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10話ーーー気づかぬうちに潜むリスクーーー


グラド「なにやってるんだ?2人とも」


リリー「わっ!グラドさん」


ルル「いつの間にここに居たんですか」


グラド「いや、なかなか2人とも来ないから気になって歩いてきたんだ」


ルル「あ、あのそうですか」


グラド「何、2人とももめてる感じなんだ?・・なにかあったのか?」


リリー「いや、その・・えーとアラーレさんが・・・」


グラド「アラーレがどうしたんだ?」


リリー「いやその・・・」


グラド「あいつまた何かやったのか?」


リリー「いくら何でもアラーレさんが報酬に女の子からのキスとか求めたりとか・・・


ないです・・よね?」


グラド「いや、普通にあいつは全然そういうの言うなー」


リリー「え・・・」


グラド「アラーレは全然言うと思うぞ?」


リリー「え、言うんですか・・?」


グラド「まあ、私が言っていいのか分らんが可愛い女の子大好きだからなーアラーレ」


「で?なにを怒っていたんだ?・・・リリー?」



リリーはルルが嘘をついてないと思えてきて


申し訳なくなってきて


リリー「ルルちゃんごめんね!私、勘違いしちゃって!・・・大好きなルルちゃん盗られちゃうと思って怒っちゃって!」


ルルは大好きな私を盗られると言う言葉が何度も脳内でリピートされこう思った


やっぱり、私のこと恋愛的に見てて好きな人、盗られると思ってたからあんな風に怒ったんだと


怒られてしょんぼりとしていた気持ちから、一気にニヤニヤしてしまいそうな嬉しさになる


ルル「わ、わかってもらえたらいいんです」



リリー「ホントにごめんね」


リリーはルルを抱きしめる


ルルは罪悪感なんか忘れてその抱きしめられている事実を堪能した





その後、酒場で


グラド「何はともあれ2人ともいつもどうり仲良いい感じになってよかったよ」


ルル「ルルはリリーお姉ちゃんといつも仲良しですよ」


それとなくルルはくっつくついでに椅子をずらしてリリーの椅子に近づける


グラド(仲いいとはいえなにか・・・・)


(ダメだ・・・おっさんが変な想像してると思われかねない・・やめよう)




グラド「そういえばリリー言いたいことがあるんだ」


リリー「なんですか?」


グラド「あのな今回ので分かったと思うが依頼を安請け合いしちゃダメなことわかったか?」


リリー「はい・・・」


グラド「どんな、依頼でも簡単に見てはいけない何より、内容も聞かず行くのは本当にダメだ」


リリー「ごめんなさい」


グラド「今回はどうにかなったが、みんなを危険にさらしてしまったり


失敗してしまえば、信用が落ちたりして仕事が減ったり極端な話、仕事がなくなることもある


だから、話は最後まで聞いてから引き受けような?」


リリー「わかりました」



グラド「しんみりするのもなんだから今日は私のおごりだ好きなもの食べてくれ!」



リリーとルル「やったー!」


ルル「ルルはいつも通りのでお願いします」


グラド(ルルちゃんはホント良い子やー!)


リリー「えーっと私はー・・最高級シャトーブリアンのステーキのキャビアのせとー!天然オマールエビください!」


グラド(リリーほんとにお前は・・・)


(え・・・というか、そんなメニューあったのか!?)


ここまで読んでいただきましてありがとうございます。

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