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第90話.状況把握

「あ、門番のおじさんじゃないですか」

「で、スグル達と、そこに倒れている奴らと、姉ちゃんと、周りの奴ら…、こりゃどういう状況だ?」


「どいう状況って」


(ドン)に会わせるといって路地裏に連れていかれ拐われそうになった

・家族に危害を加えて車を奪おうとした

・見物人に役人を呼ぶよう伝え、呼ばなかったらこいつらと同じだと宣言した

・埒が明かないので、何も買わず積んできた水を棄てて、海水を汲んで帰るか話をしてた

・棄てる水を分けてくれてと、この女が言ってきた

・理由を求めても話さない、さらに人間か?と聞いてきた

・犯罪者の仲間に理由を聞くだけでも譲歩している


ざっと、記録映像を見せながら、門番のおじさんと、ここにいる奴ら全員に説明してあげた。

疲れたー


「で、おじさん、これどうすれば良い?」

「うーむ、怒らずに聞いてくれるか?、いや、聞いて欲しい」


「怒る案件なの?」

「うっ…、まぁ、そんな感じだ」


「まぁ、話してみてよ」

「あぁすまない。まずは、そこに倒れてる奴らとスグルを連れってたのが役人だ」


え?


「今、なんと仰られました?」

「だから、こいつらが役人連中だ」


「つまり組織ぐるみの犯行ってことか」

「いや、そうじゃない、そうじゃないと思うんだ。どこかで伝達が間違ったとしか思えないんだ」


「あのさ、伝達が間違って、そうなんですか、って終わるわけないでしょう、こっちは“国”と“シズタミ”との今後の取引を決める為に来てるんだよ?」

「最もな話だ、否定できん」


「俺が国の役人だったら戦争だよ?、ねぇ、その辺、こいつら理解してんの?」

「まぁまぁ殺気を抑えてくれ」


「ましてや、俺じゃなく他の商人が来てたら間違いなく害されてるよね」

「全く返す言葉もない」


「あれ?、スグルさんってうちの国の要人じゃないんですか?、国策参加してますよね」


レシカさん空気読めー

いつもお読み頂きありがとうございます。

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