そして俺は大人になった。見た目は高校生だが・・・
学園で幼気な幼女に調教を施す外道魔法の使い手のマサであった
エリンがはじめて学園にきて2年がたった。
今日は卒業式だ。リンが卒業する。そして彼女は大人の仲間入りだ。
式なんて大げさなことはしないが、ついでに結婚式もやることにした。集落では子供から大人へ上がるための試練なんてないし、お祝いもしない。流れ作業で行われていた。俺はなんだかんだ付き合いの長いリンだし、バキも知らない中ではないから、結婚祝いとか新しい言葉を生み出し、自分が作った(といっても磨いたりしたものがほとんどだが)ペアのネックレスを二人に贈った。二人は特に感動の涙を流すこともなく。
にこにこしてもらってくれた。
「(なんだかなぁ。。。まいっか・・・)」そしてついでに入学式も行うことにした。
流れ作業にしてたのは俺だった、卒業式→結婚式→入学式・・・なんだこれ。
今日入学するのはシャアの妹のジュナガン、ながいのでジュナだ。まだ6歳なのに首が座ってるので入学してもらった、あと家庭の事情もある。シャアとジュナのママは亡くなってしまっている。ちなみにシャアのうちは、家長のタクレス、息子のシャア、嫁のパトリシア、そしてジュナの4人家族だ。普通は結婚したら家を出るらしいのだが、幼いジュナのためシャアとパトリがタクレスのうちに住むことになったのだ。聖人集落では掟はゆるい。みんなが納得ならそれでいいのだ。こういうのいいよね!
「(掟っつかー、指針だよな、参考になるわ)」
そんな感じで学園は先生のドルドンマ1234歳を旗印にエリートアルバイター自給マイナス食料の俺ことマサ21歳をスタッフとし、生徒は生徒会長である俺の嫁で娘のエリン12歳(幼女)、そして入学と同時に生徒会副会長になったジュナ(赤子)が加わったのだった。
エリンは声が?発音?が幼いが言葉はしっかりと1年でマスターした。そして今は文字ともう一つおれと秘密の個人レッスンをしている。
「まさーまって~」「ハハハ、エリンこっちだぞぉ~」ドッドッドッドッド
ここは砂浜ではなく草原だ。俺らは馬を駆っている。恐るべきはエリン、120cmくらいの小さな体で170cmくらいある俺たちの普段乗る6つ足2尾の馬を操るのだ。そして俺たちの狙いは俺ら、特にエリンを狙う肉食魔物だ。そう、俺の魔改造は失敗したかもしれいのだ、エリンは聖人→自我のある聖人に改造するはずが、聖人の娘→バトルジャンキー(予備軍)の俺の妹 になりつつある。どうしてこうなった・・・
きっかけはエリンの11歳の誕生日に魔物の爪を溶かして固めて丸くしたものを磨き上げた玉にひもを通してネックレスにしてあげた。そしたら彼女もほかの人たち同様、にっこり笑って感謝を述べた。なぜくれたのか尋ねられ、エリンが生まれた日だから君にとって特別な日なんだ的な説明をした。ちなみに誕生日という文化はない。これがまずかった。学園で自分で能動的に話すよう改造した結果、エリンは聖人っぽいが受け身ばかりではなくなっていた。今日が自分にとって特別を本能的に理解したのかこんなこといいだしのだ。「じゃあ、まさ。えりんのおねがいきいてくれる?いっこだけ!」
こんなの断れるヤツがいたら俺はそいつの両親に「すばらしい名君を育てたご両親に最大の敬意を!」といって地面にひれ伏すだろう。そのお願いが
「えりん、まさが狩りしてるの見てみたいなぁー」だったのだ。
俺のテンションがあがったのは言うまでもない。そして二人乗りしてサクッと襲ってくる魔物を倒し帰ってきたの。そしてエリンが吐いた言葉は
「あしたからえりんも狩りにいく」
だったのである・・・毎日は無理だと説明して、エリンのパパとママの許可もらってから話し合うことにしたのだ。この辺の聞き分けの良さは聖人の血だろう。
そして、聖人である両親は俺と一緒なら許可するだろうことは容易に想像でき、5日に一回俺がママンと内職しない日一緒にいくことを条件提示したら、エリンはこれを飲んだのだ。
そして、一緒に狩りに行くようになったのだが、エリンは見学から、乗馬を教えろときて軽い気持ちで教えたらできちゃった系だった。そして今にいたるのだ。さらにエリンが戦士なりそうなもう一つの要素は魔法だ。エリンこの年ですでに魔法が使える。だが当然のようにくっそショボいが。そして学園の授業で彼女は午前中と寝る前に枯渇させているとのことだ。(寝る前に枯渇からの回復は集落では一般的)
俺は彼女の将来、そして俺の将来が心配だった・・・
エリンの安全第一なので、俺は自作の魔物爪の切れないナイフをエリンにもたせママンに教わりながら毛皮のフードつきコートをつくりエリンのバージョンアップをはかったのだった。最近は彼女が不安なのでなんとかオオカミをテイムできないかなどと考えたりしている。ただ、安心なのは乗馬を覚えたとはいっても一人で乗り降りできないので、狩りは魔法で小さな爪ナイフをフワフワさせてるだけで見学である。
まぁ、俺もエリンが心配とかいっときながら平気で彼女を囮にしてる以上、安定の外道だったのだが。
俺のハントスタイルは簡単だ。適当に散策する。魔物がくる。群れで来る場合は爪を纏わせガード。しつつ撤退、単体のときは牙を飛ばして終了なウマいバイトである。エリンのときも同じ。まぁ俺が直接襲われても外道魔法で近寄れないからね。俺はもう魔力チートなので、この豊かなバタダ国内の魔物に遅れなどとらないのだ。いつものように倒した獲物の首を焼き落とし、血を抜きながら帰る。俺はエリンがどういう気持ちで狩りにくるのかきいてみた。
「エリンちゃんやい、なんで狩りについてくるんだ?もう馬のれるし、それに今日なんて襲われたじゃなないか?死んじゃうぞ?」エリンはしばらく黙っていった。
「なんかえりんもいかないといけない気がしたの。それにこわくないよ。まさがたすけるのしってた」
「(かわいげのない幼女だ)」
「そっか」俺はなんかどーでもよくなって適当に返事をした。
そんな感じで、俺とエリンは毎日午後を一緒にすごした。
この年は個人的な大きなイベントがあった。
弟が生まれた。俺の親は若い。だが長命種は若いからといって生まれやすいわけではない。まぁ俺はこの世界のヒト種の生態にや生理に詳しくないからなんとも言えないが・・・
弟の名前はなんとびっくり、<ヤマト>である。しかも日本人みたいな黒主体の茶色の目してる髪はまだ産毛だが、パパンと同じ青銀かなって感じ。てか両親と目の色が違うってあるんだな。
この世界でも細胞説は通用するし、DNAもあると俺は信じてる、だからこいつは隔世遺伝ってことにしといた。家族が増えて、将来の嫁もいる。だが俺は昔に一人で旅でもしよっかなとか考えたこともあったし、成人式が近づくにつれて、どう進めばいいのか世界統一、まずはフロリア大陸統一できのかのビジョンが見えなくなりつつあった。同じ集落の中で戦ってもきっとおれは上位にはいれるかどうかだしな・・・
なんか攻略に役立つアイテムとかスキルないかなー
そんな概念はこの世界にはないのにそんなことを考えるのであった。
月日は流れていく
弟のヤマトが生まれてから4年経った
ここ最近は出産ラッシュだった。リンとバキにそれぞれ弟と妹ができた。
「(ヤマトの嫁がジュナだからまたこいつらの家どうしでくっつのかw てか、ジュナは俺のテストケース2だから我が家の嫁はともに実験体か・・・ なんか縁があるなぁ・・)」
俺は心の中でつぶやいた。
あっ、俺は成人した。成人にともない集落の役割を教えてもらう。といってもいつもやってる食料調達、とか最低限のことに加えて次の遊牧の決定会議の参加。また武術の鍛錬の参加だった。
遊牧の仕事は今の狩りの仕事で食物、加工品の上納で免除された。武術の鍛錬は免除されなかった。
というわけで俺は毎日学園にいくことができなくなってしまった。俺はドルドンマと同じように魔法主体であることを理由に武術鍛錬は三日に一回にしてもらった。聖人たちはちゃんとした理由があれば相変わらず優しい、俺も裏切る気なんてさらさらないしね。善人がバカをみる世界にはしたくないのだ。
まぁこの集落の人たちは善人というかロボットみたいだけどね。
でもイケメンなパパンと綺麗なママン、いけめんプリティーな弟。
ぷりてぃー<びゅーてぃーな嫁(JCになった)に囲まれそれなりに幸せなのである。
それにこの集落は俺が単騎で活躍して襲撃から逃れることができるからな、短命種の襲撃軍はおれら以外の集落も襲ってるから、俺らの集落だけに対処してないので未だに罠で躓く。逆に罠を警戒すると持ち前の突進力が落ちて、ほかの集落からの略奪が減るだろうしな。
こうして俺、長くつらい幼年期を終え、無事に成人した。
マサ:長命種 25歳
魔力 450歳相当。
魔法 サイキック 外道魔法 土魔法?
武術 対人格闘術 練度 40歳相当 (主にナイフを利用した戦闘を評価)
槍術 練度 25歳相当 ざこです
斧術 練度 25歳相当 ざこです
剣術 練度 25歳相当 ざこです
その他 採取、罠、手芸(かつて落下傘整備隊員としての記憶が無意識にいきていたおかげで縫物どの手作業が得意です。ママンのおかげも大きいです)
備考:ハントは獲物の痕跡を追うなど狩人らしいことをしてないのでカウントされてません。
この世界に関係する前世の人物像
元自衛官。中高ロクに勉強していなかった反動から、趣味は中高の勉強だったりする。また周囲の隊員は体力、戦闘力でバケモノ揃いだったため、休みの日も必死にトレーニングしていた努力家だったりする。
また部隊の特性上と本人の性格上、食や生活環境に対するこだわりが著しく低い。
性格に難ありだが基本は内心で愚痴る程度、仕事は普通にできた。女性との付き合いもそれなりにあった。普通の男性と同じ、美人に誘われるとホイホイついていく程度である。性癖は普通。
The軍人な硬さはなく軽い、むしろそうした硬さが苦手だった。
エリンがすぐに魔法を発現した理由
物心つく前から、隣の変態おにぃちゃんの魔力風呂により体内の魔力の自覚がごくごく当たり前にできていた、ここが難しいのだがそれをやすやす突破し、学園での知識で完全に魔法を発現するに至ったのだった。
環境も才能です




