひたすら西側が火の海に沈むように油のしみこませたロープを家という家に渡し続けたのだ。


俺は、向かってくる短命種にジンの見張り位置に準備した、槍を次々飛ばす。

右手からどんどん火の手があがる。ジンが着火し始めた。


俺は短命種に反撃の隙を見せないよう武器を飛ばしまくる。

しかし・・・

「(もう魔力が・・・くそ。。)」


短命種達は火から逃げつつも攻撃が止んだことをチャンスと見るや反撃をしてくる。

俺はその場から逃げる。左側に逃げ込み、火をつけつつ、唯一残した橋を目指す。


「(ジン早くこい!)」

ジンは俺が残した橋とは逆の方向へ向かわせていた。

あたりはもう火の海だ。

炎の音に交じって短命種の阿鼻叫喚がきこえる。

俺が身を隠すところから東側を見ると、短命種達が必死に川に飛び込んでいた。


俺の見張る橋に来るものはナイフを投げて始末している。

東側橋の入り口にはナイフの刺さった下の山ができていた。ナイフの数ももう心許なかった。

「(ジンいそげ)」

俺は祈る。


東側から橋を目指して、一人の少年が駆けてくる。

「ジン!!!いそげ!!あとすこしだ!!!声だせ!!!声!!!」

「はぁ、はぁ、う、うわあああああああ!!!」


ジンが橋を渡りきり、倒れる。

俺はジンを建物陰にぶん投げ、最後の橋に準備したロープに火をつける。

油を吸ったロープは一気に火の線をつくり、橋中央の酒樽に引火。

橋はいっきに炎に飲まれた。


東側では人が燃えながら踊り、一塁の救いを求め川に飛び込んでいた。

俺は炎の中必死で走ってきた、煤だらけのジンをおぶさり、未だ戦闘が続いているだろう東側

外壁へ向け走る。

空は真っ暗で後ろは黒煙をはき、叫び声をあげて真っ赤に燃えていた。


外壁へつく。静かになっていた。

モズクワ王国軍撤退である。

俺たちは劣勢で勝利した。

「(だが、まだ休めない、もうひと踏ん張りだ・・・)」



独立3日目 夜 ロドロゼ


俺はリカとマドカに長命種奴隷をつれて、東側に換金している短命種達を西側から生還したかもしれない短命種から守るよう指示。そして、ジン、ケンジ、コウに外壁から引き続き見張りをさせ、エリンと長命種奴隷で外の敵から、武器と装具をはぎ取る。



独立4日目 昼 ロドロゼ


もう限界な、子供達5人を休ませる。見張りがいないのは非常に不安だが、奴隷の長命種を教育する時間もなく、基本聖人の奴らはあてのならない。

俺はエリンも寝かせ、保護した短命種達の防御につく。

こいつらが西側生き残りと合流して反乱されるとおそらく詰むからだ。

俺の魔力は残り1割を切っているが、体力と気合で乗り切っている状態だった。

昨日から飯は魔力回復の丸薬だ。



独立4日目 夕方 ロドロゼ


エリンを起こし、食事を作ってもらい、夜になったら外壁で眠る彼らを起こし食事をさせるよう指示する。

そして、食事を終えたらリカとケンジを呼んでもらう。

それまで俺は、眠気を丸薬をポリポリしながら堪え、引き続き防御に努める。

一人だけ、通りをフラフラ歩いてきた短命種を落ちてる石をひたすら投げて殺した。

東側通りを歩く短命種は例外なくすべて処分なのだ。



独立4日目 夜 ロドロゼ


リカとケンジがきた。

「ご主人様っ!」リカが走って飛びついてくる。かわいい。

ひたすら丸薬を食ってたおかげで魔力不足のフラフラはかなり解消されていた。


「リカ、ケンジ!ほんと休ませてあげれなくてすまないな。朝になったら終わりだ。あと少しだ!朝になったら起こしてくれ!」そういって二人をなでる。

「は、はいっ!わたしにお任せくださいっ!へっぽこなご主人さまは、ゆっくりおやすみくださいっ!」

「ご主人様~おやすみ~、ぼくたちに任せて~」

そう言って二人は俺と交代に路地に入る。俺はすぐ隣の家にはいってすぐに堕ちた。



独立5日目 朝 ロドロゼ


「ご主人さまっ!ご主人さまっ!浮気ばっかりするご主人さまっ!」

聞き捨てならない単語を聞き。俺は目を開ける。


俺の顔15㎝前にリカの顔がある。近い。

「リカ、近いわ!!起こしてくれてありがとう」

「ちっ(ぼそっ)おはようございますっ!何人か生き残りがいましたがすべて排除しましたっ!」


「(なんでこいつ今、舌打ちしたんだ・・・)そ、そうか、引き続きケンジと頼む」

「はいっ!いってらっしゃいませっ!」

睡眠のおかげで俺は7割ほど復活する。ここからが逆襲だ。

俺は外壁へ。


俺は外壁周辺の長命種奴隷を回収し、新しい主人は俺であること、短命種を殺すことを言い続けながら、東側の家を一軒一軒回りながら西側からの生き残りを探す。



独立5日目 夕方 ロドロゼ


街の捜索を終え、数名の短命種を発見し、奴隷たちに嬲り殺しにさせ、彼らを教育。

次に東側外壁の見張り位置に連れていき、見張りの教育。

最後に子供以外は男女でペアをつくり、以後はペアで行動を義務付け、奴隷の一部とエリン、コウを回収し、川へ向かう。ここで、エリンとコウに奴隷を割り振り、西側の見張りをたてようとすると。


西側の門付近に人影が見え、さらに門が開いた・・・モズクワ王国軍だ。


読んでくれてありがとうございます

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