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魔法使いメルトの物語  作者: 奈々宮 紬
夢干渉の精霊
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弐拾弐話.計画

さて、この物語をお読みの諸君。


君たちは僕が嫌いかな?


やぁ!みんなお待ちかねのサクシャだよ!

もっとも、僕は“白の世界”から逃げ出した身だけどね!


まずここから話をしようかな?今、この物語には物語が筋書き通りに進むのを妨害しようとする存在が3種類いる。


確かに番外編の主人公である彼女はその1つだよ。彼女は僕がわざわざこの物語に呼び出した存在だから居てくれて構わない。問題は残りの2種類......


問題の1つ目は“夢破壊の審判”と名乗る存在。彼は物語にわざわざ侵入してくれたようだ。そして、僕は彼に干渉することが出来ない。完全に先手を取れたよ......僕としたことがうかつだったね!まぁ、面白ければなんでもいいけどさ!


そして問題の2つ目。“決着者”と名乗る集団だ。彼ら彼女らは何者かに僕の“白の世界”に侵入する権限と物語を観測する権限が渡されている。まぁ、そんな権限を渡せる存在の心当たりが1つだけあるからおそらく彼女の仕業だろうね!“決着者”の中でも“夢堕ちの女帝”には前の物語を引っ掻き回されて散々な目にあったよ......


ここまでの情報を君たち読者に渡したのは理由がある。なぜ情報を渡したかと言うと、僕と一緒に彼ら彼女らをこの物語から追い出して欲しいからなんだよ!いや、正確には追い出す手伝いかな?まぁどっちでもいいや!


面白ければなんでもいいというのは本心なんだけど、僕が今計画していることを実行するためには物語の大筋を変えるわけには絶対にいかないんだよ!君たち読者の仕事はこの物語を読み進めること。それだけだよ!簡単でしょ?


まぁ、僕の言うこと聞きたくても聞きたくなくても、興味とか好奇心があれば物語を読み進めちゃうよね?

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