第58話.夜間移動
「それじゃあ、今が18時だから、向こうに着くのは夜中だね」
「夜じゃ暗くて移動できないですよね」
「暗くても晴れてれば問題ないぞ、それに、ランドさんとミーの案内があるからな」
「暗くても走れるのですか?」
「んじゃ、物は試しってことで、これから移動しようか、帰りはトラックじゃなくワゴン車だからね。少しはゆっくり出来ると思うよ」
「形が変わりましたね」
「これがティファさんの能力ですか…」
『大したことはありません。主に支える為の能力ですよ』
「うふふ、愛、ですね?」
「ランドさん、ミー、ナビ宜しく。石棺を運んだときに道が変わったと感じたんだけど、夜間走行するから念のため再確認してもらえる?」
- 『承知しました』
- 『わかったー』
街道整備もしないとなぁ
相互通行ができると良いかも知れない。
そうなると幅は8m欲しいかな。
高速道路を参考に80㎞毎に休憩所を設けるのも良いかも。
- 『スグル殿、地形は特に変わっておりません』
- 『座標も特に問題無しだねー』
「よし、出発するか」
「星明かりが無いと視界が狭くなるか…。通常のナビだと厳しいな」
- 『アシストしましょうか?』
「アシストって?、どんなの?」
- 『少し速度を落としてくれませんか?』
「あぁ、このくらいで良いか?」
- 『スグル殿が急停車しても大丈夫と思われたら、それで』
「それで、アシストって」
- 『はい、………と、これでどうでしょう』
おお、フロントガラスに街道の情報が
「いいね、これで街道を外れずに進めるよ!」
- 『喜んでいただけて何より。ただ、あくまでも補助しているだけなので、安全運転でお願いしますぞ』
「オーケー、んじゃ昼間並の速度で」
「暗くて景色が楽しめませんね」
「レシカさんは車の事となると、それしかありませんの?」
「確かに、見るものは無いな。ゆっくり休んでてくれ」
「でも、夜中も走れるなんて凄いですね」
「夜中も走れる…か、まぁ夜中も人々が働いている国だったからな…」
『主、右斜め前方から、不明物体が6個ほどこちらに向かってきています』
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