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魔法使いメルトの物語  作者: 奈々宮 紬
夢干渉の精霊
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拾話.夢破壊の審判

あははは!


ようこそ、俺の領域へ!


俺は“夢破壊の審判”


世界を断罪する者だ!


君たちは本当に面白い!


こんな終わりなき世界をよく読み続けられるもんだ。


この物語は甘すぎる!


つまらない物語はただ虚しさしか生まない。


さぁ、この物語の主人公を断罪しよう。


そして変えてやる。


この甘すぎる物語を!


物語にはちょっとした想定外が付き物だ。


こんな息苦しい物語は不要だ。


こんな終わりなき物語など無価値だ。


俺がその甘さを断罪して


物語を面白くしてやろうじゃないか。


君たち読者は作者の書いた字を


目で追うことしか出来ないが


登場人物の1人である俺は


物語そのものに干渉出来る!


君たち読者は自分の惨めさに気づき


愚かさを悔やみ


無意味さを理解することになる。


あはははは!


この物語が面白くなろうとしている!

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