5話ーーー言った方がいい事、言わない方がいい事ーーーー
グラド「2人とも聞いてくれ、今回の報酬だが・・・みんなで3等分しよう」
リリー「いいんですか?」
ルル「ルルももらえるんですか!」
グラド「ああ、もちろん」
リリー「私、グラドさんが多くもらってもいいと思ってたんですけど・・・」
ルル「ルルもあんまり何もできてないし・・・」
グラド「いいんだ、リリーが居たから決定打を打つことができたし
ルルが居たから、大量のアイテムでリリーのことを手伝えた
誰一人、欠けてもあのロックゴーレムは倒せなかっただろう・・・
だから受け取ってくれ!」
リリーとルルはとても喜んだ
ルル「ルルもリリーさんとグラドおじちゃんの仲間って思ってもらえたことすごく嬉しいです」
と、ルルは涙ぐみながら言った
リリーはルルを抱きしめて
リリー「ルルちゃんはもう、大事な私たちの仲間だよ」
グラドは少し照れくさそうに笑った
そして、翌日グラドが朝から昨日の報酬を全部持って部屋から
こっそりと抜け出していく所を窓から見かけたリリーとルルは
ルル「なんか怪しいです!」
リリー「うん、怪しいね・・・」
2人はグラドをこっそりと追いかけた
そして、立ち止まってグラドが裕福そうな男性と話しているのを見る
ルル「なんかお金持ちっぽい人と喋ってますね」
リリー「グラドさんもしかして、昨日のお金・・・」
ルル「なにか、あの人から買うんでしょうか?」
リリー「30万ゴールドって3年分くらいの生活費だよね・・何買うんだろ・・」
リリーとルルはそのまま2人を尾行した
グラド達はある建物に入っていった
ルル「ルル見たことないけどすごく豪華な建物!」
リリー「この建物見たことはあったけどいったい何のお店なんだろうね」
ルル「気になります!行ってみましょう」
そーっとドアを開けて
だだっ広いフロアの周りを見渡すと奥にグラドを見つけた
その窓口でグラドはお金の袋を丸々渡していた
リリーとルルはびっくりしながら見てはいけないものを見てしまった
感情になりながら2人でアワアワしていると
不思議に感じたお店のスタッフが声をかけてきた
スタッフ「お2人様どうかされましたか?」
いきなり話しかけられたことにびっくりした
リリーとルルはうまく反応できず
少し騒ぎになっていると
気になったフロアにいる人達の視線が注がれる
グラド「ん?」
気になったグラドは周りを見渡すとみんな同じ方向を向いており
グラドもその視線の先を見ると
見覚えのある2人
グラド「あ!・・・」
グラドは頭を抱えながら、受付のスタッフに
「ちょっと待っててもらっていいですか?」
リリーとルルの元にグラドが向かい
「すみません・・・あのその2人なんですど私の連れです・・・」
それを見居た周りの人達は、なるほど!着いてきちゃったんだねと
暖かい視線に変わり
集まってきてた人達は散っていった
グラド「2人とも着いてきちゃったのか?」
リリーとルルはヤバいバレたというような顔をしながらも
ルル「グラドおじちゃんが出ていくの見えたから着いてきちゃってごめんなさい」
グラド「そっかー、まああまり大きな声で言うようなところに
行くわけじゃなかったから1人できたかったんだ・・・心配させてごめんな!」
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