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ソイツシティ攻略2

アクセスありがとうございます

遠征61日目 夜 ソイツ王国 ソイツシティ郊外 ソイツシティ攻略2日目


敵に見つかることなく街へ侵入した。

高速移動を発揮し、すぐに城壁を背にして走る。

路地裏に入り、高速移動を解除。

さすがに戦争中だ。どのうちも明かりがついていない。

城壁にはたいまつがともっていたので、片目が順応していない。

夜間潜入で片目を閉じて明暗順応に備えるのは基本だ。


適当な家の壁に耳をあて中をさぐる。なにも音がしない。

俺は窓をそっとあける。


「「ヒッ!!」」

子猫ちゃんたちがいたようだ。


次にドアをそっと押してみる。ダメだ。ドアは鍵がかかっている。

このうちはあきらめて、移動する。


少し東側に移動し、同じように家の内部をさぐり、窓を開け、ドアの施錠をたしかめる。

そんな地道な作業をして4軒目、施錠のしていない家に突き当たる。


きいいぃぃぃ・・・ 


「ひゃああああ・・・」 


小さく叫び声が聞こえる。


俺はすばやく窓に移動し、おそるおそる中を覗く。

窓と入り口は向かいあっている。

窓の外から覗く限り人が見えない。

つまり、住民はドアの対角。窓側に固まってる。

人数は2人以上としかわからない。

俺は哀れな住民に引導を渡すため、窓の縁につま先をかける。

あとは一気に入って制圧だ。


「(ふぅー、どうか悲鳴をあげるなよ・・・)」

俺は祈り、高速移動を発動する。


ヒュッ!

「(いた!)」 

室内には6人。


夜間偽装が功を奏したのか、扉に意識を集中したからなのか、その両方か。

やつらは俺の発見に一瞬おくれる。

高速移動の俺にはその一瞬で十分だった。


「ヒッ!」


右手のナイフを男の喉に刺し、左手のナイフを女の喉に刺す。

一瞬で両親が殺されキョトンとする4人の子供の首筋に手刀を打ち込んで意識を刈り取っていく。

死んだかもしれないが。

室内に静寂が戻る。


俺は死んでるかもしれない子供の口をしばり、手足を縛る。

もう死んでるかもしれないが、やはり子供にダメ押しする非情さがなかった。

へたれである。

子供達を縛り上げ、大人たちの首からナイフを引き抜く。

ナイフを腰にしまい、このうちから火をつけるための道具を回収し。

ドアを閉め、すばやく窓から出る。



戦闘開始から約3時間 ソイツシティ南東エリア


ここからマサは街の中心部を目指して、移動する。

気分は忍者だ。兵士がときおりバタバタ走る。

それ以外には通りに人はいない、俺は路地を移動する。


路地にいる家無しが、ジトと顔を上げるが、顔を上げた瞬間ナイフを突き刺す。

危機感の薄い彼らは何人いようと反応がにぶく、血だまりをつくり再びうなだれる。


「(そろそろやるか・・・)」


俺はお目当ての建物をみつける<エマーソンの金の斧>と看板のあるTHE酒場だ。

酒場横の路地に移動し、手に持つ薪に火をつける。

左手にたいまつ、右手にナイフを持ち。酒場のドアをけやぶる。


ドカッ!


すぐさまカウンターの酒瓶に向かってたいまつを投げる。


ガッチャーン、ボッ!


店主と思われるおっさんにナイフをサイキックで飛ばし、その妻と思われる女にもう一方のナイフを飛ばす。


彼らはいちいちびっくりするので一呼吸遅い。

故に叫ぶ間もなく倒れる。


俺はナイフを飛ばした後は、即座に高速移動を発揮し3人の子供の無力化にはかる。


「ままああああぁぁぁぁ!!!」


子供が叫ぶ、子供のほうが優秀だったようだ。


ドスッ!ドスッ!ドスッ!


子供達が静かになる。

俺はナイフを回収し、大きくなり始めた火にたくさんある机や椅子をどんどん放り込む。


次に死んでるかもしれない子供達の無事を祈りながら、け破ったドアから外に投げ捨てる。

最後に炎の中に手をつっこみ、燃える家具を回収しては、目の前の建物。左右の建物。

家具がなくなるまで投げまくる。


酒場をあとにし、東門に向かいつつどんどん建物にドアをけ破り侵入。

叫び声をあげる住民を無視したり、蹴飛ばしたりしながら、薪を回収。

じゃんじゃん放火していく。


ソイツシティの中心から、東門にかけて火災が発生していく。


「火事だー!!」「侵入者だー!!」

「門が突破されたのかー!!」「こっちだー!ぐえっ!」

「きゃー!!」「たすけてくれー!!うぇっ!」

「おかああさんー!」「おぎゃあ、おぎゃあ」

兵士が駆けまわり、住民たちが叫び声をあげる。懐かしの大パニックだ。



やがで東門の方角からも兵士がかけてくる。

俺は路地にはいり、一気に東門へかける。

目指すは、城壁にあがるための階段だ!

火事は東門に張り付く兵士たちの目を反らすためにおこしたに過ぎないのだ。


高速移動を発揮し、路地から路地へ、通りを横切るついでに兵士を辻斬る!

門の内側の構造はタールアッパーと全く同じだった。

門の外からぎゃんぎゃん聞こえる。まだやってるようだ。


バレるの上等で、飛び出し、突然のことで一瞬フリーズする兵士の首をすれ違いざまに掻っ切り、詰め所へ。

詰め所のたいまつで詰め所に火を放ち階段を上がる。



城壁の上に陣取る敵は門をぎゃんぎゃんやる味方に武器を投げつけていた。

俺は巻き上げ機の小屋にいる監視員をさっさと無力化し巻き上げ機を巻き上げる。


ジャリジャリジャリジャリジャリジャリジャリ。


歯車に槍をかませ、急ぎ逆側へ。

前回の反省から魔力を2割残して、一気に巻き上げる。


「ふぐっふおおおおおおぉぉぉ。あがああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」


ジャリ・・・ジャリジャリジャリジャリ

最大静止摩擦力を越えた歯車は周りだし・・・


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・

門が開く。


「あいたぞー!!!いけーー!!!あーっはっはっは!!!」

「ヒャッハー!!!」「あはははははは~」

バトルジャンキー達の高笑いが俺のいる位置まで聞こえる。


「(勝った・・・はぁぁぁぁぁ・・・王様さがしにいこ)」

俺は勝利を完全に確信し、ソイツ王国を終わらせにむかうことにした。

「(あっ!ついでに商店よって高めのもの隠しておこ!)」

完全に極悪人である。


歯車に槍を噛ませ、必死の形相で突っ込んでくる兵士を無力化し階段を下りた。

空はまだ暗く、街は明るかった。


読んでくれてありがとうございます

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