17話ーーー自分の目でみて見なさいーーー
リリー「うん全部!」
ルル「リリーお姉ちゃん!?」
ルルは数秒考えて
ルル「あー・・・いいかもしれないですね!」
ケイム「え、ルルさんまで!?ほんとにいいんすか?」
ルル「はい!大丈夫です」
ケイム「・・・ありがとうございます!・・・ちょっと待っててくださいねー」
そう言って袋詰めするケイム
ルル「ここはルルが払います」
リリー「いや、私が払うよ!」
ルル「大丈夫です!これ、後でお店で買ったようにするので」
リリー「あ!そっか!経費ってやつ?」
ルル「そうですそうです!」
リリー「じゃあ、任せちゃうね」
ルル「はい!」
そう言って、ケイムが出してきた魔法石の袋をルルはアイテムボックスに入れていき
全部詰め終わった頃に
お店の入り口のベルが鳴った
カランコローン
???「ケイム~元気にしてるか?」
ケイム「その声は・・ゼノム兄さん!」
ゼノム「なんだ、お客さんいたのか!」
ケイム「お客さん居るときもありますって!」
ゼノム「いつも閑古鳥泣いてるかと思ったぞ」
ケイム「ひどいなーこれでも暮らせるくらいには商売できててるんすよ?」
ゼノム「すまんすまん、いつも暇そうにしてるから心配で・・な!」
ゼノム「あ!すみません、いきなり入ってきてすみませんね」
リリー「えっと、大丈夫ですよ」
周りを見渡すゼノム、そして
ゼノム「ケイム・・・」
ケイム「なんですか、兄さん?」
ゼノム「お前、商品仕入れてるのか?大丈夫なのか?」
ケイム「大丈夫っすよ、そこの棚が何もないのは今、全部売れたんすよ」
ゼノム「バカ言え、こんな一角の棚丸ごと買うなんて・・」
ルル「買いましたよ?」
ゼノム「え・・・?」
リリー「だから、今買いました」
ゼノム「ケイム???本当か??」
ケイム「売ったすよ?」
ゼノム「このお嬢ちゃんたちは・・・どこかの令嬢か何かか?」
ケイム「冒険者っすよ!あと、うちの取引先っす」
ゼノムはビックリしながら大きな声で
ゼノム「冒険者で取引先ぃぃぃ!?」
「・・・・・・・・・」
「いやいやいや、こんな若いどころか幼い子までいて・・どんな奴だよ!」
ケイム「失礼っすよ!この方たちはリリーさんとルルさんって言って・・」
ゼノム「な、なに!?・・・まさかあの爆速でBランクになって、あの魔物の大群をアラーレさんとグラドさんと共に倒しに行ったという・・・あのリリーさんとルルさん・・ですか?」
リリー「え、そ・・そうだよ」
ルル(なんかすごい大げさな・・・)
ゼノム「いや、超有名人じゃないか・・・こんな可愛くて若かったなんて・・・」
リリー「有名人だなんて照れますよー」
ゼノム「俺なんて・・・10年近くかかってAランクにようやくなれたのに」
(一年そこそこでBランクだもんな・・・)
ルル「Aランクなんですか!すごいじゃないですか!」
ゼノム「ありがとう」
ルル「BランクからAランクになれるのは一握りって聞きました!だからゼノムさんはすごいです」
ゼノム(こんな若い子に俺慰められてる・・・・)
「ホント良い子だね、ルルちゃん・・・」




