10話ーーー気づかぬうちに潜むリスクーーー
リリー「2人とも私を置いてかないで・・・」
グラド「すまん」
ルル「ごめんね、リリーお姉ちゃん」
リリー「でも、2人が一生懸命考えてくれてるのは伝わったよ!」
ふと我に返り考えるグラド
グラド(ん?・・・あれ普通に話したけど・・・)
恐る恐るルルにグラドは聞く
「ルルちゃん一体・・・いつそんな知識を・・・」
ルル「え?・・あー!この前ラフィンおじちゃんと喋ったじゃないですか?」
グラド「ああ!ラフィンさんか!」
ルル「あの時に商売には商売にはお客さんを引き込むためのアイテムと
利益を出すアイテムは別だって聞いたんですよね」
グラド「そんなのよく覚えてたなー!」
感心するグラド
ルル「ルルは力があるわけでもお金があるわけでもないだから、知識は誰よりも学びたいって思ったんです」
グラド「素敵なことだと思うぞ」
リリー「ルルちゃん凄い!」
グラド「リリーも見習え」
リリー「グラドさんきびしぃー」
ギルドに行ってから1週間が経過したころ
アラーレが転移してきて合流し
グラド達いっこうは色んな意味で胸いっぱいでギルドへ向かった
ギルドマスタージン「すまんな、長いこと待たせてしまって!」
グラド「いえ、大丈夫です・・・それで・・どうなりました?」
ギルドマスタージン「今回のモンスター・・・」
グラドは息をのみ何と言われるのかヒヤヒヤしながら言葉を待つ
その時間はなぜか長く感じられる
ギルドマスタージン「Sランク相当と認められ、コアはなかったものの
600万ゴールドを報酬として払うことで落ち着いた」
ドンッと置かれるお金
「コアまであれば1000万ゴールドはいけたのじゃが・・」
目の前に出てきた大金に目がくらむリリー
気まずそうなグラド
ビックリしているルル
視線を逸らすアラーレ
それぞれの思いは違っていた
ギルドマスタージン「すまんな、Sクラスとはいえ最低限の報酬になってしまって・・・」
グラド「いえ、全然大丈夫です・・・」
ギルドマスタージン「その代わりと言っては何だがリリーくん、そしてルルくん、Bランクの冒険者証だ
受け取ってくれるか?」
リリー「え!いいんですか!いただきます」
ルル「えーと・・・いただきます」
ギルドマスタージン「そして、グラドさん・・Sクラス冒険者証だ!受け取ってくれるか?」
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