7話ーーー生活に潜む罠ーーー
いっぽうその頃、リリーとルルは
リリー「ルルちゃん!綺麗な体してるね」
そう言って、リリーは抱き着き
「柔らかくてもちもちでスベスベ!たまらん」
ルル「ちょっと、リリーお姉ちゃん!どこ触って・・」
リリー「いいじゃん、女の子同士なんだしー」
ルルは嫌がる言葉をかけつつも、あまり抵抗せず
キャッキャしていた時
茂みからガサガサという音がした
ルル「なんでしょう?」
リリー「覗き?」
2人で茂みに注目する
ガサガサ・・・ガサガサ・・・
クゥ・・・・と言ってその何かが倒れこむ
リリ「・・・ホーンラビット?」
ルル「でもこの子角がないですね・・・」
リリー「でも可愛くない?」
ルル「可愛いですね!」
2人で可愛い生き物を見つけ
キャーキャー騒いでいると
グラドが走って駆け付け
グラド「どうした!?2人とも大丈夫か?」
ルル「あ!グラドさん見て下さ・・」
リリー「ちょっとルルちゃん!!」
なにも身にまとっていない2人をまじまじ見てしまうグラド
2人は悲鳴を上げて、グラドを殴りまくった
そして・・・
グラド「2人ともほんとうにすまない・・勘違いなんだ!」
リリーとルルは怒りながらも仕方ないなーという反応をして
騒動の話を聞いた御者のおじさんは
御者のおじさん「あらら・・・大変でしたね・・・」
「ちなみにその水浴びから連れて帰ってきたその子は?」
リリー「ホーンラビットの子供かなって・・・角無いけど・・」
御者のおじさん「お腹が空いているようですし、何か食べさせてみますか?」
そう言って、おかゆのスープみたいなものを作り
ルルにお皿にそそいで出した
ルル「ほら、食べて?」
最初は弱っていてゆっくりと食べていたが
意識がはっきりとしたからか勢いよく食べた
そのラビットはお皿にそそいでいた食べ物を完食して
満腹になったのかルルの膝の上で寝ていた時
ふと、御者のおじさんが
「これは・・・テイムしたみたいですね」
リリー「ルルちゃん凄いよ!テイムしたって!」
ルル「え!本当ですか!?」
リリー「名前なんにしよっかー」
ルル「なんにするか迷いますね!」
リリー「ラビちゃん!」
グラド(安直だな・・・笑)
ルル「いいですね!ラビ!」
グラド(え、いいんだ・・)
ルルは膝に抱えたホーンラビットの子供らしき生物に
ラビという名前を付けて喜んだ
グラド「え、なんでテイムしたってわかるんですか?」
御者のおじさん「ええ、私達みたいに人を見るような商人なんかは元々スキルを持っている場合もありますが
大体は鑑定のスクロールを買いましてそこから熟練度を高めて鑑定スキルを身に着けたりします」
グラド「そんなことはじめて聞きました!」
御者のおじさん「ああ・・それはみんなが知ってしまうと不都合なこともありますが
スクロールというのは低位のものでも高価で一般の方にはあまり普及してないんですよ」
グラド「一体どれくらいのものなんですか?」
御者のおじさん「そうですねー・・」
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