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第88話.案内

「ぉはょー」

「おー、おはよう」


「顔を洗ってから朝御飯にしよう」


-----


「それじゃ、いただきます」

「「「いただきます」」」


今朝は簡単にサンドイッチとサラダ、飲み物各種。


「これはもう、スグルさんのところに居候するしか無いですね!」

「いそーろー?」

「レイネは知らなくても良いのよ」


-----


「ごちそうさまでした」

「「「ごちそうさまでした」」」


「さて、今日は買付と…あとなんだっけ」

『ここの責任者にお会いになられるのでは?』


「そうだったな、すこし気になるのもあるしな」

「気になるものですか?」


「あぁ。見た感じ、製塩事業はそんなに発達していないようなんだよ。月に2,000kgなんて出来るのかな、と」

「なんで、そう思えるの」

「そうです。なぜわかるんです?」


「まぁ、それは責任者に会ってからだな」


車のドアをノックする音が聞こえた。

「すんませーん。こちらにスグルって人が居ると聞いたんですがー」


『どなたですか?』

「あ、わっしは、(ドン)の遣いで、ジンサって言いやす。はい」


『その、ジンサさんが、こんな朝早くから何のご用でしょうか』

「へい、頭に案内をするよう言われてやして、お迎いに上がったしだいでさ」


『主、どうします?』

「来ちゃったものは仕方ない、待たせるのは忍びないから行ってみるか」

「旦那すまねぇな。わっしらのとこは朝が早いですけ」


「皆はどうする?」

「私は一緒に行きます」

『私はこの子達と留守番してます』

「そうね、レイネも一緒に待っていましょう」

「うん、まってるー」



「それじゃ、ジンサさん、案内をお願いするよ」

「承知っす」


「行ってくる」

『行ってらっしゃい』

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