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5話ーーー言った方がいい事、言わない方がいい事ーーーー



リリー「そんな人に言えないとこなんですかここ!」


グラド「落ち着けリリー!そう言う訳じゃなんだ」


リリー「じゃあ、ここは何なんですか?」


グラド「・・・えーとな・・」


???「グラドさん」


リリー、ルル「あー!さっきの人だ!!!」


???「あら、もしかしてグラドさんと喋っている所から・・・」


お金持ちそうな男は大きく笑って


???「グラドさん、インベストについて教えてさしあげたらどうですか?」



グラド「ラフィンさん・・・でも、この歳の子に教えていいものか・・・」


ラフィン「あー・・・なるほど、私たちは何も如何わしいことを

しているんじゃありません、きっと大丈夫です」


挿絵(By みてみん)




グラドは少し考えて


グラド「2人ともギルドバンク(銀行)は知ってる?」


リリー「知ってます」


ルル「ルルも知ってる」


グラド「ここはギルドバンクみたいにお金を預けて

各地の国や町お店なんかに投資するんだ」



ルル「とうし?」


リリー「投資って、怪しいやつじゃ・・・」



グラド「一般的にはそう思っている人も多いな・・・


でもな、キチンとしたところで投資をおこなえば、その集めた資金を元に


新しく設備なんかを買ったり作ったりして儲けたお金をみんなで


分配する・・・山分けする構図になっている」



リリー「でも、投資ってお金失って借金する人ばっかりで儲かる人は一部だって

親が言ってたよ!」


グラド「まあ、それはどういうやり方をやっているかにもよるが今日始めて

いきなり借金するとかいきなり投資したお金が無くなるっていうのは

短期間でコロコロ投資先を変更するようなことをしたり、変な勧誘に乗ってないと

ほぼない話なんだ」


リリー「そうなんですか?」


ラフィン「そうですよ!このインベストバンクのように国に認められたものは

変なことはしません・・・というかできないんですよ」


リリー「どうしてですか?」


ラフィン「私達に販売をする受付の人と、お金を預かるところと、そのお金を運用する所が別々だからです」


リリー「なんでそんなに別々で管理するんですか?1個でもよくないですか?」


ラフィン「1つだと、便利そうですが・・ごまかしてお金を盗んだりできてしまうんです・・なので分けてあるんですよ」


リリー「不正がなくてお金が増やせるとこなのはわかったんだけど・・どれくらい増えるんですか?」


ラフィン「そうですね、早くから始めているので私は年間7%ほどでしょうか・・

グラドさんの方が参考になるかもしれません、今どれくらいでしょうか?」


グラド「そうですね、私は4から5%ほどですね」


ラフィン「うんうん、平均は大体はそれくらいですね」


リリー「え・・・すくない・・」


ラフィン「そうですね、少なく感じるでしょう・・・ですが長い目で見ることが大事ですよ!ホッホッホ」



リリー(5%なんて貰って何がいいんだろう・・・でも、裕福そうな人だしなー)


グラド「そうだな、リリー私が預けた30万ゴールドの5%っていくらかわかるか?」



リリー「え?・・・えーと1万5000ゴールド?」


グラド「そうだ、それが1年間に私が預けていたことによって増える額なんだ」


リリー「え!?2か月分の生活費!?・・・てか、1か月分の給料・・・」


グラド「多いと思うか少ないと思うかはリリー次第だけど、これは投資してるとだいたい毎年それくらい貰えるんだ

まあ、減ったりすることもあるが10年とか長い目で見たらそれくらいなんだ」



考えるリリー、なにを言っているのか分かろうとするルル




グラド「もし、興味を持ったなら私にでも、ラフィンさんにでも聞いてほしい」


少し話した後



ルル「グラドおじちゃん、ルルいっぱいお金持ってても使えないからお金5万ゴールド残して

25万ゴールド、グラドおじちゃんと同じとこに入れてみる!!」



グラド「ルルちゃん!いいのか?」


ルル「うん」





ルルの口座開設やお話をするということでグラドとラフィン手伝いをしている間に


リリーはグラド達に一旦、言葉をかけてから


インベストバンクを出た



リリーは投資に対しての嫌悪感が少し和らぎ、意外と儲からないんだなーと思い


自分が持っているこの30万ゴールドという大金を何に使うか考えながら


道端を歩いていると人ごみの中でボソッと独り言をつぶやいていた


リリー「もっと、30万ゴールドでお金増える方法ないかなー・・・」



歩いている人達がリリーをチラッと見てほとんどの人達がそのまま進んでいく中


数人が立ち止まり薄ら笑いを浮かべた



リリーは近くの喫茶店で立ち止まり、一度落ち着こうと店内に入る


(あー30万ゴールド預けて1年で1か月分のお金か・・・使っちゃうほうがいいのかなー)


数分考えていた時、喫茶店のドアが開き


2人店に入ってきた


そのタイミングでウエイトレスが飲み物を持ってきた


ウエイトレス「はい!カフェラテです」



そのカフェラテを飲みながらリリーは思った


働かずにもうちょっとお金増えたらいいのに・・・と



そんなことを思いながら、ボーっとしていると


こんな言葉が聞こえてきた


???女「いや~あなたを信じてみてよかったです!本当にこんなに増えるなんて!」


???男「いえいえ、私たちは最初に言った通りの配当をお渡ししております

嘘でないと分かっていただけましたか?」


???女「はい!5万ゴールドでこんなに増えるなんて・・・

今度は10万ゴールド増やして預けてみたいと思います!」


???男「えぇえぇ!とても良いお考えだと思います」


???女「5万ゴールドで1万ゴールド半年で増えたんですから次は3万ゴールド半年後に貰えるんですよね?」


???男「ええ、もちろんでございます」


リリーは唖然とした


さっきまで1年で5%なんて聞いていたのに半年で20%!!!


それも、現にここでお金を受け取っている事実


リリーの頭の中に電流走る


(15万ゴールドで3万ゴールドが半年に1回、年に6万ゴールド・・・

つまり、私の全額30万ゴールドならそれの倍・・・12万ゴールド!!!)


リリーは思ったこれぞ夢にまで見た働かず暮らせるいい投資だ・・!



ここまで読んでいただきましてありがとうございます。

是非お気軽に評価、感想書いて教えていただけますと嬉しいです♪

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