第91話.和解?
「はぁ、これじゃ役人を呼ぼうにも呼べないか」
「わかってくれたか?」
「んじゃ、きちんと処分してよ」
「しょ、処分とは?」
青ざめる役人と、女と周囲の人たち。
俺が悪者?
『主、焼き払いましょうか』
「「「ひっ」」」
「ちょいと待ちな!」
「あ、「「「頭!」」」」
「客人を連れてこずに、なにやってんだい、お前達!」
「「「すんません!」」」
「頭、どうも、まずい流れになってまして」
「何がまずいんだい」
「いや、こいつらが、サンラから来た客人に危害を加えようとしたとかで、今、こんな状況になってるんですよ」
「はぁ?、わたしゃ、案内を頼んだだけだろうに」
「それがどうも、引っ捕らえろ的な感じに伝わってたようで…」
「なんでまた…、ジンサ、ジンサは何処に行った?!」
「あのー」
「なんだい!」
「その、ジンサって人は、路地裏に居ますよ。24時間その場から動けないようにしてますが、他者が触れば動けるようになります」
「はあ、お前さん方はなんだい」
「俺達はサンラから来た者だが」
「え…、あ、そいつはスマナイことをした」
「で、今はどう責任を取るのか、処分してくれるのかを話していたところなんだが…」
「しょ、処分は勘弁して貰えないかい?」
「んじゃどう伝え違えたら、人拐いと強奪に走るのかを聞きたいんだが」
-----
「本当に、「「「「「すんませんでしたー」」」」」」
「これに懲りたら、もう命令を履き違えるんじゃないよ!」
「「「「「「はいっ」」」」」」
「それで、客人は何をしにシズタミへ?」
「ん?、その前に自己紹介しとこうか。俺は、スグル、んで、こっちはティファ、で、」
「レギル・ファルモアの娘でレシカ・ファルモアです」
「レイネとネイラよ」
「わたしが、シズタミを纏めている、ネキツ・ビキューだ」
「で、シズタミには何をしに?」
「塩の取引をする前に、魚を買っていこうと思ってな、買付に来た」
「干物などの加工品なら、半月は待って貰わないとならないが」
「いや、俺達は未加工、つまり生魚を買いに来たんだ」
「「「「は?」」」」
お読み頂きありがとうございます。
そうそう、ブックマークが70件行ったんですよ!
まぁ増減減しますが、でも気に留めて頂いてありがとうございます。




