18話ーーー知識は武器になるーーー
ルルは妄想の中、リリーは手をひいて歩いて行く
途中リリーが町の人にギルドを聞きギルドで泊まるところを聞いて町の中を歩いて行くのだが
ルルは妄想に花が咲きすぎて何も聞こえておらずリリーに合わせて歩くことしかできなかった
そして、たどり着くと変哲もない宿だった
リリー「ついたー!」
ルル「え?あ・・はい!」
その宿は特に何も正面からは見えずルルは平常心を取り戻した
(あ、普通の宿だ!・・・私の考え過ぎだったのかな・・・ふう)
そして、中に入ると
宿屋のおかみ「いらっしゃい!」
リリー「こんにちは!」
宿屋のおかみ「どんな部屋がご希望かい?」
リリー「露天風呂付の所がいいんですけどー!ありますか?」
宿屋のおかみ「あー!あるよちょっと高いけど大丈夫かい?」
リリー「大丈夫です!」
ルル(え!?露天風呂!?・・・まさか2人きりで温泉?)
ルルはニヤケと変な焦りが顔に出ないように必死に堪えて体をプルプル揺らす
リリーはお金を渡し部屋に通される
そして、その部屋はいつもの宿の4倍はあろうかという広さに
部屋と同じくらいの広さに見える温泉がついていた
リリー「ひろーーーーーい!」
ルル「す、すごいですねこれ」
部屋を見ながらワーキャーする2人
数分経った頃ふと冷静になったルル
ルル「でも、ここすごく高いですよ・・・これ、経費で落ちないですよ・・・」
リリーは(あ!しまった)と一瞬思ったが
リリー「いいんだよ!いつも頑張ってるんだしたまにはこういう所でお金使って
リフレッシュするのも大事じゃん?」
少し考えてルルはそうですね!と納得した
ルル「とりあえず、明日からラフィンさんが言ってたように商人やギルドの方、領主の人と会えれば会って
町を観光しながらどんな町かも見ていきましょ!」
リリー「そうだね!」
その夜・・・
ルルは温泉でリリーがイチャイチャしてきたのにあっさりとリリーがルルを置いて
寝てしまい
ルルはどうしたらいいのかわからない気持ちをモヤモヤと抱えながら
寝れずにいると
寝相の悪いリリーがルルの方に転がってきて
寝言で「ルルちゃん」と言ったことで
ルルは寝れずに朝を迎えた
それから、一か月の間リリーとルルは町の領主との会える日程が来るまで商人やギルドに行き
断られ、断られ、断られてもあきらめずに
とにかく体力がある限り、話をして行き空き時間で町を見て回った
そして・・・
リリー「いやーこれで全部だねー!長かったー!」
ルル「そうですねー結構行って話してみましたけどこんなに
取引してくれそうなところが少ないなんて・・・」
リリー「だねー!あれだけ回って2件だもんね」
ルル「やっぱり、ここは大きい町なだけあって冒険者の数も多いからか
なかなか取り合ってもらえませんでしたね」
リリー「だねー!それに話してくれたところも契約書見たら細かいところで色んな条件書いてあったり
取り扱いするのに手数料を50%とか・・・」
「でも、こういう大きなところで商売できるなら・・・いいのかな・・」
ルル「ちょっと待ってください、それはよくないと思います」
リリー「でも、チャンスかもしれないよ?」
ルル「確かにこれだけの人口が居れば、儲けになるかもしれないです・・」
「でも、最初に慌てて失敗したら後でこっちが困ります」
「大量に生産はできるけど、利益が薄くて大量に生産しないといけなくなるとリリーお姉ちゃんの
負担だけひどい事になるから私はそれは賛成できません」
「もし、受けたとしてもざっくり粗利益は10~15%・・もし、買いたたかれたり、納品が遅れて
損失が出てしまえば契約書にあった通り違約金が発生してやる意味なくなっちゃいます」
リリー「そうだよねー」
ルル「ラフィンさんは一回契約する前に見ておいでって言ってくれました」
「だから、焦らなくていいと思います、次の町行ってみましょ!」
リリー「そうだね!」
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