9話ーーー圧倒的な敵、願いをささげる乙女ーーー
その言葉に少し感動を覚えるリント
リント「リリーさんっ!」
グラド「しかし、ここまで事を起こしたんだ負傷者も出してるだろうし・・姿を見た人だって・・」
ルル「え、でも私たちが来た時も見えなかったですよね?」
グラド「それはそうだな」
リリー「他の人に姿を見られたことはあるリントくん?」
リント「ぼくがクリスタルゴーレムの闘いに今日以外魔法を使って割って入ったことは無いですけど・・」
アラーレ「リント?反省しているの?」
リント「はい」
アラーレ「あなたはどうしたいの?」
リント「ぼくはどうかしてました、全員を疑ってこんなことして・・
でも、ぼくはまたやり直せるならこの研究した成果で僕を救ってくれた
今いる皆さんの力になりたいです!」
アラーレ「なら、あなたに奴隷紋・・つけて私達を裏切らないようにするっていうのはどうかしら?」
グラド「アラーレ!それは!!」
アラーレはグラドの耳元で小さな声でこう言った
アラーレ「考えてもみなさい、この子また放置してまたこんなモンスター何体も作られて
反旗をひるがえされてみなさい?どうにかできるの?」
グラドはその話を聞いて仲間にしておく方が利があると判断した
グラド「んっんっ!(咳払い)リントくんはそれでもいいのか?」
リント「はい、大丈夫です」
アラーレ「じゃあ、刻印するわね」
そう言って、1分ほどで奴隷紋が刻まれた
グラド「さて、ギルドにどう報告するか・・・だ」
リリー「あのクリスタルゴーレムそのままギルドに持って行っちゃたらどうですか?」
グラド「あんなのどうやって運ぶんだよ・・」
ルル「だったら、ルルのアイテムボックスに入れたらどうですか?」
グラド「さすがにあんなの入るの・・・か」
グラドが喋ってるうちにルルはクリスタルゴーレムをアイテムボックスに入れ始めていた
グラド「え!?うそーーー・・・」
アラーレはそれを見てなにかおかしいと思い、ルルの手にはめられた指輪を見つける
ルル「入りましたー」
アラーレ「ルルちゃん、その指輪!」
ルル「あ!これですか?風の指輪らしいですよ」
アラーレ「そういうことね」
ルル「なにがですか?」
アラーレ「ルルちゃんはラビちゃんテイムしてるから風の力が強くなってて
アイテムボックスにも風の力で吸収したり、吐き出したりする効果がついたのね」
グラド「私にも説明してくれないか?」
アラーレ「モンスターテイマーはテイムしたモンスターの能力を
ある程度使うことができるようになるのよ
だから、ルルちゃんも風魔法が付与されてるの」
ルル「ということは私も魔法使えるんですか?わーい」
グラド「あんまり聞いたことがないな・・」
アラーレ「それは属性持ちのモンスターなんて限られてるから知らないのも無理ないわ」
ルルは離れて何か魔法を出そうとしている
アラーレ「ルルちゃん、もっと具体的にイメージしてみて?」
ルル「はーい!」
すると、小さめのつむじ風みたいなものが起きた
ルル「やったー!」
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