↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/188

ソイツシティ攻略1

アクセスありがとうございます

遠征60日目 朝 ソイツ王国 ソイツシティ郊外 ソイツシティ攻略1日目


ソイツシティはフロリア大陸西側のソイツ王国の中央南寄りに位置している。

俺たちはソイツシティの東門の前に部隊展開していた。

ソイツシティは約36キロ平方メートル。故に正面の城壁も6キロある。

高さは25m しかし、マサは6キロあることはしらない。


「(ふむ、でかいな。間に合うかな・・・)」

こんな調子であった。


じりじりと近づく、今回はこのためにコツコツ集めた大楯を使う。

仲間が城壁から飛んでくる槍をサイキックで止めるそばで、馬車からどんどん門の前に大楯をとばす。

なお門にはあててない。


この作業でごっそり魔力がもっていかれる。

7割の魔力を消費し、大楯を90枚を門の前へ。

あとは戦ってるふりをしながら味方の陰に隠れて進む。


門に近づいてきた。いつものように抜け駆けの高速移動を発揮。

さらに城壁手前で下半身をバネをイメージ、魔改造を施した柔軟な筋肉、人体実験を繰り返したことによりリアルにイメージできる魔力の流れを駆使しして三段跳びする。


「うおおお!!」大声出せば、いつも以上の能力がでると信じてる。

前世の時の体力検定も3000m走 ハイポートのラストなんで絶叫したものだ。

オリンピックのフィールド選手なんかも絶叫してるし。

根拠はないのだ。経験論なのだ。


一気に壁の穴に手、足をかけ、ゴキブリのように壁を這いあがる。

「(やはり、タールアッパーより高い。だが問題ない)」

半分ほど登っただろうか、大気が穴に吸い込まれる!

「(きたっ!!)」


「ハッ!」

俺は壁を蹴り後方へ退避。

「(範囲と、見張り、キラキラしてる青目がみえてるぞ。小屋はあそこね、門は前回と同じタイプ。おけおけ)」

そんなことを考えながら落下。


シュタッ!


「(決まった!)」


ヒュンヒュン・・・ 


「うわわわっ」 


ドスッ!ドスッ!・・・


俺の着地を狙ったかのように槍が降ってくる。

俺はギリギリかわし、味方の元へ・・・

なお、<決まった>のワンクッションが無ければ危なげなく回避できた。

アホである。


味方は俺の飛ばした盾をつかって門をギャンギャンぶん殴る。

まじうるさい。

俺は女王に報告する。


「陛下、前回同様範囲の確認終わりました!」

「よーし!!!引くぞ!!!撤退!!!引けー!!!」


ギャンギャン


「「ぉー」」


ギャンギャン


「「ぉー」」

「(聞こえてたんだ・・・)」

俺たちは危なげなく撤退した。



遠征60日目 夕方 ソイツ王国 ソイツシティ郊外 ソイツシティ攻略1日目


定例会議

「さて!!!くそがき!!!どうだった???」


俺は今日掴んだ情報を述べ、ついでに明日は夜襲を具申する。

「なんでだ???」


「はい。また内部を夜のほうが登りやすいのと、また内部を焼こうと思います」

「あーっはっはっはっは!!!お前は本当に焼くのが好きだな!!!」


「(なにも言い返せませんです。はい・・・)」

こんなやりとりをし、ついでに敵が出撃してきたらそのまま迎えうち、敵の撤退に合わせて入城する旨を話し合って休む。


俺はすぐに子供達のところに戻り、彼らを眠らせた。見張りのときも彼らは休ませた。

まだ小学生だ。つらかろう。



遠征61日目 夜 ソイツ王国 ソイツシティ郊外 ソイツシティ攻略2日目


俺は全裸になり、全身に夜間偽装をほどこし、刀身を黒く塗った2本のナイフと黒く塗った服を着て、さらに黒く塗った頭巾をかぶる。


これらはすべて炭で行った。ゆえにナイフの黒さが不安だった。

魔力、体力はばっちりだ。

俺の中では今日は落とせないと思ってるが。


俺たちは前進を開始する。

危なげなく門の前に到達し、そのまま放置されてある大楯をつかって味方がぎゃんぎゃんしはじめる。

ここから俺の孤独な戦いがはじまる。


俺は壁に沿って第四ホフクで南門を目指す。服を着ているので股間は無事だ!

「(えっほ、えっほ、えっほ。第四ホフクって、えっほ、えっほって言いたくなるよな!)」

そんなことを心の中でつぶやきながら、壁槍が発動に注意してひたすらホフクする。


ズリズリ ズリズリ ズリズリ


「(あと少しで曲がり角。この調子だ)」


ホフクをはじめて1時間後 城壁東側の端に到達した。

ここから南側の端にいき、左上に目を向けつつ壁をそろりそろりと登る。


仲間を陽動に使い、端から登ることで敵に索敵されるよりもはやく索敵してやる魂胆なのだ。

さらに南側の壁槍が発動したとしても壁をこのまま右に這い、東側に移る。


このミッションは南側から敵の別動隊がでてこなければ成功する魂胆だった。

もし、別働隊が出撃すれば、壁登りは断念し味方の元に戻るつもりだった。


なぜなら、ジャンキー達は前しか見ておらず別動隊と城壁とに挟撃されると思っているからだ。

さらに、子供たちが心配だった。

まだ攻略ははじまったばかりなので焦ってはいないのだ。


そろり、そろり。南側を登る。さすがにギャンギャンは聞こえない。


そろり、そろり。


「(マジかー、登りきるぞこれ!!あとは、城壁の陰に隠れてるやつらの確認と速やかな排除だ。ふぅーよし!いくぞ)」

俺はツキまくってることに感謝しつつ気合を入れなおす。

体力は若干消耗しているが、魔力も装備も消耗してない。


城壁の一番上の石壁に指先だけをかけ、懸垂の要領でバレないように祈りながら。

城壁の内側。左側。右側の順で確認する。


左側に、南側を警戒ているであろう兵士が確認される、俺はすばやく壁に張り付き。

次の構想を想定を開始する。


「(おけおけ。全然ラッキーラッキー。バレるの覚悟でこのまま飛び出して、あいつは無視して侵入。バレてもダッシュで街内に潜伏して、南側を放火して。東側だ。いけるいける!ふぅー!よし)」


想定を再確認し、するりと城壁を乗り越え、そのまま城壁の内側の壁に張り付き、降りていく。

飛び降りた時の着地音を警戒したのだ。

敵兵の「てきだー!」は聞こえていなかった。

俺は今夜でソイツシティの攻略を確信した。


読んでくれてありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。