第43話.物件
事業の準備をば…
「なかなか良い物件見つからないねぇ」
『主は何を求めているんですか?』
「えー?、まずは駐車場(屋根付き、大型特殊可)で、家は1階に事務所を置きたいし、住むところは、食堂にキッチンに、リビングに、2階に、自分達の部屋を作るんだ!」
『自分達の部屋って、私は別に一緒の部屋でも…、!、いえ何でもありません』
- 『あははは、ティファ姉赤くなってんのー』
- 『頼もしいですな』
「しかし、良さそうな土地とか無いなぁ」
- 『(街の外に作れば?)』ボソッ
「!、それだ!。ちょっとレギルさんとこ行ってくるー」
『え、え?、主?。ちょっとミー何を言って──』
- 『行ってくるー』
- 『はっはっはっ、元気だのう』
無ければ作れば良いんだ!
「ミーありがとなー、立地を探しても立ち退きをしてもらうのも違うしな。空いてる土地を使わさせて貰えれば」
そんな考え方もありました───
「ダメに決まってるじゃないか」
レギルさんからの、まさかのダメ出し!?。
「街の中で良さそうな場所は空いてないんだって」
「だからと言って街の外に?、スグル殿よ考えても見ろ。スグル殿が運送業を始めたとして気軽に依頼を出しに行けるのか?」
「門の目と鼻の先の距離で」
「一つの商いだけ街の外にって風聞が悪いわ。それに夜間に依頼が来たらどうする」
「24時間は無理っす」
「もしもの話だ」
「なら、受付はほら、ギルドでやって貰うってのはどう?」
「移動距離や時間も計れないのに、受けて良いのか?」
「んじゃ、1日1件とか」
「はー…スグル殿よ、それでどうやって利益を上げるつもりだ?」
「ど・が・い・し?」
「それをやられたら、他のギルド員が割りを食うだろ」
「「うーむ」」




