2話ーーージェットストリームサイクロンーーー
そして、数日が立ちリリーはギルドに呼び出されていた
ギルドマスタージン「私はギルドマスターのジンだ!今回君を呼んだのは他でもない・・あのスライムの大量討伐の件だ・・・
あれは多くの人に知れ渡ったために君をFランク冒険者でいさせるのは
あまりにもおかしいということになり今回君にはこれを受け取って欲しい
・・・Dランクの冒険者証だ!」
リリー「え!あっ!ありがとうございます」
ギルドマスタージン「ところであの量のスライムの討伐・・・あまりにも規格外な数どうやったんだね?
一週間ほど前にギルドに来ていたころは数体ほどだと聞いたが・・・」
リリー「えーと、自作武器を使ってこう・・・びゅーーーって吸い込んで、中でガーーーってかき混ぜて~!」
ギルドマスタージン「おぉぉ・・・よくわからんがスライムを吸い込んで倒したのか・・・
なんにせよ助かったありがとう!」
満面の笑みを浮かべるリリー
ギルドマスタージン「しかし、スライムもかなりの数が減った、これからは何か挑戦したいモンスターはいるのかね?」
リリー「うーん・・・今のところ思いついていません」
ギルドマスタージン「そうか、それならば生活費としても申し分の無い額、数か月はゆうに暮らせるだろうから
逆に自分がどうなりたいか考えるのもいいかもしれんな!」
リリー「そうですね!」
ギルドを後にして目の前の大金をどう使うか考えながら宿についてウキウキで寝た・・・
数日後・・・
グラドは冒険者の集まる酒場で噂話が気になり聞いていた
冒険者A「そういえば聞いたかい?」
冒険者B「ああ!あの子のことだろ!」
冒険者C「知ってるよースライムスレイヤー!」
冒険者A「あの子最近、町の端の方の武器屋と道具屋にしょっちゅう出入りしてるらしいぜ」
冒険者B「あんな癖の強いへんぴなとこにか~」
グラドはもしかしてリリーの話なのじゃないかと思い
気になってその話いる冒険者の方に近寄った
グラド「ちょっと待ってくれあんた達それについて詳しく聞かせてくれないか?」
冒険者達から話を聞き、前回にあった時に衝撃が強すぎて何が何だかわかっていなかったグラドは
落ち着いた今、話を聞いて何をしているのか聞こうとその噂のお店に向かった
ケイム「いらっしゃいませ~!・・・あっ!グラドさんじゃないっすか~」
グラド「(相変わらずなれなれしいなこいつ・・)よう!」
ケイム「今日は何を探しに来たんすか?」
グラド「この前の女の子リリーって子がここに出入りしていると聞いたのだが・・・」
ケイム「さっき来てたっすよ!」
グラド「そうなのか?どこに行ったか分かるか?」
ケイム「あーちょっとわかんないっすけど、最近よくきて魔法石についてよく聞かれるっす!」
グラド「(魔法石?そういえば、まえ風の魔法石を買って・・・あのジェットスト・・何とかを作っていたな)
前と同じ風の魔法石か?俺にはその魔法石とやらが何なのかよくわからんが・・・」
ケイム「そうっすね~魔法石ってのはここ数年で使われるようになったんすけど
例えば、火の魔法石ならある程度の時間火を出すことができるっす!
・・・あと、いくつも一気に使うと火力が上がったりするんすよ!」
グラド「そんな便利なものが最近はあるんだな~」
ケイム「そうなんすよ!持ち運べるし濡れたりしても問題ないってことから若い冒険者の方は意外と使ってるっす!
グラドさんも1つどうっすかね?」
グラド「おっさんには新しいものを使うのは難しい・・・今度また教えてくれ!」
ケイム「わかったす!」
グラドは道具屋を出て武器屋に向かった
グラドが店に入ろうとすると誰かの声が聞こえた
???「うーーーん、だから言ってんじゃないか!うちは武器屋であってだなー」
???「そこをどうにかお願いします!」
カランコロン!
グラド「こんにちわ~」
武器屋のおやじ「素材だけじゃ儲かんないんだって!」
リリー「仕入れられませんか?」
武器屋のおやじ「それならいっそ自分で取ってきたらどうだ?」
武器屋のおやじが入り口に居たグラドに気づく
「おう!兄ちゃんいらっしゃい!」
グラド「今何の話をされていたんですか?」
聞き覚えのある声にリリーも店の入り口を見た
リリー「グラドさんじゃないですかー!」
武器屋のおやじ「おう、お二人さんは知り合いかい?
・・・ちょうどよかった、兄さんこの娘さんがよ、ミスリルの素材を仕入れてくれってんだ
だがよ、剣とかだと高いから素材で売ってくれっつうんだどうにかしてくれないかい?」
グラド「リリーそれは無茶な話だ・・・ちなみに店主さんこのミスリルの武器はどれくらいなんですか?」
武器屋のおやじ「グラド・・あのAランク冒険者のグラドさんですか?!」
グラド「はい、そうですが・・・」
武器屋のおやじ「ああ~そうですかい!この剣は4万ゴールドです」
グラド「リリー買えるんじゃないのか?」
リリー「ちょっと難しくて・・・あと、量が足りないんです・・・」
武器屋のおやじ「グラドさんが知り合いならいっそ、2人で鉱山にでも行って取ってきたらいいじゃないですかい?」
グラド「・・・私は大丈夫だが・・(リリーを守りながら戦うことになるかもしれないな)」
武器屋のおやじ「なら、兄さんお願いできねえかな?毎日のようにこうやって来られてちょっとこっちも困ってんだ
だから人助けだと思って・・な!助けてくれよ」
グラドはリリーがどれだけ粘って交渉していたかを考え、少しため息をついて
グラド「わかりました」
武器屋のおやじ「ありがてぇ!サービスすっから欲しいものあったら選んで行ってくれ!」
武器屋の品ぞろえになにか違和感を感じつつも特に気にせず、装備を買い店を出た
その後、道具などをそろえてから
そして二人は鉱山に向かうことにした
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