6話ーーー1度よく考えてみてーーー
そう思いその2人を観察しながら数十分が経ち、2人組が店を出るタイミングに合わせて
リリーも店を出た
そして、配当を渡していた男が1人になったタイミングでリリーが話しかけた
リリー「あ・・あの!」
???男「・・・はい?」
リリー「あの・・・さっきちょっと聞いちゃったんですけど・・・」
???男「あー先ほどの喫茶店の話でしょうか?」
リリー「はい・・!投資の話してるの聞こえて・・・」
???男「あなたは投資にご興味があるんでしょうか?」
リリー「はい!」
???男「そうでしたか!わたくし、クルックと申します」
リリー「私はリリーって言います」
クルック「リリーさんはどのような投資ご興味があるんですか?毎月配当ですか?
それとも先ほど話していた半年ごとの配当でしょうか?」
リリー「え!?毎月とかあるんですか?」
クルック「はい、少し配当額は減ってしまうんですけど・・・」
リリー「それはどれくらいなんですか?」
クルック「毎月は3%の配当なんですけど、半年ごとのものは20%で
年利に直すと毎月のものは36%、半年ごとのものは40%になっております」
リリーはその数値の大きさに30万ゴールドで毎月9000ゴールドと
頭の中が欲望で溢れ、クルックという男に30万ゴールドのほとんどを預けた・・・
その日の夜
グラド「リリーお帰り遅かったな」
ルル「リリーお姉ちゃん、なにしてたの?」
リリーは2人を無視して他のところで投資の話をしていたなど言えず
リリー「ちょっと、うろうろしてたの」
グラド「なんだ、ケイムの所にでも行ってたのか」
リリー「そ、そうだよ」
グラド「今回は何を買ってきたんだ?」
リリー「ちょっとね・・秘密!」
ルル「ルルも何買ったのか知りたかったなー」
リリー「今度見せるね」
グラドはこのリリーの返答に違和感を感じながらも一旦流した
グラド「今日のご飯は何にしようか?いっそ、いいレストランにでも行ってみるか!」
ルル「ルル賛成です!行ってみたい!」
リリーは内心、手持ちが少ない事を気にしたが今からお金が毎月入ってくると考え
ご飯を食べに行った
そして数日後、そろそろ冒険に行くという話をグラドが始めて
3人でグラド行きつけの武器屋に行き、装備を整えている時
リリーはいつもと違い、豪快な買い方をしない事にグラドは
数日前の隠し事を思い出し、なぜお金のある今
最初に鉱山に行く時できなかった買い物をしないのか疑念をいだき
ルルにリリーから預かっているものがここ数日であるのかをこっそりと聞いた
そして答えを聞いた後
グラド「リリーすまないがちょっと、私とルルちゃんの為にもう少し買い物付き合ってくれないか?」
と言い、それにリリーは快諾し
武器屋を出てから、町の端の方にあるケイムの道具屋の方に向かう
店が近くなるにつれて、リリーはソワソワしだして
それを見たグラドは
グラド「リリー・・・この前の日以来、君の様子がおかしい・・何かあったのかい?」
リリー「い、いやなにも・・・」
一呼吸してグラドは
グラド「言いたくないなら言わなくてもいい」
リリー「ううぅぅ・・・」
リリーはしばらく黙り込み
そして逃げた!!!
追いかけようとするルルをグラドは手で軽く静止した
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