第46話.下見に行くよ
『主、クレーン付き4t車に変化が可能です』
「おお、そうか。よし、あとは道が丈夫かなんだけど」
- 『スグル殿、これは一度運転をしてみて感覚を掴んだ方が良いですな』
「慣らし運転ってこと?」
- 『はい』
「そうだなぁ。ミー、時間はどのくらい掛かるかな」
- 『うーん、80㎞/hで4時間ぐらいかなぁ』
東京・新潟間ぐらい?
「あれ?、でも500㎞とかじゃなかった?」
- 『当初は衛星から観測を行っておりませんでした。セバス殿の話しなどから推測したものでしたが、改めて測量してみたところ、約300㎞程と判明しました』
- 『距離の計測ってのが、普段の速度で1㎞を進んだ時間を計って、で、エステリア中央までの移動時間から距離出したんだってさ」
「あー、成る程な、普段道理進んでも後半はスピードが落ちるものな」
行きに1時間の移動毎に杭を打って、帰りに1時間の杭の間隔の誤差を測れば距離を補正できただろうに。
「んじゃロドリルさん、明日、明後日は街道の確認に行ってくるよ」
「あぁ分かった。ただ…、そうじゃな、同行者を付けてくれんか?、いや疑うわけでは無いのだが、ちがうな、お主の対応が初めてなんでな、実績、試験も兼ねてだな」
「試験は石棺の搬送では?」
「調査の対応状況も見させて貰いたい」
「うーん、中立性を持ってる人となると…」
「おお、そうじゃ、冒険者ギルドからはネフカと、商業ギルドはミレーヌ嬢、それと、領主からはレシカ嬢でどうじゃ」
「どうじゃ、って言われてもな。関係者じゃないですか、あと、乗せられるかな…」
『主、運転手含め8人まで大丈夫です。』
「それじゃあ、3人は大丈夫じゃな」
「まぁ、後部座席に文句を言わなければ良いよ」
「で、明日は何時に出立予定じゃ?」
「同行者の予定は無視ですか?」
「いや?、ここに来るとき話しは通すようにしておいたから問題無いじゃろ」
「10時出発します。予定では17時頃に向こうに到着ですね。あ、何か向こうの通行証になるようなもの有りますかね」
「なんじゃ、お主の商業ギルド証でも見せれば良かろう」
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