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2話ーーージェットストリームサイクロンーーー


グラド「さて行くか!・・・・・・ってリリーなんだその腰に大量についているそれは・・・」


リリー「これはですね試作品です!」


グラドはまた何かとんでもない発明品ではないかとヒヤヒヤしながらも


聞いてみた


グラド「リリーまさかこの前のあれみたいなヤバいやつなのか?」


リリー「今度はですね~、うーんなんて言ったらいいんだろう銃とか・・バリスタみたいな感じです!」


グラド「(バリ・・スタとか言ったこの子?・・・こんな携帯用サイズのバリスタってどういうこと・・・)」


結局、リリーの説明では意味が分からずに野営することに・・・


リリー「結構遠いですね~」


グラド「そうだな、町から3日はかかるな!」


リリー「えええー、思ったより遠いです~」


グラド「しかしモンスターが出ることもあるから、一気に進んで馬が疲れたり私たちが疲れてしまっても

モンスターに対応できないからな・・・」


リリー「なるほど、余裕を持ちながら進んでるんですね」


グラド「そうだ、心と体は余裕をもって挑む方が失敗しにくい」


リリー「わかりました!グラドさん」


グラド「何事もなくこのまま、鉱山に行ければそれにこしたことはない」



リリー「そうですね!何事もなくいけたらいいですね!」





そして、二日目の野営


グラド「今日は仮眠するが、なにかあったら起こして伝えてくれ」


そしてグラドが眠って時が経ち、真っ暗な夜空から


月が差し込んで来て周りが明るくなってきた時


リリーはその明るくなってきた山のふもとから無数の眼の光があることに気づく


リリー「(あれ・・・もしかしてブルーウルフ!?えとえと・・・どうしよグラドさんに伝えなきゃ

でも、これじゃ間に合わない)」


慌てていたリリーは手を後ろの方にひいて止まっていた


近づいてくる眼、恐怖とパニックがありつつも


手に当たっている何かに気づく


ガチャ!


その手に触れていたものは試作品だった


リリー「もしかして・・・これなら・・・」


リリーは試作品を構えてブルーウルフたちを見つめる・・・


そして



バンッ!!!



バンッ!!!



バンッ!!!



グラドがびっくりして飛び起きる


グラド「何事だ!?」


バンッ!!!



グラド「リリーなにがあった!?」


グラドの目の前に映ったのはリリーが何やら手に持ちその先にブルーウルフ!!


グラド「こんな時に・・・」


グラドは剣を持ち応戦しようとする


リリー「ロックショットガン!!(石の散弾銃)」バンッ!


グラドは何度か目にしたことのある魔法使いのロックブラストのような射撃に


唖然としたがすぐさま状況を理解し、後ろに回り込んでいたブルーウルフをすぐに倒し


グラド「ここは任せろ!」


リリー「はい!」


目の前に居たリリーの石の弾丸を受けて傷ついていたブルーウルフたちを一掃した



グラド「びっくりしたぞ、リリーきちんと知らせてくれ、危ないから」


リリー「ごめんなさい、いきなりのことでパ二くっちゃって、一人で対処しようとしちゃいました・・・」


グラド「まあ、無事でなによりだよ」


申し訳なさそうにシュンとしているリリー


グラド「そういえば、新しい試作品少ししか見れなかったが、魔法使いのロックブラストみたいな

弾を発射していたな!」


リリー「ああ・・・これですか?これはグラドさんの言う通り以前見たロックブラストを参考にして

この前作った、ジェットストリームサイクロン1号は吸い込む力に風の魔法石を使ったんですけど

一部、土の魔法石に変えて、風圧でで石の破片を飛ばすように改造して作ってみたんですよ!」


グラド「リリーすごいじゃないか!こんなこと今まで冒険していて見たことがない・・・

なにより、魔法を使わないでこんな風にアレンジができるなんて驚いたよ!」


リリー「あはは・・・まあ、今回使ってみてダメージは与えられるけどモンスターを倒せるほど殺傷能力がないから

まだまだです・・・」


グラド「そうなのか?私にはすごい武器だと思ったんだが・・・確かにモンスターを倒せるくらいのパワーがあるといいな!」


リリー「1回、石のつぶてを大きくしてみようと思ったんですけど、これ以上魔法石を増やすと鉄の素材だと

耐久力が足りないみたいで壊れちゃって、色々試したんですけど今できるのはこれくらいです」


グラド「なるほど、だからミスリルなのか?」


リリー「そうなんです!」



ふと、グラドは思い出した


あの武器屋さん品ぞろえがやたら高価なものばかりで鉄なんかの一般的な素材がないことに・・・


グラド「まさか、リリーあの武器屋さん・・・もしかして鉄とかの素材かなり買ってたりする?」


リリー「え?」


しばらく沈黙があった後


恥ずかしがりながらリリーはこう言った


リリー「あ、、、はいあの~ほとんど鉄とかの素材買って試作品作ってたら・・・

武器屋のおじさんが・・・」



ここまで読んでいただきましてありがとうございます。

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