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13話ーーー小さなものの声ーーー



いっこうはモンスターの居なくなったど真ん中を走っている最中




グラド「しかし、サマナーゴブリンキングは右に居るか左に居るかわからんな・・」


アラーレ「そうね・・・」


リリー「いっそ二手に分かれるっていうのはどうですか?」


アラーレ「それはおススメできないわね」


リリー「どうしてですか?」


アラーレ「それはいくら弱いモンスター達が多いとはいえサマナーゴブリンキングはそんなに弱くないわ」


グラド「そうだな、この量のモンスターを召還しているとなると2体以上いると考える方が自然だ」


アラーレ「2体以上同じ場所に居たらグラドと私でも手こずると思うわ」


ルル「そんなに強いんですね」


アラーレ「モンスターを召還しながら戦うからゴブリンキング複数体と同時に戦うよりはるかに強いわね」


リリー「じゃあ、どうしたらいいんですかー!」


グラド「時間はかかるがしらみつぶしに行くしかないな・・・ダンジョン方向かそれとも逆に何もない方か・・」



アラーレ「それなら、ダンジョンの方がいいんじゃない?


もしかしたらダンジョンからもモンスターが溢れているかもしれないし」


グラド「そうだな、ダンジョンがある方を優先していこう・・・いいなみんな!」



掛け声と同時にダンジョンの方に向かういっこう



リリーとルルが両サイドのモンスターを攻撃し、先頭でグラドがモンスター達を薙ぎ払っていく


先に進むほど、モンスターの数が増える



グラド「これは当たりかもしれないな!」


森の中に入って走って30分が経つ頃・・・


見えたダンジョン入り口には2体のサマナーゴブリンキング



グラド「やはりこっちに来て正解だったみたいだ!」


ルル「あれがサマナーゴブリンキング!」



ルルは何も言わずモンスターに射撃してゴブリンたちを倒す


グラド(連携で補佐が上手くなっていたとはいえここまで考えをわかっていてくれるとは・・)


グラド「アラーレ!温存しておいたんだ、マナは溜まってるよな?」


アラーレ「ええ、任せなさい!」


「ダブルサンダージャベリン!!」



???「アンチマジック・ディスペル」



グラド「どうした?アラーレまさかマナ切れか?」


アラーレ「そんなことは無いはずなんだけど・・」



???「サンダーアロー(雷の矢)」


天にサンダーアローを撃って


???「シャドークローン(影分身)」


リリー達は何だあれ?



・・・と見ていると降り注いでくるサンダーアローの雨



ラビ「お守りしますわ!コンプレス・エア・シールド(圧空の盾)」


グラド「他にも敵がいるようだな」


アラーレ(まさか、さっきの魔法の不発もしかして・・・)



守りにはいった、いっこうをしり目に


サマナーゴブリンキングは召還を始める



目の前に続々とゴブリンとブルーウルフが召還されていく



リリーとルルが銃でモンスター達を撃とうとした時



無数の矢が飛んでくる



グラド「2人とも危ない!!」


アラーレ「アムニディレクショナルシールド(全方位の盾)」


自分たちを守っている間に


モンスターが40体から50体ほど召還された



???「サンダーアロー(雷の矢)」・・・「シャドークローン」


ラビ「コンプレス・エア・シールド(圧空の盾)」


繰り返される魔法の矢と弓矢による攻撃が続き


銃による攻撃は自分たちのシールドを攻撃してしまうので何もできず


アラーレの攻撃魔法はアンチマジック・ディスペルによって無効化され


時間のロスを生み、守りの魔法しかできない状況にされていた



アラーレ「このままじゃやばいわね・・・」


(マナ切れしちゃうわ・・・)


ここまで読んでいただきましてありがとうございます。

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