一騎当千?いいえ一騎当万です
アクセスありがとうございます。
俺とエリンが台上で自己紹介してから3年が経った。
俺は37歳になり、エリンは28歳だ、しかし相変わらず見た目は二人とも高校生だ。
ほぼ毎日小作りしているが、まだ子供はいない。
寿命の天井がいまだに不明な我ら長命種にとって3年なんて1月くらいの感覚だ(俺を除く)
生活の変化は東門の近くに徒歩圏内に森が広がっていたため、朝と夜に素材の採取が可能となり、今では家の中に家具がある。
今はなんとか麻のようにゴワゴワしない布をどうにか作れないかやってみたりしてる。
エリンは料理というか、森の木の実や草をつかって様々な味付けを試している。
我が家はほかの家と違い豊富に材木があるのも強い。
ちなみにお金は木でできていた。
偽造を心配していたが誰もそんなことしないのだ。
俺はかなり偽造に心が揺れたがぐっこらえている。
紙が存在しているが長命種では紙はつくれない。
紙は主に短命種から略奪してくるらしい。
俺はいまだに遠征に行ってないからだ。
俺の強さはおふざけ抜きで魔力チートだ。
唯一の外道魔法の使い手である俺は魔力の成長量がほかの人より大きい。
そのため俺の魔力量は実質年齢の10倍くらいある。
さらに刀傷ジェシカとのマンツーマントレーニングにとり格闘術がメキメキと上達し、パパンと戦っても5勝3敗くらいだと思う。
戦士や傭兵のなかに俺とエリンと同じ年代はいないが、戦えば同年代で俺は最強だと思う。
一方エリンも普通はこんな若い世代から訓練はしないので十分チートになりつつある。
3年かかったが俺は本日はじめての警戒班に組み込まれることになっていた。
朝礼後俺とジェシカを含んだ警戒班は北門から時計回りに2日間警戒する。
俺たちと入れ替わりの班と簡単な申し送りをしいざ出発。
ちなみにちゃんとエリンは知ってる。
それに最近は俺がすこしいないくらいで泣き出すことはない。
やはり王都に来たばかりで慣れない生活で精神的に弱っていたからだと思う。
心臓はなくても脳はちゃんとあるのか、はたまた心が存在するのかそれは未だに謎だ。
俺は転生してから未だに同族の死体をみたとこがないしな。
いや、一回あるが埋葬はしたことがない。
埋葬の文化を未だに聞いたことがない。
その辺の謎だったりする。
そんな感じで思考をぐるぐるしながら、馬を進める。
北東側は平和だ、こちらは国境から離れているから短命種がこない。というかいない。
王都の北から北東にかけては農業がおこなわれている。
メインは野菜だ。
ここからフロリア大陸北部までは野菜が盛んにつくられ、農民たちの善意によって王都に野菜が供給される。善意バンザイ。
お金はあると便利だからあるだけで正直なくてもいい。
子供がお金つかってごっこ遊びするくらいの感覚でお金が使用されてる。
東から南にかけて短命種の国モズクワ王国があるが広大すぎる森を越えてくることはない。
いや、必死で伐採しているのだろう。知らんけど。
モズクワ王国は主に王都南西側から侵入してくるらしい。
森がないからね。
南西側はソイツ王国も侵入してくる。
だがしかし俺にやつらの見分け方はわからない。
西側は激戦区だ、西側が主に戦場になっている。
大量の血が降り栄養に富む大地ができるが、すぐに荒れるので不思議な植生してるんじゃないかなんて個人的に思ってたりする。
激戦区西側を越えて北西側も激戦区と言えば激戦区だが、こちらは南西側と同じような感じだ。相手はソイツ王国。
また北西側と北側が主に遊牧民がいたりする。
俺もこのエリアの遊牧民だったが北西側だったのに頻繁に襲われてたっぽい。
馬を走らせる、警戒任務といいつつやってることは狩りと遊牧だ。
もともと遊牧民が自身にたぎるなにかを感じてバトルジャンキーにジョブチェンジしてるからね。
大量の馬をひきつれ、ほぼおやつ感覚で魔物や魔物の群れを殲滅する。
魔物にとって俺らは厄災みたいなもんだ。
大気の魔力の歪みを見つかるや否や、信じられない速度で武器やら岩が降ってくるし、目視されたら生きたまま捕獲され、空中で首がおかしな方向に曲げられる。
刺したり潰したりすると食うとこ減ったりするからね。
個としての強さが異常である。
そうして魔物をサイキックで自動解体しつつ歩みを止めることなく俺たちは馬を進める。
解体を終えた肉はそのまま吊るして干し肉にしたり香草につけたりBBQしたする。
警戒してるんだがなにしてるんだかわかんなくなる。
そんな感じで1日目を終えた。
正直訓練のほうがきつい。
そんなことふうに今日あったことを夜の見張りのときに考えていると前世の記憶が蘇る。
前世でも訓練はきつかったが警戒任務や災害派遣、死んでしまったが実戦は肉体的なつらさはあまりなかった。
まぁ山での演習も正直そこまでつらくなったが・・・
今世での訓練も理不尽さがあるが理不尽さで言えば前世での教育訓練のほうが理不尽だった。
新隊員後期。基本降下。レンジャー。本当に理不尽だったなぁ~とそんな記憶が蘇ってきていた。
そういえばこの世界も2000年以上の歴史があり山があり生き物は排便するが、火薬の類はないのだろうか。
短命種のほうが技術が優れてるというが科学は発展しているのだろうか。
少なくともソイツ王国の技術はお察しだが・・・銃ならば魔法で防御できるが生物兵器を投入されたらどうなるんだ・・・
と、夜間のみはりはグダグダと考え事するのは兵士に共通することだと思う。
何時間も集中するのは集中している気がしてるだけで実際は無理なのだから。
こうして夜は更けていく。
あっ見張りは一人じゃないですけど特に会話はなかったですw
夜間は聴力大切だしな。
翌日、前日と同じように王都周辺の警戒を開始する。
ドッドッドッド。
昼過ぎ、南西側。
遠くに黒い一団が見える。
警戒班といいつつも俺以外は戦闘狂。
故に俺たちに撤退の文字はない。
しかし馬が邪魔なので、今世にも存在するじゃんけんによって王都に馬を引き連れていく人員を決定する。
正直俺はじゃんけんに負けたい。
ここは生き物を殺して経験値をゲットする世界ではない。
だが俺はじゃんけんに勝った。
俺は服をいそいそと脱ぎ馬につけた罠セットにしまう。
本気で外道魔法使うと服は燃えて消えるからだ。
正直俺の外道魔法はやばい。
もうすぐ鉄溶かせると思う。
じゃんけんに負けた不幸な?2人が生き残ることがきまった馬たちをぞろぞろつれて王都に伝令がてら帰っていく。
残った人員はある者は槍をもちある者は斧をもちある者は剣をもちある者は腕を組みある者は全裸だ。
かなり遠いが一団が見えるということはおそらくウン千規模、下手したら万だろう。
それに対して俺たちは8騎。一騎当千でも足りないと思う。
俺たちは馬首を一団いる方向へ向け前進開始するのだった。
俺を除いた7人はとても楽しそうだった。
俺は朝を迎えれるのか心配だった。
読んでくれてありがとうございます。




