ブートキャンプにぶち込まれました
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「ひっく、ひっく、しくしく」
誰かが俺のしっくすぱっくに顔を押し付けて泣いてる。
俺は目を覚まし頭だけ動かす。
泣いていたのは愛しのエリンだった。
「(俺はいつもエリン泣かせてるな・・・だめな夫だ)」
そんな鬱な心のなかのつぶやきをするのだった。
俺は鉛のように重い左手を動かしエリンの頭を優しくなでた。
エリンはゆっくりと顔を上げて紅の瞳に涙をためたたまま優しく微笑んだ。
「マサ!マサ君!マサ君!まさくぅん!!」かわいい。
体が重いけどめちゃめちゃエリンちゃんとにゃんにゃんした・・・
チュンチュン。隣で天使が寝てる。
鉛のように重かった体は羽のように軽い。
高校生の回復力すごい!
「(にしても、いろいろすごかったなぁ・・・あれがバトルジャンキー達か・・・あれが女王じゃなかったらウソだぜ。あのあとの謎の拷問もマジで謎だったし。それにエリンちゃんも凄まじい積極性だったな・・・びっちへのジョブチェンジは勘弁してほしい)」
そんな風に内心でつぶやく。
「あー。腹減ったー」
「(さて、ここはどこですかっと)」
マイハニーにいたずらしたくなるのを堪えて服を着せる。
俺の服は無い。そして俺の結ってあったドレッドヘアーはほどかれてボサボサ。
「(男はドレッドなんだよね。まぁほどけちゃったし俺はもうやんないけど。髪が生えにくいから切りもしない。下半身ツルツルは地味にうれしいな。自分の下半身に毛があるってなんかいやんだよね。うん気持ちの問題)」
再び狂った思考をしているとエリンが目を覚ます。
彼女も超回復したのか、雪のような肌には艶がかかりている。
さえらに、くせっけでロールがかかっている金髪はキラキラとしている。
シャンプーもコンディショナーもないのに。
俺はエリンに服を着せ思考の中でボケーとすわっていた。
エリンは俺の額に自身の額をくっつけにっこり笑った。
俺の理性のダムは再び決壊した。
自分で着せたエリンの服をはぎ取る。
キスからはじまり愛撫していると、ものすごい勢いで頭を殴られた。
「まぁ~ほんとに~すごいわねぇ~昨日もごはんも食べずににゃんにゃん。今日もご飯も食べずににゃんにゃんですかぁ~」
俺を殴ったおばさんがいった。
「いっつぅ・・・なんなんですか?」
「(おかげで理性が戻ったが)」
エリンちゃんは火照った熱のやり場に困り切なそうにしてる。
「なんなんですかだってぇ~?あんた傭兵でしょ~ どこの出身かしらないけど~ 生きてる以上ははたらくのよぉ~ そうやって生きてきたでしょ~ 小作りも大切だけどぉ~ それは夜やりなさ~い」
ぐぅの音もでない。。
「あー、そうですね。じゃさっそくギルドにいってマーチウルフ換金してきます」
「しなくていいわよぉ~ うちらがやったから~ でも上手に血抜きしたわねぇ~ まるで洗ったみたい~ うちらみたいね~ おーほっほっほっほ~」
「(もうやだ、この人たち怖い)」
「じゃあ、手数料抜いていいんでお金くださいよ。あと仕事ほしいのでギルド行きます」
「手数料ってなにかしら~?武器~?お金は借金の返済にまわしたよぉ~。借金の完済まではうちらと訓練して戦ってもらうわよぉ~、わざわざ傭兵やってるんだから~願ったりかなったりでしょ~」
「(あー、そうですね。でもあんなの見せられたら1000年くらい真面目に技術錬成しないとじゃん。。自殺しそう)」
「じゃ!いきましょうか~奥さんもいらっしゃい~」
俺は服がないので全裸のまま。
エリンは服をきて、顔から頭に刀傷のあるマダムのあとをついていくのだった。
俺たちが通されたのは大きな食堂だった。
そう食堂。
みんな木のお盆を持ち、お盆にのった大きなお皿に当番から食事を配膳され、木のお椀にスープを配膳され、それぞれ席につき飯を食らう。
椅子は100脚くらいあり、人数は30人ほどだ。
俺が入るやいなやおちょくられる。
「おっ!朝から小作りの外道ちゃんだぜ~」
「あーっはっはっは、朝からはねーわ、あーはっはっは」
「ああん。あたしも朝からしたいわぁ~ねぇあなたぁん(はぁとはぁと)」
「待ってくれ、俺は戦いで死にたいんだ!!朝からなんて無理だ!!死んじまう」
「(ふむ。。おれってこんな感じなんだ。なんかサキュバスとその被害者が混じってるけど)」
「さあ、さあ~、ご飯食べて食べて~今日から死んでも生き返して訓練するんだから~そして戦いにいくわよぉ~」
死んでも生き返すってなんですかー。そっちのほうが外道魔法じゃないですかー
いろいろ意味わからんが腹も減ってるしエリンもいるしので配膳されるままに飯を食うことにした。
料理は何の肉かはわからないがデカいブロック肉、野菜ペーストで汁ができてるスープ。
具は肉。それと水だ。
味はまぁ最高に美味いですよ。
このブロック肉なんてデカいくせに筋っていう筋がないのか、唾液で溶けるようになってるのか、口に入れて咀嚼するとトロトロになってうまみが広がる。味付けはうまみが広がるが場合によっちゃくどく感じる肉にたいして、さっぱりとした柑橘系のソースがかかってるのか、口に入れるたびに肉のうまみを感じることができる。
スープはペーストされた野菜の甘味と飲み込むとすぐに体に吸収されていく優しさがあり、またその甘味がスープに投入されている若干臭みの強い肉の臭みをいやにならないように引き立てる。
とりあえず。うまいんですよ。おかわりしたい。
俺とエリンがガツガツ食ってるとまた茶化される。
「やっぱ朝から小作りしてるだけあってよく食うなぁ、それとも外道は腹がへるのかー?」
「あーっはっはは、言い食いっぷりだなぁ、ほら俺のも食えよ!!ドサドサ」
「あぁん、あなた!私もガツガツ食べてえぇん、あぁんあぁん」
「や、やめろ俺がいつもガツガツ食われてるんじゃないか・・・死んじまう」
神と悪魔とその生贄が確認された。
俺たちはおすそ分けを仲良く二人で分けて食堂を後にした。
「じゃ!魔法いくわよぉ~3回は枯渇してねぇ~」
は??3回????
「あの・・・俺はいいんですけど・・・妻もですか?」
「そうよぉ~その子がいったんだものぉ~愛されてるぅ~」
「エリンマジかよ・・・」
「うん、、もう置いていかないで・・・」かわいい
「じゃ、やり方はなんでもいいけどなるべく早く枯渇させたほうがいいわよぉ~」
そういうと刀傷マダムは広場に用意された武器の山を丸ごと中に浮かばせ空中で振り回す。
その数もすごいのだが、武器それぞれが衝突してないことに戦慄する。
なんとうコントロール。
そして15分後、ものすごい音がして武器の山が落下し刀傷マダムは気絶した。
気絶した刀傷マダムは、そばにいた隻腕に頭を鷲掴みにされ近くの水がめにガンガン頭を突っ込まれ強制的に覚醒させられてた。
「(ここは・・・地獄なのか・・・)」
衝撃の光景に俺もエリンもログアウトするしか方法がなかった・・・
マサが超回復したのは水攻めで半殺しにされるのを繰り返し、無理矢理生存本能により魔力を活性化させられ、痛めつけられ自己回復を強要されたことで体の成長の原理を思い出させられ、無意識に外道魔法をつかわされ、最後はエリンちゃんのラブパワーで超人的な成長を遂げました。
奇跡です。実は2回目の奇跡です。
一回目は再生魔法です。マサは気づいていません




