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第63話.開いた

「た、大変だー」

「どうした!」


「す、すすす、スグル殿達が帰って来た!」

「なに?、朝に王国を発ったとしてもまだ4時間は余裕あるんじゃ無いのか」

「いや、まさかとは思うが、夜中に移動をすれば」

「確か守衛の話だと昨夜、光る点が王国方面から向かって来たという話が」


「ばっ、何故それを伝えん!」

「その守衛の話では、動きが止まったと思ったら、光が消えたので見間違いしたと思い込んでしまったようだ」

「それは夜営入ったんじゃなかろうか」


「しかし、夜中など馬は走ら…せ……」

「あやつのは魔動車だったな…」

「「「あ」」」


「こうしちゃ居れん、セバス!、今すぐ門番に伝令を、今何時だ?6時55分?、よし7時に開門!」

「畏まりましたー」


「折角、アテラ殿に、スグル殿の考えられている再興計画に沿って、町並みを変えて戴いたのに…、初っぱなからしくじりたくないぞ!」

「ですな、上下水道の基礎までも出来上がってますからなぁ」

「立地のいい物件も数件用意できたから、これでスグル殿が赦してくれるかどうか…」


----------

06:59:51

午前7時00分丁度をお知らせします。

ピッ

ポッ

ポッ

ポッ

ポーン

07:00:01

午前7時00分10秒をお知らせします。

ピッ

ピッ

ピッ

ピッ

ポーン

07:00:11

午前7時00分20秒をお知らせします。

ピッ

ピッ

ピッ

ピッ

ポーン



ガコンッ

ギギギギギギギギィーーーーーー

ドォーン


「す、スグルさん!!門、門が開きました!」


午前7時01分丁度をお知らせします。

ピッ

ポッ

ポッ

ポッ

ポーン


「あの、スグルさん?」

ガバッ

きゃ


「ティファ!」

『あ、主、なんでしょう』


「7時だ!」

『はい?』


「門は開いたか?」

『開きました…よ?』


「よし!、それじゃあ乗り込むぞ!」

『え、え?、あ、主?待ってください』

「そうですよぉ、待ってください」

「「うんうん」」


「今から、代表が出てきますからぁ」

「代表が?」

お読み頂きありがとうございます。

4月ですね。

1年の4分の1が終わりました。

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