バタダ王国
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俺は戦闘後の処理をして、ケミナルビに帰還する。
愛する家族の元へ。
そして次なる一手のために、考えているのは二パターン。
プランAはこのまま武力でバタダ王国王都を攻め落とす。
プランBは何食わぬ顔でバタダ王国王都にいき、新たに俺が王となることを宣誓する。
「(プランBでいってダメならプランAでいっか。たぶんBで行けそうだし。聖人だもん。)」
俺は結構お気楽な気持ちだった。
そうと決めたらすぐに行動開始。
数日後
俺はバタダ王都にきた。
目指すは王宮。
「(戦士はほぼ壊滅しているし、どうなっているんだろう)」
そんな疑問がありつつも、歩みを進める。
俺が王宮に入るとすぐに現段階での年長者が声をかけてきた。
彼は800オーバーくらいだったはず。
「(勝てるが余裕ではない。囲まれたら速攻で逃げる)」
俺ははじめから逃げる気はマンマンだった。
「お前は・・・マサちゃん?」
俺の今の見た目は金髪ドレッドのカツラだ。
男で金髪は珍しいのだ。
また、外道魔法などで俺は100年経っても忘れられていない。
「おひさしぶりです。ゴウキさん」
「そうだなー。お前いままでどうしてたんだー?」
「短命種に捕まっていました。遠征軍が攻撃してきたドサクサで逃げてきました。しかし、今回の遠征軍は陛下はいらっしゃらなかったですね。珍しいですね」
「あー、陛下は行方不明なんだよ。といってもここ50年くらいは遠征軍は遠征にいったきり帰ってきてない」
「えっ!そうなんですか?そういうときって誰がリーダーやってるんですか?」
「そーだなー。年長者って感じだな!」
「そうですか、年長者じゃなくても、リーダーにいや、国王になれますかね?」
「それはなんとも言えんな」
俺はダメ元で周囲にいる人に聞こえるように声を張り上げる。
「女王不在である今この時、女王がもどるまで、俺が王でもいいか?」
皆無反応だ。
「(無反応とか一番困るわ・・・)」
どこかで声が上がる。
「なぜ、お前なんだ?ゴウキさんじゃダメなのか?」
「(これいったらまずいかな・・・)」
俺は恐る恐る、喧嘩売りワードを言ってみる。
「いえ、俺がこの中で一番強いので、女王の代理にふさわしいかと・・・」
皆だまる。
「(たたみかけてみるか)」
「逆になぜ、年長者って決めつけてるんですか?」
「うんー・・・・そういうもんだったからなぁ・・・」
「(なんだそれ・・・相変わらずだな・・・)」
俺は若干呆れつつ心の中でつぶやき、そして言う。
「明確な理由がないならば、俺が王でもいいじゃないですか。俺が王だと言うことに反対な者は手を挙げて意見をどうぞ!」
「「・・・・」」
「(なんかインチキくさいけどいっかwww)」
「では、俺が王で問題ないですね」
一同うなずく。
「(まじチョロい・・・なのに戦闘力は一騎当万だからなぁ・・・はぁ・・・気が重い)」
俺はうれしいのやら悲しいのやらで不思議な気分だった。
戦士の数は約100名しかいない。
負けまくってたしな。
死体もでてきてないから、行方不明らしいけど。
だが、俺は戦士たちに、しばらく遊牧や農耕するように指示すると・・・
「なぜ俺たちは戦士なのに遊牧や農耕をするんだ?戦わせろー!」
とまぁ。こんな感じだ。
「(はぁ・・・・まぁいいか・・・)」
めんどくさくなった俺はいつも通りの訓練をいいつけ
再び、ケミナルビに戻る。
申し訳ないが100人いっぺんに葬ることにしたのだ。
方法はいつもと同じ。砦に誘導からの一斉射撃だ。
砦は先日の争いの爪痕がいまだに残っていた。
だが、おそらく第三射までには全滅できるだろう。
俺はケミナルビから砦まで部隊を誘導し、そこからバタダ王都へ向かう。
バタダ王国ではすべての戦士を率いて砦を攻めるのだ。
門開放の指示はとっくにしてある。
無駄に門を壊す必要なんてないのだ。
数日後。
俺は戦士たちを急がせ、砦へと向かう。
俺は眠らなくてもいいが、彼らはきつかっただろう。
「(大丈夫、もうすぐ楽になるさ)」
そして、俺を戦闘に門に突撃する。
そのまま落とし穴群を抜ける。
バシュン!バシュン!
ドカーン!!ドカーン!!
第一射目だ。
やはり500オーバーはこれでほぼ壊滅。
バシュン!バシュン!
ドカーン!!ドカーン!!
第二射目。
ほとんどが倒れる。
俺は防ぐのでいっぱいいっぱいだった者の首を掻っ切っていく。
朝に始まった戦闘は朝に終わった。
俺はすべてのバトルジャンキー達を皆殺しにした。
それから、俺はバタダ王都にもどり、新たにバタダ王都の法整備を考えはじめる。
数十日後
バタダ王国内に新たな王コラソンが即位する。
コラソンは長命種男子としては典型的な青銀の髪をしていた。
そしてコラソン以外の戦士は今はいない。
王都での生活はこれまでとなんら変化はしない。
それぞれ100人単位でグループを勝手に振り分け、それぞれが
農耕、遊牧、手工業、をするように割り振る。
足りない物資は王へ相談する。
その際は目安箱を王宮前に配置したのでそこにおくること
とした、くっそ適当な法律をつくった。
これは長命種の性格を考えてである。
商売はほとんど禁じた。
というより王都の市民をすべて組み分けしたので
商売やる人間なんて残ってない。というのが事実だろう。
こうして俺はバタダ王国を手中に収めた。
まぁ俺は基本、モズクワ王国にいるんだがな・・・
今は早急に転移魔法もしくは通信魔法の会得を目指しているがまったくめどは立っていない。
また、次なる大陸を目指すため、もっとも次の大陸と近いと噂されるソイツ王国を傀儡として、船を造らせて、大陸を探させようとしている。
だが、俺が考えているのは一国独裁ではなく、多国間のバランスなのでフロリア大陸すべてのトップの陰には俺がいるが、基本は口出ししない。
そして、どこかが出すぎだたら、その国の首脳を始末するといった感じだ。
こうして、安全な航路確保のためにつぎはソイツ王国を目指すのであった。
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