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14話ーーー時の人ーーー


ルル「今後はメンテナンスや弾の定期的な追加発注なんかがメインになると思うので


もう少し減って毎月120万ゴールドくらいになると思いますよ」


リリー「お金がいっぱい!!!」


何を買おうかと妄想が膨らむ


ルル「リリーお姉ちゃんあんまり無駄遣いしないようにですよ?」


と言ってルルはリリーに利益の半分を渡した





そして1か月と少しが経ち・・・



2回目の利益をもらい


リリーはとあるところで話をしていた


リリー「え!?そんなにするの?・・・うーん


(手持ちもあるし今後定期的にお金が入ってくるって言ってたし)


わかった!(親孝行だもんね!)」






グラド「・・なに!?実家を建て直すお金を渡した!?」


リリー「何を驚いているんですか?グラドさん


親孝行って大事でしょ?うちの両親もすっごく喜んでいて私も嬉しかったです・・それに知り合いも・・」


グラド「なにも、親孝行することを悪く言ってるんじゃないんだ・・・


ちなみにいくら渡したんだ?」


リリー「110万ゴールド程・・ですけど・・どうしてですか?」


グラド「ちょ・・ちょっと待て!そんなお金どこから!」


リリー「この商店の利益からですけど・・・」


グラド「ちょっと来てくれルルちゃん!」


大慌てでグラドはルルを呼んだ


ルル「はい?どうしました?」


グラド「この商店の今月の利益はいくらだ?」


ルル「え?どうしたんですか急に・・200万ですけど」


グラド「これからの利益の見通しは?」


ルル「大体120万ゴールドくらいですよ」


グラドはメモに書き始める


グラド「えーと、120万を11か月1か月だけ200万・・・・えー・・・ざっくり1520万利益が出るんだな・・


つまり、今の商人税率はここは30%だから・・・・450万の税金がかかるってことになる・・・


2人はお金分けているのか?」


ルル「はい!半分こ!してます」


グラド「つまり、760万に対して228万の税金・・・」


グラドはゴクリと唾をのむ


グラド「まさかとは思うが・・豪遊したり、友達や親せき、遠い見知らぬ親せきなんかが


お金を貸してとか店舗を出したいとか言ってきて、お金渡してないだろうな?」


リリー「えっ?なんでグラドさんがそれを知って・・・」


頭を抱えるグラド


グラド「急にお金を持った人間が一番に陥ることだ・・・」


リリー「え・・・それって・・・」


グラド「ちなみに今いくら残ってる?」


リリー「10万か20万ゴールドくらいです」


グラド「ルルちゃん、仕入れの原価はどれくらいかかってる?」


ルル「そうですね、今一番売れている(89式アサルトライフル)銃、ランタンで原価は30%くらいで


他のものだと40%から45%位が原価になってます」


グラド「ありがとうルルちゃん!


・・・リリー真面目な話をするぞ」


リリー「はい・・」


グラド「税金は個人にかかるだからルルちゃんに払ってもらおうなんて考えるな!・・・


それで税金を払うには


そこから、商店にお金をためておかないにしろ最低限の原価の費用を3か月分折半で取っておくにしても


約30万ゴールドが月の純粋な手取りだ!」


リリー「えぇ・・そんな毎月60万入ると思ってたのに・・・」


グラド「貰える利益が全部自分の懐に入ると思っていたら大間違いだ!まだ早く気づけていたからよかったが


これがもし、1年後なんかにわかっていたら・・お金もないのに228万の税金だけのしかかり


この買ったばかりの商店すら売らないといけない事態になっていたところだ」



リリー「そんなの嫌です!」


グラド「いくら、減るとはいえだ!・・30万ゴールドもあれば家もあることだし楽に暮らしていけるだろ?」



リリー「毎月60万使えると思ったのに・・・」


グラド「自分が160万の利益と貯金を使うからだろ!自覚して反省しなさい」


リリー「はぁい・・」


グラド「リリーでもよかったな!この町で!」


リリー「何もよくないですよ、私の頑張ったお金30%も何もしないで取っていくんだから!」


グラド「落ち着け!もしだ他の町や国では累進課税ってのがあってそこだったら今の利益なら45%と10%


合わせて55%の税金を取られる所もあるんだもし、今そこで商売していたらどうだ?」


リリー「55%!!!」


グラド「そこだったら、すでに使えるお金は122万だ・・月に直すと12万ほどしか使えなかったんだ


それでも、一般の人の月収の10倍近くあるがもし後、2か月フルにお金を使っていたら


リリーきみは1年間タダ働きのようなことになるか借金をすることになっていただろうな」


リリーは口が開いたまま固まる


ルル「リリーお姉ちゃん!」


リリー「え?なに、ルルちゃん?」


ルル「早く気づけて良かったですね!」


リリー「でも、結構お金なくなっちゃったし・・・」


ルル「いいじゃないですか!また稼げば!」


ニコニコで喋るルルを見てリリーは元気を取り戻した



ここまで読んでいただきましてありがとうございます。

是非お気軽に評価、感想書いて教えていただけますと嬉しいです♪


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