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集落との別れ

アクセスありがとうございます!


パパンとの死闘を終えたおれは重傷を負い寝込んでいた。俺のせいで集落は移動できていない。

意識を回復した日の昼。

パパンがママンに支えられてやってきた。


「マサ!目が覚めたか!うれしいぞ!殺してしまったかと思ったぞ!」


「(ちっこのイケメン、やっぱ俺を殺る気だったか)」


「ぱ、パパ、俺もごめんなさい。俺も必死でパパを殺す気で攻撃してた、でも負けちゃった。パパにはやっぱ敵わないや・・・」


ママンは目に涙が浮かんでいる。


「(えっ!そこ泣くの???)」


パパンは朗らかに笑い、そして顔をしかめながら言う。


「いやあ、あの踵落としはすごかったなぁ。だが、とくに手刀はすごかった。俺の体に穴が開いたぞ。武器も使わずにすごいなぁ・・・俺の槍も燃えされたしなぁ・・・俺はほんとは2手で終わらるつもりだったんだがなぁ・・・びっくりしたよ」


「(俺もびっくりだよ・・普段の訓練でやってないことばっかやるんだからさ・・・)」


俺が無言でいるとパパンが続ける。


「そうそう、それにお前負けてないぞ~、引き分けだ。でな~お前が王都にいってもいいことになったぞ。よかったな!」


「(えっ・・・まじか・・・俺150年いなくていいのか・・・)」


「え・・・パパ、どういうこと??」


「んー?だってお前まだ34だろ?俺が34のときなんて槍を1本浮かして戦う程度だったさ。お前みたいにあんなキレよく動けないしなー、たぶんカトーさんもそうだと思うぞ。だから女王陛下との戦いも大変かもしれないけどどうにかなるような気がするんだ。だから俺もカトーさんも賛成したよ。そうそう、ところでお前はサイキックと外道魔法を同時に使いながら武術できるのか?」

「いや、できないよ。パパはサイキックと武術同時に使ってるみたいだったね。俺は外道魔法と武術は同時に使えるけどサイキックと外道魔法やサイキックと武術は同時には無理だよ」

「そうなのか。じゃあ、棒を投げてきたのは人力かーなるほどなーどうりでなー」


「(そう俺は奪った棒は、人力投擲だ。それで牽制とサイキックをつかってるブラフをしたんだ、まっ威力はお察しだったがな・・・)」

「パパはさ、サイキックだけなら何本まで槍を使えるの?」

「そうだなー、浮かして使いものにさせるんだったら100本くらいかなぁ・・・」


俺は絶句するのだった・・・


「(パパンって集落の中でも若手だよな・・・やっぱ普通に戦って短命種と勝負になるんじゃないのか??)」


そんなやりとりの中、ママンは目に涙を浮かべつつも終始空気でパパンを支え帰っていくのだった。


夕方になり、ダメージの大きい箇所に魔力を重点的にながしたことがよかったのか

俺は上体を起こせることになった。


エリンが食事をもって帰ってきた。

エリンは俺が働けない代わりに働いているらしい。


今集落では、順調に増えてきた馬の世話を総出でしている。


どうしてもエサが不足するので、付近へ臨時へ補給隊を出し、エサを回収しているそうだ。

本当に申し訳ない気持ちになる。


俺は朝の行いをエリンに深く謝罪し、水を含まない仲直りのキスをして普段よりもかなりはやい就寝をするのであった。


翌朝、いつものようにまだ薄暗いなかで目を覚ます。


「(体は・・・いけそうっと)」


俺は隣で全裸で眠るJKを起こさないように、痛みの残る体を起こし口を使って手の平を保護する布を固定する紐をほどき布を落とし、手の平の状態を確認する。


「(悲惨なやけどあとを想像したけど、なんだ綺麗なもんじゃないか。そういえば赤ん坊のときに再生魔法とかやってたっけ・・・もうリアルな上皮組織とか思い出せんな・・・なつかしい)」


そんなことを思いつつ、服を着、外に出て人々が起きてくるのを待つのだった。


見張りに立つ家族をはじめ、起きてくる家長達に回復したことと出発を後らせてしまったことに感謝と謝罪を述べていく。


挨拶をしつつ、エリンが起床後は家の分解もし会議がはじまるのを待つのだ。


各家長が、全員目覚めドルドンマ先生を中心に集まる。

そしてつぎの行き先は王都になった。

俺とエリンがいくついでだそうだ。

そして俺たちは移動を再開するのだった。


「では。準備はよろしいな。前進!」


ドッドッドッ


俺はエリンに考えていたことを話す。

移動中なため声は大きめだ。


「エリーン」

「なにー?」

「王都まで行く間さー、それぞの実家と行動しないかー?王都に行ったらしばらく会えないしさー」

「んー、そーだね!それに夜は一緒だしねー!」


そんな風にして俺たちはそれぞれの家族の元へいくのだった。


「パパーママー、やっほー」

「んー、マサじゃないか~」「マサ~おかえり~」「にいちゃーんー」

「マサー、どうしたんだー?」「にいちゃーんー」

「いや、パパとママしばらく会えなくなるからさー、いっぱい話しておこうと思ってねー」

「そうかそうかー」「マサっっ!!」「に、にぃちゃん・・・・」


「(ヤマトに意地悪しすぎたか・・・)」


「それにヤマトとかもっといっぱい話したくてなーー!!ほら、ヤマトー俺の馬にこいよー!」

「ハッハッハ」「マサっっつ!!」


ママンはさっきから泣いている。


パアァァァァ「にいちゃーんー!!」


俺はヤマトをサイキックで拉致り、俺の前に乗せる正面を向きあうように乗せる。


「このやろー、いじわるするなよー」


ぽかぽか殴るヤマトかわいい。


俺は両親と談笑しつつ、ヤマトにはとくに短命種からの逃げ方をやつらの戦術を理解できないかもしれないが、欠片でも理解できたらもらい物な気分を伝えるのだった。


そして最後の夜を迎える。


俺とエリンは最後の見張り、エリンにわがままをいって早めにバキとリン夫妻と交代する。


俺はエリンが隣で見つめながら、主に土魔法で見つけた色付きの綺麗な石を中心としたネックレスを作り続けた。

我が家とエリン家、そして先生の分だ。


エリンのように瞳の色を贈りたがったが、都合よく石は集まらず

かなり妥協した結果となったが、その変わり魔物素材の玉は美しい物を厳選した。


そしてヤマトには追加で短命種の戦術とその対策の木札をつくった。


こうして、真面目?に仕事しない見張りを終え、集落最後?の夜を終えたのだった。


日の出とともに俺の異世界人生での大きな転換期が昇ってきた。


集落で一番早く出発準備を終えたエリンは贈り物を配る。


まずは先生


「ドルドンマ先生。どうぞ」


先生は不思議な顔をしてネックレスを受け取る


「これはなんですか?」

「これはお礼であり俺とエリンを忘れてもらわないための印です。首に巻くなどお好きにしてください」

「お礼ですか?ハハハ。二人のことを忘れるわけありませんよ。とくにマサちゃんは私の生きてきた数千年のなかでも特別でした」


「(やめて先生・・泣いちゃう・・)」


「先生・・・先生は俺に文字を教えてくれました、そして魔法を教えてくれました。先生がいなければ俺はここまで外道魔法を使うことはできなかったです。それに、俺のわがままでほかの子供たちに言葉や文字を教えてくれて本当にありがとうございました。とても有意義で楽しかったです。ぐすっぐすっ」


「はっはっはっ、これから戦いに身を投じる人間が別れで泣いていてはもちませんよ」


そういうと先生は片腕で俺抱きしめた。先生も泣いていた。


そのまま先生はエリンともお別れをいい、俺たちはエリンの実家に向かった。


エリン実家では、エリンとその両親が号泣し、俺はもらい泣きし

最後にザクさんから。

エリンを頼む、エリンのために死なないようにすることを約束した。


最後に俺の実家に向かう。


実家ではパパンはなぜか上裸だった。


「パパにはこれ。ママにはこれ。ヤマトにはこれとこれ。ママは俺とおそろいなんだぜ。ヤマトは特別に2個!」

「これはなんだい?」「綺麗ね~マサと一緒なんてうれしぃわ~」「わあぁ~2しゅるいだ~ありがとう」

「これは俺みたいに首に巻くんだ、お互いの無事を祈るおまじないさ」

「そうかそうかー」「マサっっ!!生きて!生きてまたくるのよ!!!私たちもがんばって逃げるから!!」「にいちゃんーなかよくだよーたたかいはやだよ・・・またたおれちゃうよ・・・どうして・・・」


ヤマトが泣き出す。

俺はヤマトの首にネックレスをしてやり、抱っこしあやす。


「ヤマト大丈夫だ。お前の兄ちゃんはすごいんだぞ、ほらパパを見なさい。このおなか。すごいだろー?」


そういってパパンは腹の傷を見せる。ヤマトはわけもわからない様子で俺の胸に顔を押し付ける。

俺はヤマトの頭をなでながらいう。


「パパ、ママ。今までありがとう。ママには外道魔法で大けがさせちゃったことあるよね・・・。パパにも最後にごめんね・・・。こんな気持ち悪い・・グスッ息子だったけど・・グスッ、大切に育ててくれて・・グスッ。ほんとうに・・・グスッ、ありがとうございました!!」


パパンもママンも涙をながし、エリンももらい泣きしヤマト泣き。


俺たちは出発の号令をきき、それぞれの馬に乗る。


王都はもう目視できる距離にあった。


読んでくれてありがとうございます。


感動って難しいです。戦闘描写も

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