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10話ーーー気づかぬうちに潜むリスクーーー


そして会計になり・・・


店員さん「1万4000ゴールドになります」


グラドは唖然としている。まさか聞いたこともないメニューが今の宿屋1か月分より高いなんて思いもしなかったからだ


しかし、いい年齢のグラドはここであれこれ聞くのは恥ずかしいと思い


サクッと支払いを済ませ店を後にした






次の日・・・



ルル「グラドさんおはようございます!」


グラド「おはよう!るるちゃん!」


「・・・あれ?リリーは?」


ルル「なんか、朝早くに出て行っちゃいました」


グラド「そうなのか・・それならいいか・・」


ルル「グラドさんもインベスト行くんですよね?」


グラド「ああ!ルルちゃんも行くのかな?」


ルル「はい!」


グラド「じゃあ、一緒に行こうか!」


2人でインベストまで歩きながら話をする


ルル「そういえば、なんでアラーレさんは報酬受け取ってくれなかったんだろー」


グラド「え?・・・まさかルルちゃん自分の取り分から報酬を出そうとした?」


ルル「はい」


グラド「あー・・・そうなのか」


「アラーレはああ見えて誰からでもお金は受け取らないんだ」


「最初に報酬を放棄した時点でリリーとルルに渡る金額が減ることを想定してたんだと思うな」


ルル「え、でもアラーレさんこの前の賊の時は・・・」


グラド「あれはいつもの感じだったが・・・自分を呼び出すアイテム渡したのを見ても


リリーとルルを気に入ったから、今回は報酬を貰いたくなかったのかもな!」



ルル「そうなんですか?でもお金ってほしい物じゃないですか」



グラド「まあ、私の予想だがギルドマスターの対応、最近出てきたスクロールなんかは


アラーレが独自に作っていたモノに似てるからもしかしたら結構お金持ってて


別のものが欲しいのかもな!」


ルル「別のもの・・・」


ルルはアラーレにキスを求められたことを思い出す


顔を赤らめながら、ルルは思わず小さな声でつぶやく


ルル「え・・じゃあ・・アラーレさんてもしかして・・」


グラド「ん?アラーレがどうした?」


ルル「あ!!いえ、違うんですなんでもないです」


グラド「そ、そうか」


ほどなくしてインベストバンクに到着する


グラド「ルルちゃんは今回どれくらいいれるんだ?」


ルル「そうですね、今回貰ったほぼ全額入れちゃいます」


グラド「すごい豪快だな・・・少しは取っておいた方がいいんじゃないか?」


ルル「あ、そうですねー・・」


グラド「生活防衛資金は持っておいた方がいいからな」


ルル「じゃあ、175万ゴールド入れて、後は手持ちとギルドに預けておきます!」


グラド「いいと思うぞ!生活防衛資金はそれくらいあれば充分に足りると思う」


ラフィン「おやおや!グラドさんそしてルルちゃんじゃありませんか!」


グラド「どうもこんにちは!ラフィンさん」


ルル「ラフィンおじさんこんにちは!」


ラフィン「お2人ともまた入金ですか?」


グラド「そうなんですよ」


ラフィン「これはせいが出ますね」


グラド「いえいえ」


「そういえば、旅の途中でグリフさんという方に会いました」


ラフィン「おお!グリフですか」


グラド「はい!そこでスクロールをいただいたのですが・・・」


ラフィン「もしかして、転移のスクロールでしょうか?」


グラド「はい!ただ欲しいスクロールは別なんですけど」


ラフィン「ほお?・・・と言いますと?」


グラド「そこで教えてもらったのですがスキルを習得できるスクロールがあるとか・・」


ラフィン「グラドさん、お耳が早いですね!・・・はい!ありますよ」


グラド「本当ですか!ぜひ見せていただきたいのですが!」


ラフィン「ええ、もちろん大丈夫です」



グラド「ありがとうございます!」


ラフィン「ルルちゃんもついてきますか?」


ルル「ルルもいいんですか!」


ラフィン「ええ、もちろんです」



そして、2人はラフィンの馬車に乗せてもらいラフィンの商会の別の入り口から案内された


ラフィン「こちらです」


グラド「いつもの入り口とは違うんですね」


ラフィン「ええ、転移スクロールなんかは通常の売り場の方に置いているのですが


ほとんどのものが高額なものなので別の場所でご案内させていただいております」


グラド「なるほど!」




店内に入るとスクロールの山


グラド「すごいですねこれ・・全部ですか?」


ラフィン「ええ、全部スキルのスクロールですよ」


ルル「これだけあったら、最初から強くなれそう」


ラフィン「確かにそうですね」


グラド「これだけあっても逆に使いこなせなさそうだけどな」


ラフィン「ええ、確かに習得すればすごい冒険者ができるでしょう・・・ですが


どんなスキルでも得たスキルを使いこなす経験、熟練度がものを言います


グラドさんならわかるんじゃないですか?」


グラド「そうですね、中途半端なスキルいくつもあるより、とびきりのスキル1つ2つあるほうが強いと思いますね」


ルル「そうなんだ!・・あ、スクロール見てみてもいいですか?」


スクロールを見ていると


スッとミラクルラビットがルルの頭の上に現れた


そして、1つのスクロールを指さす


いっぽうその頃、リリーは


リリー「これで2人を驚かせてやるんだから!へへへへへー!」


何かを企んでいた


ここまで読んでいただきましてありがとうございます。

是非お気軽に評価、感想書いて教えていただけますと嬉しいです♪

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