第69話.動き出す
「これが新しい街の地図です」
「へー、これが…」
碁盤の目状か
中央の大通りに、領主の屋敷と公園、聖堂、その回りに民家、交差する街道の大通りに商業や冒険者、鍛冶、などのギルド、周辺に関連施設や大店、農業地区に工業地区、霊園。上下水処理場。
「どこにしますか?」
「聖堂まで作ったんだな…、で、選んで残った土地には何を作んだ?」
「そうだな…、学校はどうだろうか」
「学校か…、就学できそうな子供は居るのか?、ここの世界だと働き手なんだろ?」
「うーむ。親の了承を得られれば可能かもしれんが、年齢層では200人集まれば良い方ではなかろうか」
「あと、教える人は?」
「と、とりあえず、土地を決めてもらってよいかな」
「あぁ、それじゃここにするよ」
ギルドから少し離れ、領主の屋敷寄り、公園の近くだ。
「ほほう、要所に近い場所を選びましたな」
「まぁな。物流だと工業地区寄りが良いんだろうけどな。これだけあれば、自宅、事務所、車庫に倉庫、駐車場が作れる」
これで白井運送が開業に一方近付いた!
-----
「ただいまーっと」
『お帰りなさい』
- 『『お帰り』』
『どうでした?』
「あぁ、報酬で土地を貰えたよ。結構広く20m×50mらしいんだ。明日に早速行ってみよう」
「ランドさん、王国の動きは分かりますか?」
- 『今のところ大きな動きは見られませんな』
「大きなっていうことは、小さいのはあるんだ」
- 『ええ、まずエステリア王国からサンラ方面を除いた隣国に書簡が送られました』
「書簡?」
- 『恐らく、ここサンラと取り引きするな、というところかと』
『主、王国を潰しましょう』
- 『ミーは賛成するー』
「いやいや、王国でティファが啖呵切ったの覚えてるけども、今は止めておこう」
『何故ですか。今のうちに』
「気持ちは分かる。だけど、無駄に敵は作りたくないんだ。頼む」
『あ、主がそう言うなら…』
「申し訳ないけど、ランドさん、王国方面を定期的に監視してもらえるかな」
- 『畏まりました』
ようやく石棺運搬の報酬を手に入れました。




