18話ーーー知識は武器になるーーー
そして、2つ目の町コモリリアーノに1か月
ルル「今回の町では領主さんも反応良くて、グランゼンミューロよりも
商人さん達も反応良かったですね」
リリー「そうだね!一番小さい町って聞いてたけど私ここの人たちは好きかも」
ルル「場所によって全然違うものですね」
リリー「こんなに違うんだね」
ルル「ラフィンさんが言ってた意味が分かる気がする」
リリー「え?何か言ってたの?」
ルル「どんなことでも相見積もりを取ってみないと相場が分からないし適正価格もわからないって!」
リリー「言われてみれば、今特に考えずに商売してたけど、取引間の手数料とかモノの相場とか
わかってなかったかも・・・」
「でも、どうやってルルちゃんは値付けしてたの?」
ルル「自分ではわからなかったので、町の武器より少し高くてもいいかなってくらいの感じだったから
ラフィンさんに聞いたんです、そしたら町の防衛に使うならって料金交渉を
領主さんと話をしてくれて、話を付けてくれました」
リリー「そうなんだー!・・え、でもじゃあ、ラフィンさんを経由して卸してるの?」
ルル「うん!」
リリー「そこは手数料とかは?」
ルル「うーん、今はないよ。そこは私達が大きく売るときに優先的に販売させてほしいって
言われてはいるけど」
リリー「え、そんな優遇してもらってるの?なら今回行く必要なかったんじゃ・・・」
ルル「ラフィンさんも言ってたけど、私達に納得して卸してほしいんだと思う
いくら、ラフィンさんが善意でいい取引をって考えててもこうやって見て、話してみて
どういう感じか私達が分かって妄信せずに話をしたかったのかも」
リリー「そっかー私は特に文句とかないけどねー」
ルル「何もわからない時にそう思えたの?リリーお姉ちゃん?」
リリー「う・・・」
グランゼンミューロで悪い条件でもいいかと思ってしまったことを思い出したリリーは何も言えなかった
そして・・・
ラーズルの町にも行き1か月・・・
商人や領主と話をして、最後の方に町を歩きながら話すリリーとルル
リリー「本当にいろんなことがあったね」
ルル「本当に・・・・なんか話してて思いましたけど、多くの人が商店の知名度がないと
どこの商会に所属してるかとか聞かれて、無名だとなかなか売り込むのって大変でしたね」
リリー「そうだねー、でも色々見れてよかったねー」
歩いていると汚れたローブで顔を隠した人が1人通り過ぎる間際ぶつぶつ許さないと言いながら
過ぎていった
ちらっと見えた服装と声からルルはなにか見覚えのあるような表情をして
ルル「サファちゃん・・?」
リリー「どうしたの?」
ルル「いや、今何かサファちゃんみたいな気がして・・・」
リリー「こんなとこに?・・・そんなわけないでしょサファちゃんあんな格好しないよ」
ルル「そう・・だよね!気のせいだと思う」
そして、2人はベルグルドの町に戻っていった
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