第33話.情報分析
「お待たせ致しました。こちらが写しになります」
「ありがとう」
これで天気の情報は確認できるな。
「それじゃ、戻ろうか」
- 『うん』
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さて、両ギルドの情報をみると、なんとも。
- 『スグル殿よろしいかな?』
「あぁ、良いよ」
- 『おお、スグル殿も気象情報を見ておったか。丁度良い。』
「どうしたんだい?」
- 『スグル殿の意見を伺いたい」
「んー、雨は通常通りに見えるが…」
- 『実は、ここら辺一帯は川の水で保っているようです』
「え?じゃぁ、川の水がない今は、というか、誰も気が付かない訳じゃないよな?」
あ
- 『スグル殿、思い出しましたか、領主殿をブルーに会わせるためにお連れしたときのことを』
「あ、あぁ。河原とは途中まで気付いて居なかったな」
- 『しかも街の住民のほとんどが、です。』
「え、でも冒険者ギルドも気付いてないというのか?」
- 『気付いている者は中央に移動していますな』
「なっ」
- 『それと気になるのが一つ』
「なんだい?」
- 『我々が来る二月前に断層地震が起きているようです』
「そんな形跡は、街に地震があったなんて見えないぞ」
- 『局地的だったようです。これはブルー殿も揺れを覚えていたようです』
「他には無いか?」
- 『そして、その地震で谷が地滑りを起こしておりまして、つい先程撮った山の画像がこちらになります』
「なっ…」
ブルー達のいる更に上流には、自然の巨大なダム湖が出来ていた。
- 『決壊するのも時間の問題かと』
「ランドさんの見立ではいつ頃まで持ちそうだ?」
- 『山間部に雨が降らなければ、10日ほどかと』
「え?、もう時間無いじゃん。ギルドの情報を見ると、過去3年とも、10日の間に2回も降っている」
『主、領主殿をお連れしました』
「あ、ティファありがとう」
「スグル殿、なにか重大な事が起こると聞いたんだが」
「ああ、街道と、川に向いた地域には被害が出る」
「そんな、まさか」
「ランドさん、さっきの画像を」
- 『はい。こちらです』
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2018.03.10 台詞部分修正




